北斎ホールシアター2020の台本第1稿をようやく脱稿!
「福島正則 エピソード1」(仮)
毎年タイトルは実行委員会サイドが決めてくださるので
もうしばらくお待ちを❣
悩んだのはコロナ対応演出(~_~;)
出演者が59人という大所帯💦
三密を避けつつ、感動的な舞台を創出するのが私の役目。
台本を執筆しながら同時に演出プランも考えて・・・
できるだけ大勢のシーンでワイワイ喋ることは避け
ダンスシーンや、数曲ある歌は録音で対応する。
お客様や出演者が不安を感じずに楽しめる舞台を
つくらねばならない。
とはいえ、演劇の醍醐味は人間同士の交流、葛藤
今はソーシャルディスタンスを保たねばならないが
繋がりや触れ合いは人間が生きていく上で大切なこと。
そんな時だからこそバーチャルな芝居の世界では
逆にそれを表現することが重要なのかもしれない・・・
という考えもあり、大いに悩んでいる。
ひとまず第1稿を書き上げたけど
語りが多く、自分としては今一つ💦
そして、いつものことながら長い(~_~;)
実行委員会から「90分以内で」と強く言われているが
現時点では120分かかる分量。
セリフ量が多いのでもっとシンプルにしなければならない。
むぅ・・・
歴史物の難しさ。
現代劇ならセリフがなくても感情や表現でわかることもあるが・・・
予算に映像製作費が入っていないので
映像を使うわけにもいかない・・・
もう一工夫必要ですな(^-^;
金曜までに3分の2を書き上げ土曜の夜脱稿。
深夜、劇団員チームに校正を依頼
日曜の午前中、印刷をしてもらった。
いつもながら劇団員たちには苦労をかけてます(^-^;
感謝!
で、午後の稽古で台本の本読みを行った。
初見のため、読めない漢字もあるし
つっかえるつっかえる(笑)
読んでみてもらうことで気づくこともあるし
変更点も見えてくる。
今回の作品は、正則公の幼少期~改易前までを中心に描く。
正則公が治水工事を得意とした理由や
治水工事にまつわるエピソードを中心に
書こうと思ったものの、キャスト一人一人に
少しでも光をあてたいという気持ちもあって・・・
私の作品が長くなりがちな理由は、ここにある💦
正則公を本当の子供のように育ててくれた
豊臣秀吉公と正妻・おね(高台院)や
小姓として寝食を共にした加藤清正公
忠義に厚い家臣団とのやり取り
正則公を陥れようとした徳川幕府や忍びたち・・・
水害に悩まされる人々
石工集団・穴太衆(あのうしゅう)
更には、賤ケ岳・関が原・大阪冬&夏の陣など
正則公の転機ともいえる合戦もあり
全てを描こうとすると、まさに大河ドラマ。
壮大な歴史をぎゅっと凝縮した分
「難しい」という感想もありまして💦
恐らく絵本レベルが良いのだろう。
私自身、長編の物語が好きなので
なかなか絵本のようなシンプルなストーリーを
導き出せないでいる。
初参加の中学生がニコニコしながら
「面白かったです」と言ってくれたのは
素直に嬉しかった。
さてさて・・・
自分で書いた台本をカットするのは
身を斬られるような感覚だが
より良い作品に仕上げるには必要なこと。
シンプルにわかりやすく・・・
今週末には第二稿を仕上げたいが
先にダンスや身体表現の稽古をスタートさせ
台本はもう少し時間をかけるというのも
一つの手段かもしれないなー
良き作品に仕上げる!
それが一番💛