いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

4月のある日

2019年04月12日 06時16分16秒 | 日記
昨年の2月の一周忌、


娘の命日に会って以来ずっと合っていなかった


彼氏が久しぶりに我が家を訪ねてくれた。









もうここには来ないかも。


そうとも思っていただけに驚きと嬉しさと悲しさが入り混じったそんな気持ちに。


結婚したと聞いたのが昨年の秋。


メールではなく本人の口から直接聞きたかったが、


やはり来づらい思いもあったのだろう。


どれだけ辛い思いをしたことか。

彼氏が持ってきてくれた娘が好きだったジンジャエールを供えて、


いろんな積もる話しを3人で。


奥様になられた方が誰だという話しは出なかったし、
殊更それを聞こうとも思わなかった。


たぶん娘の友達だった方であろう。




桜もそろそろ散ろうとしています。


開いたばかりの花が散るのは寂しいものです。


月日の流れるのはなんと早い事か。


今年2月、三回忌を終えて、


彼氏から結婚の話を改めて聞き、


娘は本当に死んでしまったのだという現実が、


身体の中を散りゆく花びらとともに流れていくのを感じた4月のある日、


切ない「桜流し」が静かに聞こえる気がした。

春、桜色・・・。

2019年04月02日 07時55分52秒 | 自転車
久しぶりに自転車を買った。


どうしても欲しかったという訳ではない。


むしろ、買わなくても良かったのでは?と今でも思わないでもない。


注文してから1年3ヵ月もかかったせいもあるかも。


かつて自転車に夢中だった頃、注文した自転車が届くまでは恋い焦がれまだかまだかと待ちわびる。


そんなときめきは今はまったくない。注文した事さえ忘れかけていた。


それどころか手元に来てからも、
「どうせ1年に10回も乗らないかも」とも思い、
所有した喜びなどまったくない。






なぜ買った?


桜をイメージしての日本限定カラーだったから。


娘が大好きだった桜色だったから。


この自転車で桜が咲いたら娘の事を思いながらサイクリングをのんびりと出来たらいいな。


そんな程度の思いでしかなかった。


ホイールがどうのこうのディレーラーはあれにしてとか、
組み込むパーツはどうでもよかった。
色合いだけまとまるようにして、あとはショップまかせ。





桜の咲く頃に、少し出かけてみようかな。