こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

穀雨

2011-04-25 21:40:18 | 自然
4月20日は穀雨だった。春雨が降って百穀を潤すという意味だ。一昨日の雨の後、スズランの芽がグググーンと伸びた。今日の暖かさで、さらにグーン、グーンと伸びた。季節を知っているのかのように伸びていくスズラン。自然のすごさを実感する。

穀雨ならぬ、酷雨、果てまた黒雨となりかねないような今日この頃。自然をないがしろにして生きようとすることが、こうした事態を起こしているのだ。自然に寄り添い、自然と共に生きること。それが今、改めて求められているのである。そうした自覚を持ち続け、それを忘れないことを誓いたい。

ルーヴァンからの便り

2011-04-12 21:37:04 | 希望
ルーヴァンにいるレンズさんから手紙が届いた。この間のことを心配してくれて、ちょっとでも元気になるようにとベルギーチョコを送ってくれたのだ。遠いヨーロッパで私たちのことを思ってくれている人がいることに感謝の気持ちで一杯になる。

ルーヴァン大学では日本への支援のためにバッチを作ったそうだ。小さな四角のバッチに赤い丸。そしてK.U.Leuvan for Japanと書いてある。一つ2ユーロで、売り上げは日本赤十字に募金されるという。遠い国からの思いを有り難く受け止めたい。


新しい本が出ました

2011-04-06 23:12:35 | 希望
若い人たちへエールを送る。強く生きていって欲しい。そんな思いを込めて書きました。

『今を生きる若者の人間的成長』(中央大学出版部)



第1章 人との関係
 第1節 自分を知る
 第2節 人に頼る

第2章 人生における選択
 第1節 岐路に立って悩む
 第2節 未来を不安に思う

第3章 成長していく自分
 第1節 ジグザグに進む
 第2節 ピンチをチャンスに

日本語の古典

2011-04-05 22:07:17 | 読書

高校時代、古典を教えてくれたのはH先生。浪人したときに、捲土重来と書いた葉書をもらった。古典は苦手だった。文法がわからなくて、試験の時はいつもコテンコテンにやられていた。

山口仲美 『日本語の古典』 岩波書店

古事記から春色梅児誉美まで。作品ごとにテーマを設けて、それぞれの面白さをダイジェストで紹介する。読んでいて楽しく、また、本編を読んでみたいなと思わせる巧みな文章さばき。物語の面白さ、ダイナミックスを味わうことができる。


擬宝珠の芽

2011-04-04 22:14:43 | 自然

擬宝珠の芽が出てきた。毎日見ていると、少しずつ大きくなっている。その生命力はすごいなと思う。別の擬宝珠の芽も一つ見つけた。そうやって目を凝らしていると、いろいろな発見がある。それもまた楽しみである。


花冷え

2011-04-03 22:43:00 | 自然

昨日一日であっという間に咲いた桜が風邪を引きそうな寒い一日。明日も、明後日も寒いようだ。花見の季節。花冷えだからといって、心まで冷え込ませる必要はない。心のガソリンを補給しよう。


入学式

2011-04-02 21:34:48 | 希望

今日は入学式。新入生が一同に集まる式典はなかったが、ガイダンスはおこなわれた。キャンパスには新入生の姿が多数。例年ならば父母の姿も大勢あるのだが、ほとんど見られず。仕事を終えて帰宅するときに、新入生と思われる二人連れからグラウンドへの道のりを尋ねられた。学生手帖の後ろにあるキャンパス地図を見せながら、道案内をする。親切にありがとう、と感謝される。新学期なのだと実感。


4月1日

2011-04-01 22:48:24 | 希望

新年度の始まり。桜の花も開き始めた。いろいろあるが、やるしかない。頭を垂れるのではなく、頭を上げて前を見る。そして、少しずつ、一歩ずつ進む。そうするしかない。そこから始まる。全てが始まる。