塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

憧れの対象を前にして感じること

2017-03-29 00:49:16 | 日記
 荒唐無稽とも取れるかもしれません。

 しかし、Jリーグの関係者は様々な観点を考慮しても、プレミア・リーグを超えることは可能と捉えていますし、僕個人もこの意見を尊重すべきかと思います。

 通常、ウイスキーと言えば本場スコットランドの銘柄を指し、ジム・ビームやメイカーズ・マークのような、バーボンがもてはやされてきました。

 しかし近年は日本のウヰスキーが海外で評判がよく、僕が贔屓にしているニッカも国際コンクールで幾つも賞を得ています。

 そんな中、ニッカは昨日、2016年に限定発売した「ブレンダーズ・スピリット」を再販売しました。

 この背景にあるものは

 1・ニッカの人気が高すぎて、余市にしても宮城狭にしても品数が確保できない
 2・ブレンダーズ・スピリットはブレンデッド・ウヰスキーのために、モルト・ウヰスキーよりも出荷しやすい

 という側面があるようです。

 僕は昨日、昨年買い逃したこのウヰスキーを求めて酒屋をはしごし、3件目にやっと巡り合えました。

 いやあ、嬉しかったですね。

 このウヰスキー、実は数量限定出荷であり、昨年店頭で見たのですが買い逃していたんです。

 そしてようやく、晩酌でその味わいを確かめることができました。

 ここで思ったことは、子供が贔屓選手の履くスパイクを欲しがる気持ちです。

 80年代の米国はまだ人種差別が露骨であり、それを逆手にとったランDMCがアディダスのスーパースターを愛用し、一躍有名となりました。

 賃金の安い黒人は、やっとの思いで購入したスーパースターを、念入りに手入れをして大切に掃いたと言います。

 ミズノのならイグニタス、アディダスならエックスというように、タイ戦で快勝した日本代表選手のスパイクはこども達の憧れです。

 そのスパイクには少しでも選手に近づきたいという子供たちの願いが詰まっています。

 選手も人間ですから思うようにはいかない日もありますが、どうかその批判の中には子供たちからの敬意が含まれていることは、忘れないでほしいと願います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユナイテッド、ネイマール獲得に用意した金額が破格である

2017-03-28 00:29:44 | 日記
 マンチェスター・ユナイテッドがネイマールの獲得資金に240億円準備、と指摘されています。

 これはネイマールと代理人である父親の発案ではなく、あくまで金額はクラブ間で行われるものです。

 NFLのようにリーグ全体でサラリーキャップの取り決めがあり、すべてのチームが金額を遵守する必要がある競技とは異なり、欧州サッカーの契約違約金が年を追うごとに上昇しています。

 もし僕がネイマールの立場だとしましょう。

 「果たして俺が240億円もの金額に値する選手だろうか」
 「この金額に見合うだけのプレイを、毎試合見せられるはずがない、俺も人間だぜ」

 とひどく不安になると思います。

 バイエルンのレバンドフスキのように、仮にバルサ、レアルに移籍してもすぐに馴染めるであろう選手はいると思います。

 一方でバイエルンはまず彼の商談には乗らないと思います。

 言い換えればクラブは選手が感じる必要のない重圧から守る、言い換えれば

 「売らない事でクラブの戦力を維持する」
 「売らない事でシーズン・チケット、スポンサー収入を維持する」

 事も検討すべきではないでしょうか。

 NFLはサイン・ボーナスにドラフト、そしてトレードという形で常に代謝を行い、ファンに新鮮味を与えていますが、それはNFLの市場がまだまだ米国中心であることも影響していると思います。

 欧州サッカーのように世界規模で視聴者がいるならば、選手は移籍で注目を集めるものですが、僕ならばカンベンしてよ、と思うはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて考えてみたマリーシアという意味合い

2017-03-28 00:06:33 | 日記
 稀勢の里関が千秋楽で2勝挙げたこと、地元の方の大歓声を見ていると、関取衆が与える影響の大きさがわかりました。

 同時に過去、Jクラブに在籍していたブラジル人選手から

 「日本はマリーシアが足りない」

 と指摘され続けてきたことも理解できたように思います。

 マリーシアを我が国では「ずる賢い」と訳しますが、僕はブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンなど南米諸国が生み出した「生活の知恵」と捉えています。

