蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

MAに新しいメンバーが♪

2013年12月23日 23時08分01秒 | 日記
昨日も、昼間は台本執筆。
夜はMAに行き、帰って来てまた台本執筆。

実は執筆とは名ばかりで、昨日は
本を読み直す時間の方が長かった(汗)
参考にしている12冊の本のうち
6冊をパソコンの脇に置き
間違いがないか読み直しているうちに
いつの間にか本に夢中になっていて
なかなか進まない執筆作業。

そうそう!
MAに23歳のT君が初参加♪
劇団HPを読んで劇団に興味を持ってくれた様子。
稽古見学も希望とのことで
お正月明けの初稽古に、見学に来るそうです。

夢幻は、基本的に稽古を公開していません。
なぜなら団員の集中力が途切れるから。

見学可能なのは、元団員・オープンエア参加者
ボランティアスタッフさんと入団希望者。

MA初参加のT君は、一応入団希望。

入団するか否かは、さておいて
興味を持ってくれたことが嬉しいね♪

学生時代はスポーツをやっていたそうです。

楽しみですね~

先々週も初参加のメンバーが参加してくれたり
久しぶりのメンバーも来てくれたりして
色々な人と交流できるのもMAの良いところ。

今年入団したメンバーもMAに積極的に参加していて
参加している分だけ、体に刺激を受けてか
成長が早いように思う。

やったらやった分だけ、自分の身になるって思えると
稽古が面白くなるんだよね。

年末最後のMAも、楽しい3時間でした。

MA参加者の皆さん、良いお年を!

明年は、1月5日(日)が初MAです♪
お待ちしています!

劇団本公演☆初顔合わせ☆

2013年12月21日 23時07分59秒 | 日記
昨日は、劇団本公演の初顔合わせ。
都合で1人欠席。
他のキャスト8人で行った。

今回の題材は、当初「川中島の合戦」だったが
調査を進めるうちに
「武田信虎・信玄・義信」
親子三代に亘る愛憎を柱とすることに。

あ、勿論フィクション。
史実を元に、想像力を膨らませて
資料には記載されていない人物も
登場したりして、奇想天外な構成。

合戦だけなら、野外劇や大人数のほうが
圧倒的に演出をしやすい。

オープンエアシアターとは異なり
劇団本公演はキャスト9名という小編成。

私が出演するかどうかも悩んだが
高齢の役が必要となり出演を決めた。

劇団本公演作品は、キャスト全員が
基本的なスキルを持っているのが前提で
創作することにしている。

昨年の本公演は、劇団員+特別出演のみでキャスティング。
今年は、劇団員+特別出演+準劇団員という布陣。

劇団員と特別出演のメンバーは
全員10年以上のキャリアの持ち主。

準劇団員は、入団してから3年と5年のメンバー。

ナチュラルな演技(テレビ的な演技)は
基礎がなくても、センスがあったり
内面の解放や脳のシナプスの通りの良い人なら
然程苦労せずに出来る可能性がある。

しかしー
夢幻が目指しているのは
声・体力・身体表現力が高い舞台。
そのためには、絶対的な演技の基礎が必要。
準劇団員の二人が、どこまで食いついて来れるか
どこまでレベルアップ出来るか…

先輩役者陣の皆さん、ビシバシしごいてやって下さい(笑)

話が横道にそれた。

顔合わせはですね~

残念ながら、台本をラストまで
書き終えることが出来なかった。

なので、前半部分のみをプリントアウトして配布し
雰囲気を知るために、暫定キャストで
声を出して読んでもらった。

思いのほか面白くて
この路線で行けそうだと確信し安堵。

今回は、歴史上の人物を描くため
いつもより、詳細な資料を作成し配布。
私が下調べをして得た情報の一部を
印刷したものである。

オープニング曲を聞いてもらったところ
なかなか好評で、ホッ。

稽古終了後、参考資料として読破した本を
キャスト陣に見せたところ
早速タイトルと作家名を写真で撮影し
自分で調べようとしてくれるキャスト陣。
こういう姿勢を持っているメンバーと
舞台を創れることに幸せを感じる瞬間でした♪

