いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

欧州出張

2013年10月03日 07時55分43秒 | 眼鏡

じゃ~ん!!


門の向こうにルーブル







シャルル・ド・ゴール空港で帰国の際、
関空行きの搭乗口に並んでいたら、
後ろの方から慌ててやってきた若い日本人の添乗員さんに
流暢な英語で「○×◇◆◎×●_トゥ・オオサカ?」
っと聞かれ、たぶん「この列は大阪行きの便でまちがいないでしょうか?」
と聞いているのだろうなと想像し、
「おぉ・いぇい!とぅ・オオサカ!」っと返事してやったが、
手に赤いパスポート持っているんだから、
気がついて欲しいなと思ったワタクシでございます・・・




この添乗員さん、なんか頼りない・・・






















9月24日:大阪前日宿泊

9月25日:朝8時55分、関西国際空港より出国
       同日アムステルダム経由で夕方18時シャルル・ド・ゴール到着


9月26~28日:展示会視察

9月29日:昼13時55分、シャルル・ド・ゴール空港よりフランス出国

9月30日:朝9時、関西国際空港に到着。お昼14時無事帰宅







この時期、眼鏡業界は慌ただしいです。
秋は北京に始まり、パリ・東京と展示会ラッシュなのです~



(パリ・シルモ展会場風景)







「お仕事とは言え、フランスだなんてイイですね~」
っと、よく言われますが、
パリは東京と方を並べる程の世界一物価の高い済みにくい街
数日間滞在するにもなかなか大変です・・・







さらにこの時期、パリではいろんな業種の展示会ラッシュなのです
眼鏡に限らず、家具・かばん・靴・洋服・家電製品・・・・、
ありとあらゆる工業製品の国際的な展示会がここパリで行われるため、
この時期を「ハッピー・ウィーク」と呼んで、
ほっといても人がたくさん集まるからと、
高い物価がさらに高くなるのです・・・
ホテルなんか2倍以上の価格に~








「フランスだと食事も美味しいでしょ?」
とも、よく聞かれますが、
日本でも高級料亭で懐石料理でも注文しないとウナルような日本料理には出合えないのと同じで、
フランスでも高級レストランに行かない限り、素敵なフランス料理には出合えません!



イタリアだとどこの場末のレストランに入ってもまずハズレはありませんが、
フランスはそうでもない・・・









毎回そんな感じですが、滞在ホテルと展示会場の往復だけで、
どこか観光などするワケもありません
広い広い展示会場を朝から晩までひたすら歩いて見て回ります。
万歩計から察する所、毎日約15kmは歩いている・・・



今回、たまたま展示会3日目に時間を5時間程頂いて、
街の眼鏡小売店の視察で会場から外に出ましたが、
お店でどんな商品が並んでいてそれが幾らぐらいの価格で販売されているかの調査





凱旋門も遠くから見るだけ・・・
いつかはあの上に登ってみたいネ


この近くにある大手小売店を皮切りに、
シャンゼリゼ通りをひたすら東へと歩き、ルーブルまで
  (冒頭の写真)





約15kmほど歩き、5軒のお店を見て歩く・・・









え?自転車屋さん?
とてもそんなの見る余裕もありませんでした・・・


ランニングならそれ以上の距離でもさほど疲れないのに、
仕事だとこんなにも疲れるのが不思議でした・・・

ふくいのメガネは世界一!

2013年01月16日 07時30分00秒 | 眼鏡
1月14日(月曜日)





連休最後の日、天気も朝からおもわしくないので、
以前から興味があった「福井県立こども歴史文化館」に行って来ました~













企画展として「ふくいのメガネは世界一」という展示をしていたので、
これを見に・・・

2012年12月22日(土)~2013年3月3日(日)




展示内容としては小規模なものでしたが、
明治・大正・昭和と時代が流れる中で、
福井県のめがね産地としての変革や、
その当時のメガネそのものの展示など興味深いものでした



あわせて常設展として、福井にゆかりのある又は福井県出身の有名著名人の紹介など、
こちらのほうが個人的にはオモシロかったかな~


幕末の偉人達のことなども紹介されており、
こども相手の施設とあなどるなかれ
けっこう勉強になりました~









以外な福井の一面を垣間見たようです・・・

出張日記・・・。

2012年11月12日 07時00分00秒 | 眼鏡
念のため言っておきますが、







仕事ですよ・・・


























































出張1日目~










出張2日目~










出張3日目~










以上、宿泊先のホテルにて




































んでもって帰国~
















観光地などちっとも近づけませんし、
展示会場とホテルの往復だけですが・・・






















・・・何か文句がありますか?





































