企業には「お局様」と嫌味を言われる女性がいるとされます。
それは「未婚」で「人当たりの悪さ」を揶揄すての表現でしょうが、実際は幾分違うのではないでしょうか。
私の言うことを聞いていればよい
そうしてそんなことをするんだ
余計な事をするな
つまり、自分の理屈に間違いはない、お前は工夫などしなくてよいという市政。
その行為を皮肉にした言葉が「お局」ではないかと推論します。
イビチャ・オシムはこの、選手が創意工夫「しない」ことを極度に嫌がる指揮官でした。
色の異なるビブス
打合せとは異なる練習内容
試合の前ではじめて先発選手が発表
というのも、選手たちに創意工夫、危険をおかすことが必要である、ということを伝えるためでした。
監督は絶対ではない
選手から観察する、学ぶことは非常に多い
とオシムが考えた。
その点が本来ならば、2010年ワールドカップにおいて、世界的に認識されるはずでしたが。
腕章を託された選手が軸になって、給水や選手交代の時に話し合う自発的行動が、日本代表でも見られます。
日本の教育は、個性が必要と指摘しながら、その個性を抹殺しているとの声もあり、今後の改善が必要とされます。
日本代表選手たちが欧州での暮らしを日本に持ち込み、諫言すれば教育の世界も変化するでしょうか。