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いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

遅れた祝い事

2021年11月23日 05時16分19秒 | 日記
11月、とある週末。


嫁さんの還暦祝いをしようと、福井市のお店を予約しました。


本来ならば4年前に家族全員がそろって祝うはずでした。


その時は娘が突然の病で入院中、とてもそんな事が出来る状況ではありませんでした。


仕事を辞めて娘の病室にずっと付き添い、来る日も来る日も毎日ただただ祈るだけの日々。


そんな家族の祈りも空しく、娘は遠いところへと旅だってしまった。


娘がいたならきっといの一番に喜んでくれただろう。こういったイベント事は大好きな子だった。






めずらしく息子同席で3人だけの個室で食事。


4人掛けのテーブル、もうひとりここにいるような気がして和やかに。







こういった事が出来るまでに4年以上かかりましたが、来春2月がくればあの子がいなくなってからまる5年。


今は残された家族が健康でいてくれることに感謝です。

幸せのダブルレインボー♪

2021年08月22日 14時14分14秒 | 日記
8月20日(金曜日)


週末、仕事から帰ってお犬様の散歩をしていたら、

東の空に見事な虹が出ていた



これだけ見事な大きな虹はそうそう見たことが無い。

しかも外側にもう一つ、二重になっている

ダブルレインボーは見ると幸福が訪れるという。

今望む事は新型コロナという疫病が1日も早く終息して、

穏やかな日常が戻って来ることです。

そういう良い事が早くありますようにと見事な虹を見ながら思いました

お盆

2021年08月15日 08時18分18秒 | 日記
娘がブログを書いていたという事を知ったのは、

亡くなってしばらくたってからだった。

娘のスマートフォンに何かのショートカットアイコンがあり、

それをタップして気が付いた。

日常の出来事や彼氏と遊びに行った事や友達に赤ちゃんが生まれた事や・・・、

ある日からは闘病の事柄に変わった。





娘が入院してから、看病の合間に来る日も来る日も寸時を惜しんで、

その病気を調べたり娘と同じ病気で闘病している方のブログを読み漁ったりした。

だが残念な事にそういった闘病日記のほとんどが途中でブログが途絶えていた。

それが何を意味するものかは容易に想像できたが、

うちの娘だけは違う! 助かって欲しいとの一心でほかの情報を探しまわった。













逝ってしまってから4回目のお盆休み。



娘のブログも途中で途絶えたままになっている。



静かなお盆休みです。

そして父の日。

2021年06月21日 07時47分47秒 | 日記
6月20日(日曜日)




昨日も今日も休日出勤で職場にいる。


休日出勤の時には1日中ラジオを聞きながら仕事をしている。


朝からいろんな番組で父の日の事を報じている。


そうなんだな。世間は父の日なんだなと思いながら、
ふと昨日見た夢の事を思い出してみる。


娘が亡くなってからずっと父の日には、
夢に娘が出てきてくれる。


私に似て几帳面な娘らしい、ちょっとした思いやりだろうか。


今年の夢は、キッチンで得意のお菓子作りをしている娘の夢だった。
言葉は無かったように思うが懐かしい賑やかな笑い声だけははっきりと覚えている。






生前、「私、紫陽花が咲く頃にお嫁に行くのよ♪」と嬉しそうな笑顔で言っていた。
その自身の結婚式の3か月前に、婚約者と私達を残して逝ってしまった娘。




紫陽花の花を見るたびに、そんな娘の笑顔を思い出す。



父の日だからといって、別に誰からもなんにもしてはもらえないが、
夢で娘に会えただけで、それだけでも充分幸せですよ。


来年の父の日にも会えるだろうか。

花火、願いの灯

2021年06月02日 07時57分57秒 | 日記
5月29日(土曜日)




ここ最近、土日も通して仕事をしており忙しい事この上ない。
気が付けば5月はGWに4日間休んだだけで、あとはタイムカードは全部埋まっている。
マンパワーの絶対的不足を抱えている零細企業の問題点が、
たった一人しかいない職人にのしかかっているが、
今こうして頑張ったところで将来的な問題解決にはならない。
後継者がまったくいない状態でいつまでこういった仕事が続くのだろう?




休みが無いので山登りもサイクリングもまったく行けず、
疲れているのでジョギングもしない。
気が付けば足も少しほっそりとやせ細ってしまった。
山登りやジョギングが満足にできるようにするのに、
またゼロからやり直しなんだろうなぁ


家の事も嫁さんにすっかり任せっきりになっていたので、
土曜日の休日出勤が終わってから、嫁さんを誘って花火を見に行ってきました。

福井市のとある地区の行事ですが、
一般の花火申し込みもあったので、
花火が大好きだった娘にお供えの意を込めて3発だけ申し込みをしておりました。



夕方薄暗くなる前からトランペットの演奏会でオープニングです。
事前に新聞に掲載はされたものの、思いのほか来る人はまばらで密にはなっておりません。




福井でいちばん夕日が綺麗と地区の方々が自負する平野に日が沈み、




夕暮れをバックに花火が開始







植えたばかりの田んぼに花火が映りちょっと変わった風景。
初めて見る逆さ花火に感激




炎は不浄なものを焼き尽くし、闇を照らすもの。
感染症で日々混とんとした異常な日が続きますが、
どうか平穏な日常が早く訪れますようにと、
持ってきた娘の写真を見つめながらそう思いました