ってな感じで、職場への出張報告書も書けたなら
どんなに気楽な事か・・・

仕事ですが・・・、行ってきます。

2012年11月05日 20時47分27秒 | 眼鏡




明日から、出張でしばらく不在にします・・・









居ない間、おイヌ様の世話を誰がしてくれるのかがとても心配ですが、




我が息子と娘は、
「明日の弁当は誰が作るんや?」っと、
そんなことだけの心配をしています・・・
   (自分で作れヨ










ゴミ捨てはちゃんとなされるだろうか?


分別資源ゴミは??


家の中が散らからないだろうか???


洗濯物は????








あああ、帰った時がなんだかコワイ・・・

調子取りとフィッティング。

2012年08月02日 07時00分00秒 | 眼鏡
知人から、
「お前のブログは自転車ネタとマラソンネタしかないのでつまらん!」
っと言われ、
そんなことはないぞ!ちゃんと仕事もしているぞ~
っと、なかば言い訳がましい内容を探してあたふたしているワタクシでゴザイマス・・・









眼鏡って、製造出荷時にはキチンとしたカタチになるように、
仕上げ段階でいわゆる「調子取り」という工程を踏みます・・・







それは平らな面に置いた時にフレームがガタつかないように、
一枚一枚手作業で調整してフレームのゆがみを治すといった工程である

この4点がぴったりと平面に接していないとイケナイのだ
もちろん、この他にも開き具合や腕の畳み具合など、
何百枚と作る商品がそのどれを取っても同じ仕上がり具合になるように調整することを
「調子取り」と言います




これが出荷時のクオリティになるのだが、
こういった調整が必ずしも万人の顔にフィットするという訳ではない






そもそも人の顔というのは概ね左右対称であることがナイ



顔には個人差もあり、何がしかの左右のバラつきがあるもので、
この工場出荷時の左右均等といった作りは納入先への
「ほぅら、うちの製品は均一にキチンと出来てるでしょ?」
っと言う作り手側の言い訳かな?それともプライド?
ま、いずれにしてもバラバラでキタナイ作りでは買ってもらえませんから・・・







ヒトの顔は、正面から見た際に左右の耳の高さが違うとか、
上から見た際に耳の前後の位置が違うとか、
目の位置が上下方向で差があるとか・・・、
個人差と言おうか、こういったアンバランスは珍しいことではない





ましてや輸入ブランドの場合、日本人の顔になどまったく合わないことも多々ある








そういった場合、優良な店舗ではそのようなケースであっても、
ズリ落ちず長時間かけていても痛くならないように、
フィッティングということをなさいます
つまりそのお客様の顔の大きさ・カタチに合わせてメガネを調整、または加工してしまうというのです~






昨今安いだけを売りにしている量販店があるが、
総じてそういったお店ではレンズを削って入れるだけで、
フィッティングなどしないところが多い
いや、そもそもフィッティングなど出来る技術を持ち合わせてもいないのだろうが・・・




お客様の目の位置や耳の高さなどをじっくりと見て、
そこに正しい距離で(←ここ重要!)レンズが来るように眼鏡を調整する。
ちなみにレンズメーカーが推奨する瞳とレンズの距離は約12mm
レンズもどこでもピントが合う訳でもなく、瞳孔距離(PD)に合わせて上下左右に位置が求められます。




言葉で言うとカンタンそうだが、商品をキズつけないように樹脂のヤットコなどで
曲げたり広げたりというのはかなりの熟練と技術を要する



表情によって動く顔に、キツすぎずユルくてずり落ちないように、
しかも適正な位置に










百貨店や一流小売店さんの価格と、先の量販店との価格を比べて、
「なんでこんなに高いのか?この値段でも売っているのに?」
っと思われた方、
優良なお店には目に見えにくい隠れた技術料も含まれていると思って欲しい・・・