 彼らにとってサッカー、コパ・アメリカ、ワールドカップ、リベルタドーレスは3度の食事同様、まさに生活の根本ですからね。

 リードして後半45分を迎えているのであれば、ボールを自陣でまわして時間稼ぎをする
 相手コーナーフラッグ付近でボールをキープ
 審判に適度にアピールする

 つまり、時間稼ぎや審判との意思疎通は勝ち点を得るために重要であり、相手も行っているのだから、我々も行って初めて対等である、と彼らは考えます。

 一方の日本は大相撲、柔道、剣道など、初心者、有段者、横綱だろうが幕下だろうが

 威風堂々と真正面からぶつかる
 心技体を常に高める

 というように、卑怯な手段を用いることに嫌悪感があります。

 南米サッカーでみられる顕著なマリーシアは、日本社会が秩序を得るために育んできた威風堂々、お天道様が見ている、という考えからは完全に逸脱していますよね。

 横綱があれだけの痛みを我慢してたったのも、横綱があるべき姿を見せる責務があったためでしょう。

 最近ではサッカーも情報が浸透し、マリーシアの持つ背景が知られるようになりましたが、タイ戦の視聴率はどうなるでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増加傾向にあるパルセイロ・レディースの露出

2017-03-27 18:43:34 | 日記
 信越放送が平日の13時55分から自主制作している「ずくだせテレビ」

 番組内では当日の信濃毎日新聞の目玉記事が開設されるのですが、今日はパルセイロ・レディースの勝利と横山をたたえる声が聞かれました。

 長野パルセイロ・レディースは本田監督就任以降、右肩あがりで成績と観客動員が増加し、同時に

 1・スポーツナビのような大手も特集記事を組む
 2・県内マスメディアの注目も高まる
 3・とにかくファンが選手と監督を信頼している

 事が顕著となりました。

 横山と国沢という現役の代表、坂本や斎藤のような代表経験者が、ある意味長野市という地方都市に在籍していることが、珍しい現象といえそうです。

 2011年のなでしこのワールドカップ優勝時、リーグの観客度員が爆発的に増加し、同時に代表を多く抱えるINAC神戸には

 1・澤や川澄へのインタビューが殺到
 2・ヒュンメルやサッポロ一番に代表されるスポンサーの充実

 が目立ちました。

 一方でパルセイロ・レディースの場合は、選手たちが一喜一憂するのではなく、とにかく地道に試合を積み重ね、1部昇格をつかみ取り、多くのファンとスポンサーを得てきた。

 つまり、一過性の代物ではないですから、スポンサーは簡単に離れないと思います。

 日曜日は泊産の誕生日で、おなじみのラインダンスのあと、祝福のウォーター・シャワーがあったと聞きました。

 シーズン終了後、このシャワーが優勝の形でもたらせるとすれば、それは本当に素晴らしい光景になりますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕が希望するタイ戦の最終ライン

2017-03-27 11:41:40 | 日記
 明日28日、埼玉スタジアムでタイ戦があります。

 腕章は引き続き吉田が巻くでしょうが、彼と共に戦うセンターバックを上田にしてはどうか、と思うのです。

 昌子でも良いと思いますし、ブレーメンから移籍の打診があるということは、マン・マーク、そして空中戦での競り合い、そしてGKとの呼吸が植田よりも一段上、ということでしょうか。

 単純に植田の出場を希望するのは

 1・森重を休ませる、彼の力は皆が認めている
 2・過去の、大嶽の教訓から

 という2点になります。

 オフト時代、当時の横浜フリューゲルスから常に代表招集されていたセンターバックの大嶽直人は基本出番がなく、戦況を常に眺めている立場でした。

 オフトは時間がない、自身が常に伝えている

 アイ・コンタクト、スモール・フィールドなどの基礎を徹底させる
 選手間の意思疎通を図るためには、固定化してオートマティズムを産む

 事を重点に強化しました。

 その為、最後にレフトバックの人選で悩む形になりましたが、大嶽や大野、江尻などの控えの選手たちの精神は、いかほどの物だったかと想像します。

 今の日本は当時のような選手層の薄さで困ることは無くなりました。

 タイ戦は「いつも」のように行えば無事に勝ち点3を得られるはずです。

 ならば植田や遠藤を起用して底上げを図る、ああ、キリンカップに代表される強化試合とは、ここまで空気が異なるのか、という実体験を与えてはどうか、と感じた次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする