いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

第一回ふくい桜マラソン2024

2024年04月02日 07時55分55秒 | マラソン
3月31日(日) 

待ちに待った福井県でのフルマラソン大会、
ふくい桜マラソン2024が開催される。


思い起こせば昨年11月末から悪化した脊柱管狭窄症で思うように走れず、
12月には歩く事も困難になってしまった。


憧れていた桜マラソンを走る事が、
遠くに逃げてしまうようで焦りを感じ、
3件もの整形外科を渡り歩き、
藁をもすがる思いで鍼灸院に辿り付き、
通う事3か月半、
始めは3kmも走れなかったのが、
徐々に回復を見せやがて5km、10kmと距離を伸ばし、
3月に入ると隣町の福井市まで足を延ばせるようになりました。


願わくば、大会の1か月前に30km以上のロングラン練習をしたかったのですが、
そこまでの事はできなかったので、
ほぼぶっつけ本番みたいな感じで臨んだふくい桜マラソン。







スタート前のオープニングセレモニーで声高々に宣言する知事の声を聴いた時、
あぁ、ついにここまでやってくることが出来たと感慨も一入。


サプライズで大会プロデューサーの大迫傑さんが急遽走ってくれると告げられると、
スタート待ちのランナーから地を揺るがすようなどよめきが上がります




スタート間もなくコース沿いにある娘の墓前に完走を祈願します。








新幹線が開通すると町がこんなにも元気になるのか?
予想を大きく上回る沿道からの大声援に感激
ほかの県のマラソン大会にも決して引けを取りません



5時間を切れたら良いかな?程度に気楽に構えていたのですが、
いざ走り出すと思いのほか身体が軽く、脚も痛みもなく快適に進めました


後半徐々にペースはダウンするも、
9.98スタジアムでGさん率いる4時間半のペーサー集団に助けられ、
最後の坂をクリアしてゴール


ネットタイムで4時間28分55秒


昨年の金沢マラソンよりも11分早く走れた事に大満足





沿道の大声援の余韻に浸りながら帰路に。

とても楽しい42.195kmでした



巡り合わせのコース

2024年03月24日 06時27分36秒 | マラソン
福井さくらマラソンのコースが発表されたとき、


私は些かの驚きを隠せなかった。


そのコースの序盤には娘のお墓がある。


自身の結婚式3ヶ月前にこの世を去ってしまった娘、


病になどかからなければ、コース沿いで子供を連れて応援してくれたかも知れないのが、


皮肉なことに沿道には墓所が。







そしてコース後半には、娘が挙式を挙げる予定だった結婚式場もある。


九頭竜川の向こうに見えるその建物を見ると、どうしても思い出してしまう。


胸に締め付けられるような想いを抱き、発表後どうしてもこの大会に参加したい、
いや、走らねばならぬと強く想った。


そして今週末、


47都道府県で福井県だけが無かったフルマラソンの大会がいよいよ開催される。



参加される方々、それぞれに想いがある。



金沢マラソン2023

2023年11月03日 08時38分38秒 | マラソン
10月29日(日曜日)

金沢マラソン2023に参加してきました。


前日の土砂降りに雨に降られる覚悟でいたものの、
開会式にはわずかな小雨が残りましたが、
澄み切った秋晴れのマラソンとなりました。

今回で4回目の金沢マラソンとなりますが、
いつも雨とか曇りのち雨とかばかりだったので、
紅葉に色づく街並みの中を気持ちよくは知れたのではないかと思います。

(前日受付でもらったグッズ)

あまり練習も出来なかったし、
ここ最近、脊柱管狭窄症が悪化し走り出すと臀部と大腿部にしびれと痛みが走る。
4月の加賀温泉郷マラソンで後半失速して情けない思いもしているので、
今回は欲張らずただ完走あるのみと。



早目に会場に行き、入念にストレッチとアップ走行をします。





運よく第二ウェイブスタートの一番前だったので、
ステージの近くでゲストの方々が良く見えました。


久しぶりの大きな大会による高揚感のせいか?
それともいつも以上に長い時間ストレッチをしたせいか、
スタートしてもいつもほど痛みはありませんでした。


ともすると周りの流れにつられてスピードが上がりそうになるのを、
手元のGPSウォッチで何度も確認しながらセーブする。
遅すぎるかな?と思いながらもキロ/6分25秒を目安に、今日この場におれる事を感謝しながら走る。




