こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

庭仕事の愉しみ

2006-06-25 17:36:43 | くらし
ネコの額ほどの庭にも、この季節になるとさまざまな「雑草」が生い茂る。それを一生懸命に刈り取っていく。ただひたすら取っていく。しばらくすると、「雑草」の山ができる。

花を楽しむために植えた植物と、それ以外に自然に生えてきた植物。ほっておけば、「雑草」が庭の大部分を占めてしまう。だから、ひたすら刈り取っていくのだ。

作業中は何も考えない。地面と草をただただ見つめて、黙々と手を動かしていく。ときどきバッタやコオロギやクモが視界に入る。平穏な暮らしが突然に脅かされて右往左往している。

草刈りは愉しい。いつもは遠くに見える地面が目の前に現れ、ちがった光景が繰り広げられるのを間近に見られるからだ。頭のなかを空っぽにして作業を続けているうちに、汗がドドット出てくる。それもまた爽快な気分だ。

ちょっとすると、ネコの額がきれいに整う。今日の庭仕事も終わりだ。自然との語らいによって、心も洗われる。そうした愉しみを味わいながら、今日も日が暮れる。


ヘルマン・ヘッセ (1996) 庭仕事の愉しみ 草思社

夏至

2006-06-20 09:10:20 | 季節
今日は夏至。このところ太陽が顔を出す機会が少ない。野菜の値段も高くなっている。トマトの色づきもいまいち。日照時間は例年の半分ぐらいとか。夏至といっても、ちょっとぴんと来ない感じだ。夏になれば、暑い暑いと文句の一つも口から出てくるのだろうが、今は太陽が恋しい。

叉焼

2006-06-10 21:32:13 | 料理
豚肉のロースで作る叉焼。醬油と酒、ネギ、ニンニク、ショウガで下味をつけた豚肉を、フライパンに入れて、強火で表面に焦げ目をつける。醬油、酒、味醂を入れて、フタをして弱火にする。15分~20分程度で出来上がり。




さきイカ

2006-06-06 06:49:33 | 文化
冷えたビールの美味しい季節になってきた。ビールのつまみと言えば、さきイカは定番の一つである。

さきイカはどう作るのか。実演販売を見て、その行程がわかった。

おじさんの左手にある蓋付きのマシーン。最初に、これでイカを焼く。周囲には、香ばしい匂いが漂っている。取り出したイカを柔らかく叩いているところ。イカが熱いので、軍手をしている。




このマシーンでイカを割く。叩いてほどよく柔らかくなったイカをセットする。モーターで動かしているのだが、この機械の音は大きい。ダッ、ダッ、ダッ…、という感じ。




そして、こんなふうにさきイカが出てくる。出来たてのさきイカは、殊の外、美味しい。




豆を煮る その五

2006-06-01 21:49:19 | 料理
今回は虎豆。虎の顔にちょっとだけ似ているような、似ていないような。



数時間水につけてから、重曹を入れて強火にかけて茹でこぼし、水をひたひたに入れて弱火で煮ること約1時間。砂糖を適量入れて、出来上がり。皮まで柔らかく煮えた。大成功。