その後、特別出演のお三方と一緒にファミレスへ。
久しぶりの芝居談義。

で、舞台になっている場所へ
現地調査に行こうと言うことになり
年末に足を運ぶことに決定。

年末なので全員で行けないのが残念だけど
神社関係は、年始めは混雑するし
お正月以降は、稽古が本腰となるため
なかなか時間を捻出できなくなると思い
急遽年末に行くことにしたのでした。

今回はかなり台本執筆に苦戦している。

下調べに要した日数は40日程度。
梗概作成に一週間。
台本執筆に約2週間。

梗概作成・執筆は、通常の何倍も要した。
自分の想像力の範囲で書く作品なら
サラサラって書けるけど
歴史物はそうは行かない。

書いては

 あれ?西暦何年だったけ?
 今、この登場人物何歳だっけ?
 この合戦、何月だったっけ?

年代・時期・場所は出来るだけ正確に…
そこで起きた出来事に関しては
文献には記載されていないが
「あり得そうな出来事や会話」を思い浮かべ
コツコツと書き進めている。

創作箇所と正確に書く箇所を明確しての執筆作業は
年齢と共に記憶力が低下(?)しつつあるため
書いては、間違っていないか調べて、また書いて…
の、繰り返し。

そんなわけで、時間がかかってしまっている…

さて…来週前半までに台本を最後まで書き上げ
木曜日からは、何としても稽古に入りたい。

公演チラシも年内に仕上げねば…
衣装・小道具は点数が多い。
稽古に必要なものが多いので
早急に取り掛かる必要あり…

協力を申し出て下さっている皆様
何卒よろしくお願いします!

劇団本公演に向けて

2013年12月13日 03時57分57秒 | 日記
当初、近松門左衛門氏の「信州川中島合戦」を読んで

 よし!
 劇団本公演は、川中島の合戦で行こう!

と思い、十数冊の本を読み、その他もろもろ調査を重ねた。

が、調べれば調べるほど

 うーむ…武田信玄と山本勘助はイメージが作られ過ぎてるなぁ…

と思うようになった。

近松氏の物語は、上杉謙信のお城に連れて行かれた
勘助の母と妻が中心に描かれている。
非常に興味深く面白くなりそうな出来事なんだけど
今は山本勘助さんを中心に描くのは
やめたほうが良さそうかな…

長野市で上演するんだし、長野を中心にした話がいいよね…
イメージが固定され過ぎていない人物を主役にしたいなぁ…

武田家に纏わる人物だけでも、山のように登場する戦国時代。
どこを描いても面白そうだが、実際に上演するとなると
人数や男女比、予算などの制約もある。

さて、どうするか…

悩んでいるうちにどんどん日にちが過ぎていく。

悩んでも仕方ない。
何としても決定せねば…

何回か本を読み直し、パターンをいくつか作ってみた。

 これ、いけそう…
 これもいけるかも…

と思い、具体化を始めてみたが

 歴史をなぞるだけじゃ、面白くない!

で、二つはボツに。

 うーむ…

出演者が全部で8~9人
うち男性が3人…
会場は「北野文芸座」
夢幻初の劇場公演である。
あの和風プロセミアムを生かせる芝居にしたい…

と、悩むこと二日あまり…

ようやく切り取る時期と人物が定まった。

タイトルは…

候補が両手分ぐらい出て来て困ったが
今朝、起きた瞬間

 よし、あれで行こう!

ふぅ…大仕事を終えたような気分…

いやいや、これからが一番の大仕事!

あ、タイトルの発表は、暫しお待ちを!

