塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

身内から褒められるありがたみ

2013-02-27 17:20:12 | 日記
 皆さんが日々の業務で毎日扱っているであろうパソコン、ファックス、そしてコピー。

 僕の日常でこれらを使うことは全くといっていいほど無い為、最近参考書を片手にエクセルを自主学習しています。

 馴染みが無いので行き詰まることもありますが、自分なりに勉強することで自分の中にある「下手くそ」という概
念を少しでも減らしていきたいと思っています。

 日本代表も海外遠征を増やす事、予選を勝ち抜くことで苦手と言われていた敵地での戦いに活路を見出すようにな
りましたから。

 両親は僕が作った資料を見て

 「おお、凄いじゃないか」

 と褒めてくれますが、身内の贔屓という側面もあり嬉しさ半分、情けなさ半分という感じですが、それでもやる気
の源になります。

 子供たちがコーチの指導を受け、

 「よくやったね!!」

 と褒められることで、次へのやる気、失敗なんてへっちゃらだよ!と思えるメンタルの強さが養えることの意味が
何だかわかった気がします。

 海外リーグで思うようにいかない選手もいます。

 彼らの場合はJリーグではなく引き続き海外移籍を模索する選手が多いですね。

 イタリアからUAEへの移籍を決断した森本は、恩師ゼンガに再会することで自身の未来を自力でこじあけようと
しています。

 森本はきっと

 「ミステルならばきっと自分の存在に敬意を払ってくれるはずだ。」
 「彼は自分のプレイがダメなときは叱り飛ばすが、良い時は必ず褒めてくれる」

 という確信があるのでしょうね。

 もし海外で躓いても日本に復帰する選択肢は捨てないで欲しいですね。

 躓いた時は身内の暖かさが身に沁みますし、それまで失っていた自分への信頼、愛情が再確認できる場所であるは
ずです。

 「身内だから褒めるのは当然だよ」

 という声もあるでしょうが、この温かみがあることで人間はやる気が見いだせることも間違いないと思うので。
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野球のわかりやすさ、サッカーのわかりにくさ

2013-02-27 13:40:47 | 日記
 熱心な野球ファンは目前に迫ったブラジル戦だけでなく、タイガースの藤浪、ファイターズの大谷両投手の出来栄えを
気にしていることでしょう。

 投手が難しいのは、彼らにはボール3まで駆け引きできる権利があります。

 しかし球数が多ければ多いほど体力を消耗し、試合時間が長くなる恐れがありますし、何よりコマンドだけでなく相手
バントや盗塁牽制など、様々なプレイが求められます。

 だからこそ今の時期、報道陣が押しかけないで欲しいと願っている側面があるように見えますが。

 さてJリーグはどうでしょうか?

 この両投手にように今季の新人王を狙える選手、その選手の在籍クラブはどこなのか皆さんおわかりでしょうか?

 正直僕はさっぱりわかりません。

 今日のスポーツナビで安藤隆人氏が今季の若手注目選手を特集していますので、関心のある方は是非ご一読をお勧めし
ます。

 安藤氏は冒頭でエスパルスの石毛秀樹選手を取り上げています。

 マンチェスター・シティの練習に参加し、マンチーニからもすこぶる評判が高かった石毛選手ですが、アレックスに小野、
そして高原と主力を移籍させ若手の土壌を整備しているゴトビ監督のアイコンとも言える存在です。

 恐らく彼くらいの知名度があれば、エスパルスファンだけでなくサッカー好きなら

 「ああ、あの選手ね」

 という連想はできます。

 しかし一般の方ではそうはいきません。

 プロ野球がドラフトという衆人環視の中で補強が決まる中、当然1位で指名された選手は高額の年俸と契約金が提示され
その瞬間からメディアとファンの視線が一気に集中します。

 勿論球団によって1位指名の意味合いは異なりますが、それでも毎日のように報道されれば一般レベルでも名前は浸透し
ますからね。

 サッカーの場合は球団が独自に入団会見を行い、その獲得ルートもクラブによって異なります。
 
 このわかりにくさの解消が、新規ファン獲得に結び付くかもしれません。
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レッズ、敵地で3失点

2013-02-27 01:00:17 | 日記
 ナイキが新しくデザインしたエメラルド・グリーンが、ホームを彩る赤に対して見栄えのよいコントラストを描いて
いました。

 しかし良かったのはここまでで、チャンピオンズ・リーグ初戦、中国に乗り込んだレッズは0-3で広州恒大の前に
完敗しました。

 僕はダイジェストで見ただけですが、なるほどと思ったのはスタジアムの詰めかけた観客の多さです。

 以前どこかで読んだのですが、2002年ワールドカップ以降(自国開催のアジアカップ2004は除きます)国際
舞台から遠ざかる中国代表。

 日韓がワールドカップと五輪だけでなく、欧州リーグに選手を送り込む中で中国は蚊帳の外に置かれています。

 ですからチャンピオンズ・リーグで好成績を得ることは、今の中国サッカーに不可欠な要素であり、ファンの意識も
高まるというのです。

 広州恒大を率いるのはマルチェロ・リッピで、前線にはパラグアイ代表のルーカス・バリオスが控えており、ネーム・
バリューの観点からすればレッズは完全に劣ります。

 映像には移りませんでしたが、3点目は鈴木のオウンゴールと言う形で、最後レッズは選手皆がが疲労と集中力の欠如
に襲われたのでしょうか?

