蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

シアター・ワークショップ2回目

2011年10月22日 23時43分50秒 | 日記
今日は、シアター・ワークショップ2回目。

先日掲載された新聞記事を見て
更に一人の中学生がエントリー♪
先週お休みだった高校生の男子も出席して
賑やかで楽しい稽古となった。

みんな一つ一つのプログラムを
楽しみながら真剣に取り組んでいる。
雰囲気は今のところ◎
きっと良いチームが作れるだろう。

来週から、少しづつ作品に入って行く。
まずは、オープニング・エンディングのダンスの振り付け。
ダンス振付・指導をMちゃんに依頼し
来週の日曜日に特別レッスンをする予定。

稽古後の感想は今日も「楽しかった」との記述が圧倒的多数
特にエチュード(即興劇)が楽しかったようだ。
徐々にメンバーの特徴も見えて来たので
来週の稽古を見て、みんなの持ち味を生かせるような台本を
早めに書き上げたいと思っている。

夜は準劇団員の稽古。

キッズの短編劇がなかなか進まない。。
来週から開始時間を15分早めることにして
何とかサンクス・ギビング・デーまでに
完成度を上げていきたい!

青年クラスは、まず外郎売。
今日の目的は、美しい日本語の発声と
発音を身につけること。
これは、基礎中の基礎である。
キャラクターによっては、必ずしも
はっきりと発音したほうが良いとは限らないけど
基本をしっかり出来た上で
キャラ作りをしてもらいたいと思っている。

次は台本を元にして
台詞として書かれていない部分を膨らませる稽古。
発表は全部で5チームだったが
どのチームもそれぞれ特色があって
ユニークだったり、飛んじゃっていたりして
笑わせてもらった。

ただ…
面白さだけに走る傾向が…
あ、コメディなので“面白い”“笑える”というのは
絶対条件であることは確か。
けど、キャラクターの心理を無視するような
役作りをしてしまうと、後で整合性が取れなくなる。
心理や感情や言葉のすれ違いをクローズアップしながら
観客の笑いを誘える演技を見つけ出して欲しいな。

絞り出す感情は嘘
感情は縁に触発されて生まれるんだよね。
自らが無理して絞り出すことなんて
事情がない限りあり得ない。
これをわかると、演じやすくなるし
テンポもよくなっていく。

あ、芝居自体「嘘」なんだけどねぇ~
お客様には「嘘」だって思わせたら終わりなんだよねぇ~
この点だけは忘れないでね、団員諸君♪

観る!読む!

2011年10月21日 23時08分02秒 | 日記
レンタルDVDを5本(上下巻一組)
図書館の本を8冊、借りて来た。

  心が震える作品を観たい!

感覚が鈍るのが一番怖い。
五感を研ぎ澄ましてから
来年度上演予定の作品に取りかかりたい。

DVDは、O君の推薦作品。
年齢も性別も感性も異なる若者が

  ぜひ観てください

と勧める作品を観て
私は何を受け取り何を感じるのかを
確かめたかくて、早速4本を鑑賞。
どれも邦画、洋画につい手が延びる私とは
この時点で大きく好みが異なる。

  愛のむきだし(上巻・下巻) 監督/園子温
  冷たい熱帯魚 監督/園子温
  トウキョウソナタ 監督/黒澤清

「愛のむきだし」にかなりの衝撃を受けた。
信仰・新興宗教・感情・性・家族、そして愛…
永遠のテーマと言える愛という感情と
対峙した作品のように思えた。
エンターテイメント性もあり社会性もあり
キャラクター設定もしっかりしていて
それぞれのキャラクターに説得力がある。
「愛」「命」の提出の仕方に興味をそそられた。

一転して「冷たい熱帯魚」は
実に残酷でストレートな映画…

この2作品、最初に撮影したのが「愛のむきだし」
次に撮影したのが「冷たい熱帯魚」

私は

  なぜこの順序になったのか・・・

と不思議に思った。

「冷たい熱帯魚」のほうが、ある意味純粋に思えたから。
ただ、この作品は好みが大きく分かれるだろう。
「愛のむきだし」のほうが
大衆に受け入れやすい手法を使っている…

「トウキョウソナタ」は、現代社会と
現代に生きる家族の苦悩に焦点をあてた作品。
リストラ・すれ違い・盗み見・コミュニケーション不全…
身につまされるような胸の痛みを感じつつも
観て良かったと思える作品だった。

次にO君に会った時に、彼がどう捉えたのか
どう感じたのかを聞いてみよう。

さて…
来年度に向けて、更に刺激を受けながら
感性を研ぎ澄まし、あの作品に向き合えるエネルギーを
少しずつ蓄えていかねば…

ネオンホールへ

2011年10月19日 15時44分44秒 | 日記
昨夜の稽古後、久しぶりにネオンホールへ。
月一回開催しているという“フリージャムセッション”は
楽器を持参して、その時集まったメンバーで
即興の音楽を楽しむというイベント。
「即興」に惹かれ、しかも昨日は
T君の友人S君が参加するとの情報を入手。
S君はかなりピアノが上手らしく
即興も得意だと聞いて興味を持ち
ネオンへ足を運んだのでした。

ドラム・ギター・ベース・キーボードの即興
なかなか面白かった♪

演劇に興味を持ち始めたと言うS君に挨拶。
ライブが終わった後、ネオンのO君や
ライブに来ていた人たちと話が盛り上がり
気付くと午前2時!

面白そうな映画情報や興味深い演劇の話を聞けたし
S君の耳の良さや腕前も知ることができ
やっぱり行って良かった♪

けど、帰宅が遅過ぎるよねぇ。。
また体調を崩したら大変!
気をつけねば。。。

ワークショップ記事掲載

2011年10月18日 16時19分28秒 | 日記
今日の信濃毎日新聞朝刊の北信欄に
先週土曜日に行ったワークショップの記事が掲載されました。

M記者さん、ありがとうございました。

皆さんもお時間のあるときに是非ご覧ください。

昨日は、Sさんの紹介で役者を志しているという
T君という若者と対話。
演劇の話は、ダレとしても尽きませんね♪
昨夜も、また深夜の帰宅になってしまいました。。

演劇を真剣にやりたい…という人は
長野の演劇界にとって貴重な人材。
T君に限らず、自分から飛び込んで来た人たちとは
何らかの形で関わっていきたいと思っています。

久しぶりのキャンパス

2011年10月16日 16時03分39秒 | 日記
午前10時、清泉祭へ。
去年までは、春~秋にかけて
毎年通い続けた懐かしいキャンパスだ。
白い建物が太陽の光に照らされ耀いて見える。

まずは、体育館で行われている表現コンテストを鑑賞。
その後、キャンパス内を散策していたら
団員やオープンエア参加者たちと遭遇。
去年までお世話になった先生にもバッタリ会い
暫し立ち話に花を咲かせた。
去年の教え子たちにも行き会えたし
懐かしい人たちに会えたのが嬉しかった。

その後、オープンエアシアター参加者が出演するお芝居を観劇。
みんなで作り上げた達成感が伝わってきた。
学生たちが楽しそうで、私も幸せな気分に♪
やっぱり笑顔は良いですねぇ~

疲労が抜けていないので、私は早めにキャンパスを後にした。

清泉の生徒の皆さん、お疲れさまでした♪