今週中に何とか第1稿を書きあげよう。

いつもなら台本が仕上がってから
舞台図を作成するのだが
今回は舞台図を先に作成し
挿入曲もざっくりだが決めた。

こうすることで、舞台のイメージが明確になり
ステージ上で動き回る役者の身体と声も
より明確に想像できる。

空間と役者を最大限生かすことができれば
面白い舞台になるのは必然だよね。

それに、ここまで出来ていると
稽古を効率的に進められる。

モチロン夢幻パラレルワールドは健在♩

戦国時代の背景・人物・出来事を下敷きにして

 ある時代、とある国の人々の物語

として提出する予定。

時代考証にのっとったドラマは
大河にお任せいたします。

私が創作する舞台は、あくまでもフィクション♩

さて、どんな虚構の世界が生れるか…

楽しみにしていてくださいね♩

おぶせうた~カメラマン~72年前の日曜日

2013年12月09日 13時10分05秒 | 日記
昨日は、午後から小布施町のパフォーマンス・ワークショップへ。
5月から始まったこのワークショップ
来年3月に、北斎ホールで発表会を行うことになっている。

10月頃、ご当地ソングの新曲『おぶせうた』の作曲家さんに
色々とご相談し、手を加えていただきながら
唱歌バージョンとロックバージョンの2曲を作っていただいた。

発表会では、上記2曲の歌とカラオケを元に
歌・ダンス・朗読・身体表現・生演奏を組み合わせ
『おぶせうた☆Mix Performance』(仮称)を行う予定。

私が振付を考えようと思っていたが
色々重なり、時間的にも厳しくなってきたこともあり
ロックバージョンの振付をダンスが得意なサリアさんに打診。
即快諾をもらったので、早速先週木曜日に
ケンジ君と二人で創作してもらった。

パワフルで楽しい振り付けになりました~

昨日のワークショップにはサポートして
ケンジ君とサリアさんも参加。
ストレッチと若干の筋トレ&発声の後
ゲームでコミュニケーションを図り
次に歌と朗読を若干練習して
ロックバージョンの振付を披露。
続いて、ご参加の皆さんに振り移しを行い
早速一緒に踊ってもらった。

ダンスが初めての人も「むずかしい~っ」と言いながら
表情はにこやかで、一生懸命、体を動かしてました。

発表会では、ダンス・歌・朗読・身体表現の各分野の中で
参加者の皆さんが、自分でやってみたいと思うことに
チャレンジしてもらおうと思っている。

まずは様々なパフォーマンスに興味を抱いてもらい
体を動かす面白さを体感し、自分の変化を楽しんでもらえたら…
と思っている。

16:00に終了し、参加者の皆さんと10分ほど対話。
その後、急いでMA会場へ。

実はMA前のプロフィール写真の撮影をする予定で
17:00に団員が公民館に集合することになっていた。

撮影して下さるのは、『ペア原田』のカメラマン・Hさん。
毎回、都合がつけば公演に足を運んでくれて
先月開催したサンクスにもご参加くださり
いつも夢幻を応援してくださっている。
プロフィール写真撮影も快くお引き受けくださいました。

公民館に到着すると既に何人かの団員が集まっていた。
早速、メイクと髪型、服装をチェック。
プロフィール写真なので、男女ともナチュラルメイクを施す。
私用で会場に顔を出したユカちゃんが
何となく流れで、みんなのヘアを
いい感じにいじってくれて、感謝!

17:30にHさんがいらして、早速撮影開始。
団員たちは、若干緊張しながらも
カメラマンさんの指示に従い
いろいろなポーズや表情をして…
一人ずつ、写真をチェックさせていただいたが
どの団員も、それぞれの個性が引き出され
とってもいい感じ♪
しかも撮影スピードが早い!
さすが専門家ですね~
しかも、ここは公民館!スタジオじゃないんです。
これがプロの技!

来週、残り数人の団員の写真を撮影して頂くことになっている。
そして今月中に、劇団HPの団員プロフィール写真を更新するのが目標。

Hさん、来週もよろしくお願いします!

さて…

昨日は、72年前の真珠湾攻撃の日…

1941年12月8日未明(日本時間)
ハワイオアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対して
日本海軍が行った航空攻撃および潜航艇による攻撃(Wikiより)