 グループリーグを終えた際に

 「広州と対戦した際、最後の3失点目が余計だった」

 とペトロビッチ監督が苦虫を潰さないよう、レッズは帰国後開幕に向けたJリーグとチャンピオンズ・リーグの掛け持
ちに、再度準備が必要となります。

 日本ではアジアチャンピオンズ・リーグの報道が増えてきましたが、観客動員が今一歩という側面がありますから、こ
の点を改善し選手の後押しが出来ると良いですね。
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2002、2010それぞれのワールドカップ

2013-02-26 22:41:17 | 日記
 キャピタル・ワンカップ決勝はスワンジー・シティがブラッドフォードを

 「5-0」

 という大差で退け、クラブ100周年に大きな華を添える形になり、ラウドルップ監督に対してはレアル・マドリーがそ
の動向を注視しています。

 ゴール・コムに掲載されている「ベン・メイブリーの英国談義」によりますと、ブラッドフォード、スワンジー両陣営は
共に対戦相手に敬意を払う素晴らしい試合だったそうで、ブラッドフォードのファンは選手たちと共に

 「達成感」

 という爽快さを思う存分味わったのです。

 クライフは常に

 「敗れる時こそ美しく」

 と唱え、日本でこの言葉が常に語られるのも僕たちが思う潔さ、言い訳をしないことに通じる概念がある為でしょう。

 しかしその一方で2000年以降の日本代表は、そうした爽快さを伴った敗れ方では無く、どこかよそよそしい敗れ方で
また別の議論を巻き起こします。

 2002年ワールドカップ16強 対トルコ戦
 2010年ワールドカップ16強 対パラグアイ戦

 いずれも識者、ファン問わず

 「8強進出は出来たはず」
 「こんな恵まれた組み合わせ、もう日本には訪れないだろう」

 と思わせるもので、同時に選手たちからも中途半端な終わり方に対し、何かが違うと呟かせたものでした。

 2002年の場合、ウミト・ダバラのヘディングに沈むも、前半終了間際に訪れが三都主のFKが入っていれば、結果は
異なったかもしれません。

 日本が研究されているとは思いましたが、西澤を先発に起用した3-5-1-1が奇異の目を持って迎えられた事も確か
でした。

 ですから先発の顔ぶれを変えていなければとい疑念が、最後まで色濃く反映されて点とファンの応援が届きにくい構造の
宮城で行われたことも、疑念に拍車をかけました。

 もし2002年、がむしゃらにサッカーをして8強に進出していたなら、ひとつの結果論として2010年にも好影響を
与えた可能性はあると思います。

 特に2002年は4強に進出した韓国も、2010年は同じ16強でしたから彼らを戦績で上回ることも視野に出来たは
ずなのですが。
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失敗から学ぶこと、サッカーでも実生活でも

2013-02-26 22:30:02 | 日記
 日本代表だけでなく、僕たちも過去を振り返り上手くいかなかった理由を検証する作業には慣れていません。

 ですから猶更の事、日本代表とサッカー協会、周辺メディアが検証しないこと、敗れた理由を置き去りにしている事に
腹が立つのでしょう。

 本来ならば、僕たちファンも常にその姿勢を持つべきなのですが。

 例えばおよそ15年前、学校卒業を控えているにもかかわらず、僕は仕事が見つからず毎日落ち込んでいました。

 甲府に住んでいた当時、僕が決めていたのは

 「長野に帰る事」

 ただこれだけで、

 1・どんな職種に適性があり、その企業は長野県内のどこに拠点を持つのか
 2・その企業が支払う賃金、休日、賞与の扱い、業務内容や地域貢献活動の調査
 3・自分が記した履歴書と写真の添削、面接練習の不備

 こうした自分が全くおざなりにしている事から目を逸らし、ただただ

 「どうして駄目なんだろう」

 と気落ちしているのですから、全く始末に負えないものでした。

 サッカーでは試合の前に対戦相手の戦力分析、選手たちの体調、そして試合を行う土地に気候、風土などを常に視野に
いれなくてはいけません。

 もし僕が今転職するならば、賃金と休日だけでなく、その企業がどんな志を持ち務める従業員と経営者が、その志の為に
どんな活動を行っているのか、必ず調べます。

 また従業員数も大切な要素となりますし、その土地の風土も見逃せません。

 サッカーでも実生活でも、失敗したことがあって初めて見えてくる物が確かにあります。

 だからこそ敗戦を無駄にできませんし、例えば前回失敗したプチ合コンから感じたことが幾つもあるのが、今の僕の実情
です。
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