3月に突然いただいたお仕事・・・
それはナント!
信州松代にある皆神神社の
創建1300年記念事業として上演する
『奉納劇』の脚本及び演出でした。
制作を担当するナノグラフィカのたまちゃんから
お電話をいただいたのは確か・・・
「白とかげ」長野公演の本番直前だったかと。
私は公演のことで頭がいっぱいで
ひとまず舞台が終わってから
詳細を伺うということに。
創建1300年の奉納劇??
それを私が???
今年は8月上旬に2018信州総文祭
下旬には小布施オープンエアシアター
更に来年1月~3月にかけて
大きな自主事業を予定している。
総文祭もオープンエアも大事業なのに
その上、1300年の記念事業に携わるなんて
どう考えても無理だよね・・・
あまりにも急に飛び込んできた話で
全く現実味がなかった。
が、終演後、主催者の方が本公演の観劇に
足を運んでくださったと知りビックリ!
ご挨拶もできず、失礼しました(^-^;
ナノのたまちゃんと、ネオンのなつみちゃんも
忙しい中、観劇に駆け付けてくれて・・・
で、長野公演を終えた数日後
ナノグラフィカで主催の武藤さんとお会いして
事業の詳細をお聞きした。
武藤さんは、大勢の方に
皆神神社の歴史と神道について
知っていただく機会にしたいと・・・
口調は淡々としていたが
心の底に秘めた熱い思いが伝わってきた。
「祈りって何だろう?」という単純な問いを
武藤さん自身も考え続けていると仰っていた。
私は常に「祈り」が心の奥底にあるので
それが何か?と、疑問に思ったことがない。
だから、とても新鮮だった。
武藤さんがイメージしていたのは『野外劇』
神社で野外劇・・・
夢幻も「信濃招魂社」で二回
野外劇を上演したことがある。
お社を背景にした舞台は圧巻だった。
つまり・・・
野外劇→夢幻→青木由里
ということか・・・
とはいえ、8月のオープンエアが終わるまでは
殆ど余裕がないスケジュール(^-^;
奉納劇の本格的な練習は9月開始ということで
了承をいただき、その他も私の都合を
全面的に受け入れていただいたため
断る理由がなくなって・・・
奉納劇の粗筋も用意されていたので
何とかやりきれるかな、と。
想像以上に大変な一年になる・・・
心してかからねば・・・
と決意したのが3月中旬
東京公演の稽古真っ只中のこと。
『神道』に関しては、古事記や日本書紀を読み
何となくは把握していたが
ここに来て、再度調べなおしたところ
膨大な情報量になってしまい
考えが甘かったと猛省中。
武藤さんにお願いして脚本の脱稿時期を
延長していただいた。
奉納劇の上演日は、10月20日(土)、21日(日)
皆神神社境内社内にある侍従神社の前で
上演することになった。
お社を背景に繰り広げられる奉納劇・・・
素敵な空間が浮かびあがるに違いない。
長野三光さんにスタッフをお願いしたので
舞台組みや音響照明の不安もない。
今回、夢幻の団員は基本的にかかわらず
ネオンホール&ナノグラフィカさんが制作に携わり
さとけんさんが演出助手を引き受けてくれた。
初めての座組み♪
ワクワクしますね~
あとはキャスト・・・
主催者のご希望でキャストとボランティアスタッフさんを
一般公募することになった。
オープンエアを2回やるってことだね(汗)
ただステージ規模はオープンエアの半分以下。
恐らくキャストも半数以下・・・かと。
ということで、現在キャストを募集中です!
☆ヒロイン募集チラシ
☆キャスト&ボランティアスタッフ募集チラシ
信濃毎日新聞の記事でも紹介されました。
ファンタジーテイストでありながらも
骨太の作品を目指します!
皆さん、奮ってご応募くださいね♪
この奉納劇のご依頼をいただいたことで
神道について掘り下げることになり
結果的に古代の日本を知る機会となりました。
仕事が重なって、マジきついけど
良い時期に日本人のルーツを探る旅を
させていただけていることに感謝の日々(^.^)
小布施オープンエアや次回本公演作品に
良い影響となること間違いなし!