蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

須坂☆キッズシアタープロジェクト発表会 小屋入り!

2020年01月04日 14時28分21秒 | 日記

今日は小屋入り。

 

会場の須坂市メセナホール小ホールにて
長野三光スタッフ、ホールスタッフの皆さんと共に
9:00~15:00まで仕込み&照明つり込み、シュートを行った。

キッズたちは13:00に集合して
リハーサル室で最後の稽古。

昨年より上演時間が短いこともあり
昨年の直前の稽古時よりは流れている。

一昨日の稽古時に気になった箇所を修正し
あとはダンスの練習。

今回歌って踊る曲は3曲。

この他に歌が1曲。

いずれも2015年に製作した「Straight Tiger 直虎」の時に
メンターさんに作曲していただいた曲である。

作詞は私だが、どれも良い曲に仕上がっていて
毎回お客様からも好評をいただいている。

15:00からステージ上で場当たり&リハーサル開始。

キッズたちと一緒にステージ、ソデ、舞台裏を歩きながら
危険個所を伝えていく。

舞台はあちこちにケーブルがあり、ソデは暗いため段差に気づかない。

照明の灯体にあたって倒れたら大怪我をしてしまう。

なので、危険個所チェック&伝達は非常に重要なのだ。

その後、ダンスフォーメーションとシーンの立ち位置確認を行い
通し稽古に入る。

大きなミスはなく通し稽古を終えてホッ。

昨年と比べれば随分まとまっている。

昨年に引き続き2回目の参加者が多いのと
夢幻で訓練を受けているキッズが多いということもあるが
初参加の子どもたちが、本当によく頑張っている。

年末の最後の稽古時、経験のある子たちのほうが科白のとちりが多く
気のゆるみが気になって、団員キッズのうち高学年を招集し話をした。

 本気で頑張るってどういうことなのかな?
 稽古するってどういうことなのかな?

と、質問形式で対話。

 誰でもやれば出来る

 けど

 誰でもやらなければ出来ない

記憶力がある、とか、頭の回転がいい、とか
身体能力がある、とか、その子によって得意分野は違う。

どんなに得意なことがあっても
「やらなければ出来ない」んだよね。

プロと呼ばれる人々も、人知れず練習を重ねている。

逆に不器用なキッズでも、努力を続けられる子は
いずれいぶし銀のような光を放ち出す。

初参加のキッズの中にそういう子がいる。

夢幻キッズたちどこまで私の心が伝わったか不明だが
新年初稽古だった昨日、それぞれ稽古をしてきた足跡が見えた。

今日のリハは大きなミスなく流れた。
流れたが、科白がところどころ聞こえなかったり
立ち位置がおかしかったり
移動を忘れてしまう子がいたり・・・

テンションがイマイチの子もいる。

本番になればテンションスイッチが入るのが子どもたちだから
心配はしていないけど、稽古段階でもう少しテンションを上げられれば
本番はもっと大きく開花できるんだよねー

今回の出演者は、小1~小6の19名。

昨年参加した6年生が、今年はサポーターとして参加してくれている。

先輩が後輩をサポートするって素敵だよねー

須坂市長始めたくさんの須坂市民の方々がこの企画を支援してくださっている。

有難いことです、ほんとに。

 

さて、明日はいよいよ発表会!

本番ギリギリまで完成度をあげるべく、キッズを導いていこう。