寒色系のクリスマス。人は佇み、車は行く。
ベランダにオオカマキリが。寒いときにはジッと動かない。気温が上がると、ノソノソと動き出す。
最初は逆さま。
翌日は日光浴。
その翌日は壁づたいに。
最初は逆さま。
翌日は日光浴。
その翌日は壁づたいに。
11月17日朝日新聞夕刊の記事。
17日に、「2009年版自殺対策白書」が閣議決定された。2008年中の自殺者は32,249人。前年より844人減った。学生・生徒(小学生を含む)の自殺は、前年より99人増え、1978年以降最多の972人になった。
11年連続で自殺者が3万人を超えている。自殺する人の年齢、理由はそれぞれ異なっているが、これだけ長期間にわたって多くの人が自死を選ぶということは、日本という社会が構造的な問題を抱えているからであろう。そこにメスを入れない限り、対処療法的な提案を繰り返しても事態はよくならない。弱者や子どもを大切にする社会が求められるし、他者の痛みへの想像力が欠かせないと思う。
17日に、「2009年版自殺対策白書」が閣議決定された。2008年中の自殺者は32,249人。前年より844人減った。学生・生徒(小学生を含む)の自殺は、前年より99人増え、1978年以降最多の972人になった。
11年連続で自殺者が3万人を超えている。自殺する人の年齢、理由はそれぞれ異なっているが、これだけ長期間にわたって多くの人が自死を選ぶということは、日本という社会が構造的な問題を抱えているからであろう。そこにメスを入れない限り、対処療法的な提案を繰り返しても事態はよくならない。弱者や子どもを大切にする社会が求められるし、他者の痛みへの想像力が欠かせないと思う。
葉っぱの裏に止まってじっとしているモンシロチョウ。気温が上がったら動き出すのか。霜月の寒さの中で耐えているようにも見える。
ヒラヒラと自由に飛び回るのも蝶ならば、こうしてじっとしているのも蝶。いつもいつも飛んでばかりはいられない。じっくり休むことも、ときには必要なことを押してくれているようだ。
ヒラヒラと自由に飛び回るのも蝶ならば、こうしてじっとしているのも蝶。いつもいつも飛んでばかりはいられない。じっくり休むことも、ときには必要なことを押してくれているようだ。
ルルといっしょに散歩をしていたら、近くの公園で桜の花が咲いているのを見つけた。
調べてみたら、十月桜というそうだ。今年の春に植えたばかりの木だから、まだまだ寂しいけれど、何年か経ったら、大きくなって綺麗になることだろう。楽しみがまた一つ増えた。
調べてみたら、十月桜というそうだ。今年の春に植えたばかりの木だから、まだまだ寂しいけれど、何年か経ったら、大きくなって綺麗になることだろう。楽しみがまた一つ増えた。
白い花が咲いて、赤い実になった。雨に当たると、実がならないらしい。沈丁花の下に生えているので、ちょうど雨よけになるようだ。
せっかく実ったのに、鳥が食べたのだろうか、まばらになっている。どこかに運ばれて、そこで新たな芽を出すのだろうか。
茨木のり子の詩集『倚りかからず』の中の、「木は旅が好き」に、そんな情景が唱われていたのを思い出す。
自分では動くことのできない木々が、鳥によって新しい土地へと旅をする。
自分一人で何かを成し遂げることも大事だが、誰かを頼って何かを成し遂げることも同じように大事。
そういうことを教えてくれる南天。
せっかく実ったのに、鳥が食べたのだろうか、まばらになっている。どこかに運ばれて、そこで新たな芽を出すのだろうか。
茨木のり子の詩集『倚りかからず』の中の、「木は旅が好き」に、そんな情景が唱われていたのを思い出す。
自分では動くことのできない木々が、鳥によって新しい土地へと旅をする。
自分一人で何かを成し遂げることも大事だが、誰かを頼って何かを成し遂げることも同じように大事。
そういうことを教えてくれる南天。
大小様々な柿の葉。色合いも様々。これを個性というのだろう。一つ一つの柿の葉はそれぞれ全く違いながら、全てが柿の葉という同じ性質を有している。違いがありながら同じである。そして、それぞれが美しい。
シラス干しの中に紛れていたタツノオトシゴ。
小さなカニやエビが混じっていることはときどきあるが、これはたいそう珍しい。
なにか良いことがあるかも。
小さなカニやエビが混じっていることはときどきあるが、これはたいそう珍しい。
なにか良いことがあるかも。