一月も今日で終わり。今月は何をしたかを振り返る。事件は現場で起こっている。それを実感した今月であった。
今日は初天神。子どもの頃、湯島天神によく行ったものだ。母と一緒に行った折、お金を持ち合わせていないときに、飴を買ってくれとねだったそうだ。かなりぐずって、そのうちに母の指を噛んだらしい。母が私の鼻をぎゅっとつねったら、息が苦しくなって、たまらずに口を離したらしい。そんな話を聞いたことを思い出した今日であった。
落語 初天神
今日は2011年1月11日。1が5つも並んでいる。
これだけで何かいいこと起きそうな、そんな気分を大切にしたい。
今日やることは、あれとこれ。今日会う人は、あの人この人。今日行くところは、あそことあそこ。
さあ、いくぞ。
今日は成人式。これで何かが変わるという訳ではない。何かを変えようとする意志の方が大事だ。自分で自分の人生に区切りを入れる。それが人間を作っていくのだ。
二分の一成人式というのもあるそうだ。それになぞらえれば、今年は三倍成人式。一山越えるか。
一人で何でも出来る人なんて、そうそういない。上手に人に頼ることも大事なことだ。状況が厳しければ厳しいほど、お互いを頼ることで乗り切れることも多い。今の時代、もやいの精神が最も求められているのだと思う。
もやう(舫う)
船と船をつなぎ合わせる。また、杭などに船をつなぎとめる。
今日は小寒。寒の入りである。これからが一年で最も寒い季節。ルルの散歩で手もかじかんで痛いくらいになる。散歩から戻ってくると、身体の芯まで冷え込んでしまう。
小寒の氷大寒に解く
寒さの最も厳しいはずの大寒が、小寒よりも暖かなこと。物事が必ずしも順序通りにいかないことのたとえ。
確かにそういうことはあるなと思う。それもまた人生か。
年末に玉川堂で買い求めた面相筆で書き初めをした。これまで使っていた小筆にくらべて柔らかい。書き慣れるまでに少し時間がかかるかもしれない。与謝野晶子愛用の筆だという。たくさんの筆の中からふと手に取ったものだが、何かの偶然を感じる。書き初めの塩梅は秘密にしておこう。
算盤侍という存在を初めて知った。加賀藩には150人もいたという。
家計簿をしっかりつければ、自分の生活を律することになる。倹約が主目的になってはならないが、心豊かな生活を送るには家計簿も必要なのだろう。
お家芸という言葉も印象に残った。これぞということに頼れるのは心強いことだ。一つお家芸を身につけるには、小さい頃からの鍛錬も欠かせない。厳しさもやはり必要なのだろう。
いろいろと考えさせられることの多い映画だった。