412 風船 2021-02-13 20:52:00 | 俳句 日曜といふさみしさの紙風船 岡本眸紙風船は、どうやっても空高くには打ち上げられない。その寂しさ。それが現実であり、それを受け止めなければならないのだ。
419 余寒 2021-02-06 22:42:00 | 俳句 遠きほど家寄り合へる余寒かな 廣瀬直人人は人を恋しく思い、そして、人は人を疎んじくも思う。寒ければ寒いほど、その気持ちは強くなるのかもしれない。