こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

Domus

2005-08-12 16:37:11 | ビール
ルーヴァンのビールと言えば、Stella Artois。ブリュッセルから列車で来ると、駅のちょっと手前で大きな工場が右手に見えてくる。その建物を見ると、ああ、ルーヴァンに着いたなと思う。

ステラは全世界的に有名で、80ヶ国以上で飲むことができる。もう一つ、ルーヴァンにはとっておきのビールがある。それがDomus

家という名前の小さな店は、自前の醸造所を兼ねている。出来たてのビールが飲めるというわけだ。店内はアンティークな雰囲気。食べ物の値段も手頃。ビールの種類はとびきり多い。中庭では小さなコンサートが開かれたりもする。

ルーヴァンに来たら、Nostradamus(ノストラダムス)ではなく、Nostra Domusを味わってみてはどうか。

こだわりのビール

2005-06-19 13:48:03 | ビール
昨日行ったハッセルトにあるレンズさんの弟さん宅で、「ビールでもどうだい。Duvelでも飲むか?」と聞かれた。昼間からDuvelというのは、ちょっときつい。それで「Stellaを」と言ったら、「おいおい。Stellaかい」というような素振り。そうだここはルーヴァンじゃない。Stellaはルーヴァンのビールだ。

地元のビールはCristal Alken。レンズさんの好きなビールだ。Stellaと同じラガービールだが、微妙に味が違うらしい。私には、Stellaとの違いはよくわからない。レンズさんや弟さんには、やはりこだわりがあるのだ。

冷えたCristalを2本飲む。30度近い陽射しの中で冷えたビールは美味しかった。「ほかにどんなビールが好きかい?」と聞かれたので「Leff bruin」と答える。「Kriekは好きか」とさらに聞かれたので、「こんなような暑い日にはKriekもいいね」と答えた。レンズさんは、「えー、Kriek」というような表情。レンズさんはHoegaardenのような白ビールは絶対に飲まない。Kriekのような果実ビールもきっと嫌いなのだ。

次に立ち寄ったヒルダの妹さん宅ではPrimusを出された。これまたちがうラガービール。もちろん美味しい。お土産にPrimusを二本いただいた。ご主人も妹さんも英語を全く話さないが、ゲンクのサッカーチームにいた鈴木選手と私の名前が似ていることで話が盛り上がる。日本から若い女性が結構見に来ていたということ。ハッセルトとゲンクはすぐ近くなのだ。「何か日本語を話してくれないか」と頼まれたので、「レンズさん、今日はいろいろなところに案内してくれてどうもありがとう」と、日本語と英語で話す。それだけで、とても喜んでくれた。最後に、Dagとオランダ語で言ってさよならする。

今日のドライブの目的は、小学校に勤めているヒルダの妹さんの娘さんに頼んでいた質問紙調査のデータを回収すること。そのついでにジュネバーやビールをごちそうになったというわけだ。レンズさんも同じように飲んでいた。うーん、さすがアセトアルデヒド分解酵素の多い人は違う。