金沢マラソンは5年ぶりの参加となりますが、
今まで以上にこんなにも沿道の応援が凄いとは
来年福井でも初めてとなるフルマラソンの大会が開催されるが、
これほどの盛り上がりが真似できるだろうか?
他県から来てくださったランナーの方々をがっかりさせるような事にはならないだろうか?
と、要らぬ心配を走りながら思った。


淡々とイーブンペースで順調に20km・30km・35kmと刻んでいったが、
だんだんと上がる気温と脱水症を恐れてこまめに採っていたスポーツドリンクの飲みすぎで、
カレーを食べたあたりから気分が悪くなって脚も進まなくなってきた。
とうとうたまらず40km地点で仮設トイレに駆け込み嘔吐


その後は歩かずとも急にペースダウン。
余力はあったのに内臓不調に苛まれてゴール。



手元のGPSでは4時間34分でしたが、
公式記録ではもう少し遅いタイムでした。

かつては常にサブ4、
春の加賀温泉郷マラソンが5時間21分だったことを思えば、
よくここまで戻したものだと思います。


これで来春の福井さくらマラソンに向けて、
課題と目標もはっきりしたので、
とても満足できたフルマラソンでした


ふくい桜マラソン当選

2023年07月02日 04時50分00秒 | マラソン
かねてから申し込んでいた「ふくい桜マラソン2024」に当選しました。

これで今年秋の金沢マラソンと合わせての目標が出来、
山登りも少し控えて走り込みをしなければと思う。





今まで47都道府県で福井県だけがフルマラソンの大会がありませんでしたが、
2024年の北陸新幹線沿線を控え、
ようやく最後のピースが埋まるようです。




自分の住む県での初開催、
加えて自分の住む丸岡町もコースとして通過する。
さらに娘のお墓があるお寺様もコース沿いにある。




娘が生きていたなら、
孫と一緒にコース沿いで応援してくれるという姿もあったのかも知れないが、
皮肉なことにマラソンコース沿いには娘の墓。
耳には聞こえないが、沿道で娘が見ていてくれると思いたい。


第11回坂井市古城マラソン・ハーフ

2016年06月06日 12時45分00秒 | マラソン
6月5日(日曜日)








明け方からの雨も弱まってきたAM5時20分、
丸岡図書館横の駐車場着
過去最高の参加者数ですでにクルマはいっぱいに






怪我と手術で長らく大会から遠のいていたマッチさん、
今日が復帰戦ということで駐車場の場所取りをして30分ほど待つ
ほどなくやって来られたマッチさんと一緒に会場へ行き、
受付済ませるとトレックさんとも合流~

選手控えの体育館でおしゃべりしてたらマユミさんもやってきましたヨ
どーもオハヨウございます









時刻は7時30分、
これをお目当てに参加した方々もいるのでは?と、
開会式へといそいそと向かう

今回のゲストランナーさんは間寛平さんと道端カレンさん



記念大会だから挨拶も市長ご本人様ご登場




相変わらずいつも会場を笑わせてくれるサービス精神旺盛な間寛平さんでした~



・・・と、いつの間にか撮影しているところを撮影されるの図

(写真提供:マユミさん)



開会式も終わり、手荷物だけ預けてすぐさまウォーミングアップへと
会場前の道路を芭蕉珈琲マスターさんが走っていました

しばらくおしゃべりしながら一緒に走る






AM8時過ぎ、そろそろスタートラインへと並びそわそわ~

(写真提供:マサエさん)





AM8時20分、ハーフの部スタート



一番前に陣取っていた芭蕉マスターさんはいきなりのロケットスタートで見えなくなる
さすが絶好調ですな~


まわりの勢いに引っ張られて出だしはキロ/4分を切るような速さ
これではイカンと徐々に抑えてキロ/4分30秒をキープ。
今の自分ではこれでも維持はできないだろうなと思いつつも、
クスリのアオキで左折、丸岡屋菓子店で左折の
商店街通りでの地元の方々の応援で元気に走る



しかし、そこを抜けて長畝辺りまでくると徐々に失速
まだ3kmちょっと過ぎたばかりなのに・・・



芭蕉マスターさんを追っかけるだなんてとんでもない話で、
今はキロ/5分を切らないようにするのが精一杯
やっぱり昨日の白山登山がひびいてるのかな~?




