蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

記憶へのインプット☆

2013年06月11日 11時20分21秒 | 日記
昨日は、午前中に事務仕事を済ませ
午後から中野市の職業訓練センターにて
第3回職業支援講話の仕事。

今回の講座は3日間で修了になるコース。
時間的に短いので身につけるには至らないが
今後社会生活を送る上でのヒントになるよう
大切な箇所を繰り返し伝える。

昨日は最終日と言うことで
3チームに分かれ、まとめのエチュード発表。
テーマは「社会人として求められる人物像」
失敗した経験や迷惑をかけられた経験を掘り起こし
回避や対処方法をグループワークで話し合い
それを寸劇に仕上げて、発表していく。

演劇経験者はいない。
けど、アドバイスを投げかけていくと
あら不思議!
どんどん面白い寸劇に仕上がっていく。
想像力や発想力、考える力って誰でも持っているんだよね。
けど、それを発揮する場所がないので
どんどん退化していってしまう。

お互いに相談しながら、一つのモノを仕上げていく経験は
今後の社会生活に役に立つだろうし
寸劇のテーマ「責任感」「信頼」「時間厳守」などを
自分の頭で考え具体的に視覚化したことは
いつまでも記憶に残っていくことでしょう。

人間って忘れっぽいんだよね。
自分にとって必要でないことはどんどん忘れちゃう。
これは良い面でもあるが
必要なことは記憶にインプットしないと
いつまでも同じ失敗を繰り返すことになる。

痛い思いをすると忘れないって言うけれど
痛い思いをする前に、記憶できたほうがいいよね。

小学生の時、自転車教室や救急救命教室で
実際に体験しながら学んだことがある。
疑似体験は、覚えるのに役に立つ。
つまりエチュード創作は
この効果を期待出来るのだ。

来週から始まる講座は全7回。
しかも受講者が10人と少ないコースなので
じっくり取り組んでいける。

あ、昨日のコース受講者は20人でした。

体のメンテナンス方法や、声の出し方を伝えながら
会社で必要とされる人材になれるよう導いていきたい。

修了後、事務の方と次のコースを打ち合わせをして
一度帰宅してから、大急ぎで稽古場へ向かう。

明後日に公演を予定している「カン太の涙」の稽古は
照明オペのHさんにもご参加いただき
全員揃っての最後の通し稽古を行った。

客演メンバーのうち、くるま座のお二人は
僅か一ヶ月間、週2回の稽古と
稽古回数が少なかったが
既に及第点はクリアして下さっている。

流石ですね~

もちろん培ってきたスキルもあるが
意識の高さと舞台に対する真摯な姿勢を
私たちは見習っていく必要がある。
良い影響を与えていただけるメンバーと
共に舞台創りをしていけることは
夢幻にとっても大変有難いこと。
今後もこの関係を大切にしていきたい。

さて、明日はいよいよ仕込みです。

夢幻をご紹介下さいったM先生に

 やはり夢幻にお願いして良かった

と思って頂けるように
そして終演後、子どもたちの
飛びっきりの笑顔と出会えるように
今出来ることを精一杯尽くして臨みます!