都筑ゼミの卒業生23人と一緒に本を作りました。『他者を支援する人はいかに成長するのか -心理臨床、福祉・障害、教育・保育の現場で働く支援者の軌跡 -』(ナカニシヤ出版)が、3月31日に刊行されます。卒業生たちと、原稿をメールでやり取りしながら、楽しく本づくりをすることができました。書店で見かけたら、一度手に取ってみてください。
第1 部 心理臨床の現場で働く
1 自分の道を自分で運転するということ(精神科・心療内科クリニック心理士)
2 心理士として最初の5 年間(発達センター心理士)
3 臨床歴10 年目を迎えて(児童精神科クリニック心理士)
4 人への好奇心と柔軟性を大事にしてきた心理職の「支援者」としての日々
(スクールカウンセラー)
5 心理臨床における贈り物(発達クリニック心理士)
6 支援者の成長―複数の仕事を経験して―(健康相談室心理士)
7 継続が適応になる(企業相談室カウンセラー)
● 第1 部コメント 支援者になっていくこととは?
第2 部 福祉・障害の現場で働く
1 ひとりではなくみんなで(地域療育センター心理士)
2 高次脳機能障害に寄り添って(介護ヘルパー)
3 福祉施設で思うこと(地域活動支援センター相談員)
4 人との出会いと向き合い方(障害者生活支援員)
5 支援から学び,支援に生かす(就労支援施設施設長)
6 作業療法士として考え,感じること(病院作業療法士)
● 第2 部コメント ライフヒストリーから読む「支援者の成長」
第3 部 教育・保育の現場で働く
1 「 へっぽこ先生,保育で自分も育つ」の巻―保育を通して見つけた四つの力―
(保育者)
2 成長を導く My セブンルール(小学校教員)
3 子どもとともに成長する教員―通常学級と特別支援学校の現場を経験して―
(特別支援学校教員)
4 学習指導を通した指導者の成長―8 年目の塾長より―(個別指導学習塾塾長)
5 生徒たちとともに―特別支援学校の教員としての歩み―(特別支援学校教員)
6 ある小学校教諭と社会教育主事の理論と実践(小学校教員・教育委員会)
7 教職員を支える大学職員(大学職員)
● 第3 部コメント 他者との相互作用に支えられた支援者の成長