女形谷PAまでのユルい登りでさらに失速
その先のちょっとした峠?で折り返してきた芭蕉マスターさんとすれ違う!
やっぱり今回はかなり差があると実感。




峠?を下って自分も折り返す。
折り返してすぐにT中さんとすれ違い、
ふたたび女形谷PAの横を通る時にkotapapaさんともすれ違う




T中さんがすぐ後ろにいることを確認し、
まもなく追いついてくるだろうと思った6km地点。
予想尾通り追い越され、
「昨日、白山行ったんでしょ?」
っと笑われた・・・




女形谷集落へのユルい登りをなんとか通り、
かすみが丘学園の近くまで来たら、
後ろから10kmの先導自転車がやってきた


なんとか10kmの折り返しまでにはトップランナーに追い越される事はなく通過。
かすみが丘学園前では大勢の方々の応援を頂く




高速道路の下をくぐってからは勾配はさほどではないが、
長い登りコース
田屋まで行くといったんは平たんになるが、
そこから先は最高難所のタニコーの坂



がくんとスピードダウンするもなんとかクリア。
下りの勢いを借りて何人か追い抜き、
先に行ったはずのT中さんをロックオン




8km地点でようやくT中さんに追いつき、
しばらく最近参加した大会の話しやら、
次はどこそこの大会に参加するなどおしゃべりしながら並走~




大森集落で右折する前にT中さんをじりじりと引き離し、
広い田園エリアに下る勢いで一気に前を追う




さほど風も無く、日差しも薄曇りなので
コンデションとしては悪くないのだが、
やはりキロ/4分50秒程度が続く・・・
最後のタニコー坂を越す余力を考えて、
ここはそのままで進む。




調子を崩すようなプチ激坂を上り再び県道110号へと左折
最後尾近くのハーフランナーさん数人とすれ違い、
タニコーの坂へと


坂でがっくりと減速し頂上で息を整え、
下りで復活

もう坂は無い安堵感からキロ/4分50秒くらいまで復活


高速道路と並走するユルい下り坂で疲れが取れた?
その先のかすみが丘学園でふたたび元気を頂き、
後ろに聞こえるT中さんの声を意識しながらも、
先を急ぐ



県道10号へと左折し、その先の長畝で左折すると5kmのランナーさんと合流。
道幅いっぱいに広がるランナーさんを縫うように追い越し、
残り2kmの標識でじわじわとラストスパート



残り1kmの標識を越えた先に姪の旦那ハッケン
頑張れ~あと少しだぞと声をかけて一気に追い越し、
沿道のぐっさん達の大きな応援を受けて
福井銀行丸岡支店で左折、
最後のスパートへ





姪の旦那にだけは勝ちたい一心での必死のゴール

1時間43分26秒


2週間前の暑い日・大野名水マラソンよりも3分ほど遅い・・・。
今日は涼しくて風もなかったのに残念~!
これも実力なのかな~






完走賞と手荷物を受け取って、うどんを貰おうかとコーナーに向かうと、
おびただしい行列~

どれだけ時間がかかるかわからないし、
たいしたうどんでもないので、今回はもらわずに撤収~




用事があって先にお帰りになったトレックさんとマユミさんには
ご挨拶も出来ませんでしたが、
残された私とマッチさんとで近くの「霞の郷温泉」へと向かう。





お風呂からあがって時刻は11時30分。
お昼ご飯に、
近くの中華料理かちょっと遠いが和食のどちらが良いですかと尋ねると、
アタクシ和食しか食しませんことヨとのご返事なので、
マッチさんを三国までご案内~

富士寿司で「うららの極み膳」




ボリューム満点のランチで満足して頂き、
それぞれ帰宅の路に












登山の翌日にハーフマラソンという慌ただしい週末でしたが、
しっかりと楽しめた有意義な週末でしたとさ・・・













本日のコース&ラップタイム!!