昨日と同じ日曜日だった。

宣戦布告をせず行った奇襲攻撃…

民意が戦争反対に傾いていた米国が
日本軍の奇襲を察知しながらも見て見ぬふりをして攻めさせ
開戦に持ち込む口実にしたとの謀略説もあるが…

奇襲は成功したものの、結果的には世界を敵に回す大きな引き金になった…

今、戦国時代を調査中だが
昔から奇襲で勝利した武将はたくさん存在した。
が、奇襲や約束を反故にした武将は憐れな最期を遂げている。

時代がそうした、と言ってしまえばそれまでだが…

豊かな国を目指していたはずが
どこかで己を過信し、プライドを守るために
誤った決断をしていく過程がまざまざとわかる。

今の日本はどうであろうか…

過去(歴史)を省みて、現在を分析し、未来を考える…

大切なことだと、やはり思うな…

しかし、相変わらずぶっ飛んでるね、私の脳ミソ君。
集中力があるようで、ないというか…
あっちゃこっちゃに飛んで、どこに帰結するのかね、脳ミソ君。

久しぶりの市民ワークショップ

2013年12月08日 12時14分27秒 | 日記
先日の木曜日、何ヶ月振りかで
長野市民会館・市民ワークショップに参加した。

体調が思わしくなかったが
今日を逃すと、またいつ参加できるかわからない。

何しろ3月には劇団本公演があり
その準備と稽古で超ハードになるのは
火を見るよりも明らか…

18:00に稽古場に顔を出して
18:40頃、出そうになる咳を堪えつつ
ワークショップ会場に足を運んだ。

初夏以降、全く参加できなかったが
事務局さんが議事録等を送って下さっていたので
これまでの流れは、ある程度把握している。

今回は「灯明祭りへの参加」に関する話し合い。

灯明祭り実行委員会の方から
日程や会場・当日の状況の説明があった。

参加は既に決定している様子。

 そっか…参加は決定しているんだ…

目的は、市民ワークショップの存在アピールと
平成27年に予定している新・市民会館オープンの周知。

厳寒の2月の夜、他ブースがたくさん立ち並ぶ
テントの一角をお借りしての周知活動。
大勢の皆さんの目に触れ、耳に聞こえるような工夫が必要だ。

建築士の方が市民会館の模型を製作してくださるらしい。
これは凄いですね~
せっかく製作していただくんだもの
出来るだけ多くの方にご覧いただきたい。

私も多忙ではあるが、時間を作ってお手伝いすることに…

出来れば…

 ステージや、路上で賑やかな楽しい催しが出来るといいのになぁ~

と、思ったけど、そういう場がないらしいし…

今のところ、私は2月15日に参加できるかどうか微妙だが
(本公演まで一ヶ月を切るので…)
事前準備はできるだけお手伝いしたいと思っている。

日時 2014年2月15日(土)18:00頃~
場所 中央通り

灯明祭りにお越しの折には、ぜひ市民ワークショップブースに
お立ち寄りください。

さて…問題は体調である。

ワークショップ後に稽古場に戻ったが
咳が明らかに悪化し、体中が痛くなって来た。

風邪を引き始めたのが一ヶ月ほど前
この間に4回、病院に通って薬を処方してもらったが
医師に「おとなしくしていますか?」と聞かれ
「それなりに…」と応えたものの
おとなしくしていられる状況ではなく…

良くなってきたかな?と思うと、再び悪化を繰り返し
とうとう喘息のような咳に変わって来てしまった。

ついにこの日の夜は、咳が酷過ぎて全く眠れず…
緊急医に行こうかと思ったけど
行ったところで、また改めて医師の診察を受けに
病院に行かなければない。

 朝まで、がまんがまん…

と、何とかやり過ごし、朝一番で中央病院へ。

近所の病院から総合病院に変えてみました。

診察・検査を受け、喘息ではないが
喘息によく似た症状とのことで
喘息用の薬(吸入薬など)をもらって帰宅。

体中が痛い…
薬を飲んで、取り敢えず寝てみた。
薬が効いたようで、4時間ほど熟睡。
起きて熱を測ると

 ギョッ?

高熱が…
さっきまで微熱しかなかったのに…

次男曰く

 ようやく体が戦ってくれる気になったんじゃない?

ああ…なるほどね。

と妙に納得。

丸一日半位、殆ど寝っぱなし…
この忙しい時期に…と思ったけど
本も読める状態じゃないので仕方ない。

稽古も休ませてもらい。。。
劇団員諸君、ありがとう!

そしてついに、薬が効きました~!

今日は咳が随分治まっています。

ここで無理せず、完治させなければ!