ご機嫌Diary

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「マイ・アーキテクト」 ルイス・カーンを探して

2006-11-25 23:04:18 | 建築の勉強

Spict1824 彩の国さいたま芸術劇場に行っていきました。
今日のお目当ては、(社)埼玉建築士会 女性委員会 発足20周年記念事業として、開催されました。

時間間際に行ったので、危うく立ち見になるところでした。

Spict1814 先ずは「マイアーキテクト」ルイス・カーンを探して の上演です。

彼には、妻と娘の他に、二人の愛人に娘と息子がいた。二番目の愛人、園芸家ハリエット・パティソンの息子がナサニエル・カーンです。

ナサニエルが11歳の時、ペンシルバニア駅のトイレで倒れた父ルイス・カーン。それから、25年、息子ナサニエル・カーンが父を探す旅に出ます。
ナサニエルが自ら監督したドキュメンタリー映画です。

フィリップ・ジョンソンのガラスの家から始まる旅は、バングラデシュ国会議事堂で結びとなります。
バングラデシュの独立戦争を挟んでおよそ20年を費やし、カーンの没後9年を経って、やっと完成した裁判所、学校、病院、図書館などを含む大建造群で、けして裕福ではない国の、世界一素晴らしい国会議事堂は圧巻です。

その後、ルイス・カーンに師事し彩の国さいたま芸術劇場を設計した香山嘉夫氏による記念講演「私にとってのルイス・カーン」があり、当時のルイス・カーンの話を興味深く聞かせていただきました。

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夕方からは、行田の埼玉住まいの会(http://sumainokai.net/)の金子さんのアトリエのお披露目会に行ってきました。

1階は作業が出来る工房で、2階がアトリエになっています。木製建具を上手に使かい、柱をなくした構造で、いろんな素材で新しい試みをしているとても意欲的な建物です。
人の作品を見ることが自分に対する刺激となり、良い勉強になります。

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食事は料理研究家の樋口さん(http://www5b.biglobe.ne.jp/~Y-Soleil/about/profile.html)で、地元の野菜の味を大切にした料理を出してくれました。

野菜を作ってくれた人は地元の後藤さん(http://www.cam.hi-ho.ne.jp/masa-goto/index.html)です。

とても美味しかったです。Simgp5811

食事の後は、アトリエ・リングSimgp5819http://www5a.biglobe.ne.jp/%7Eatl-ring/)の青山さんによるグーグルアースを使った日本全国の集落を紹介して頂きました。

工事をしてくれた人、埼玉住まいの会のみなさん、竹のアートのみなさん等いろんな人が集まって、和気藹々としたお披露目会でした。

かねこ建築製作所の金子さんありがとうございました。
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