
ばば~ん

眼鏡のパーツにおいて、
小さなことですが、ネジがありますネ

このネジ、じつは日本国内とヨーロッパでは仕様が異なります

眼鏡業界の方々なら当たり前にお思いでしょうが、
この小さなちいさな違い、なかなか気付れないコトなんですよネ

何が違うのかと言うと・・・、
日本国内仕様はほとんどすべてがプラスネジ仕様なのに対して、
ヨーロッパではかたくななまでにすべてのネジがマイナスネジなのです・・・


プラスネジであれば確実にドライバーを当てて作業が出来るのに対し、
マイナスネジでは、うっかりすればドライバーの先を滑らせて、
フレームの塗装やメッキをキズつけてしまうリスクがあります・・・

なのに何ゆえにヨーロッパではマイナスネジなのか??
かつてドイツやスイスでお客様に聞いたことがありますが、
どうにも明確な答えは御受けすることはできませんでした・・・

「昔からそうだから・・・」とか、
「このほうがメカニカルですっきり見える」とか、
「マイナスネジでも失敗しないだけの技術力がある!」とか・・・


M1.4mmの小さなちいさなこだわりですが、
どうもヨーロッパにはそのことをかたくなに守り引き継ぐ精神が存在するようです・・・

そういえばヨーロッパのクルマも、
ほとんどすべてのメーカーがタイヤの装着にはナットではなくボルトですよネ
