こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

382 縦断データの分析

2021-03-15 20:00:34 | 研究
これまで縦断データをいくつか集めてきた。
その当時は、これが最善の分析方法だと思ったことをやってきた。
今の時点からすると、いろいろな問題点が見えてくる。
それを踏まえて、改めて分析していきたいという思う。
研究の道は、どこまで行けば、それが最終地点を示すものとなるのか。
そういったことを考えながら、分析する日々。

384 春雷

2021-03-13 20:05:22 | 自己
昨日の深夜から雨が降り、今日の日中は雷が何度も響く大荒れの天候になった。
この辺りは、増水などの被害は出なかったが、ニュースでは、、増水の被害を伝えていr。
人は、そう簡単に、住んでいる土地を離れることはできない。
必要なのは、自然災害を最小限に留めるための環境整備と、被害に対する財政的な補償である。
その責務は、国にある。


387 新刊本のお知らせ

2021-03-10 21:06:38 | 心理学
都筑ゼミの卒業生23人と一緒に本を作りました。『他者を支援する人はいかに成長するのか -心理臨床、福祉・障害、教育・保育の現場で働く支援者の軌跡 -』(ナカニシヤ出版)が、3月31日に刊行されます。卒業生たちと、原稿をメールでやり取りしながら、楽しく本づくりをすることができました。書店で見かけたら、一度手に取ってみてください。

第1 部 心理臨床の現場で働く
1 自分の道を自分で運転するということ(精神科・心療内科クリニック心理士)   
2 心理士として最初の5 年間(発達センター心理士)
3 臨床歴10 年目を迎えて(児童精神科クリニック心理士)
4 人への好奇心と柔軟性を大事にしてきた心理職の「支援者」としての日々
(スクールカウンセラー)
5 心理臨床における贈り物(発達クリニック心理士)
6 支援者の成長―複数の仕事を経験して―(健康相談室心理士)
7 継続が適応になる(企業相談室カウンセラー)
● 第1 部コメント 支援者になっていくこととは?
  
第2 部 福祉・障害の現場で働く
1 ひとりではなくみんなで(地域療育センター心理士)
2 高次脳機能障害に寄り添って(介護ヘルパー)
3 福祉施設で思うこと(地域活動支援センター相談員)
4 人との出会いと向き合い方(障害者生活支援員)
5 支援から学び,支援に生かす(就労支援施設施設長)
6 作業療法士として考え,感じること(病院作業療法士)
● 第2 部コメント ライフヒストリーから読む「支援者の成長」

第3 部 教育・保育の現場で働く
1 「 へっぽこ先生,保育で自分も育つ」の巻―保育を通して見つけた四つの力―
(保育者)
2 成長を導く My セブンルール(小学校教員)
3  子どもとともに成長する教員―通常学級と特別支援学校の現場を経験して―
(特別支援学校教員)
4 学習指導を通した指導者の成長―8 年目の塾長より―(個別指導学習塾塾長)    
5 生徒たちとともに―特別支援学校の教員としての歩み―(特別支援学校教員)
6 ある小学校教諭と社会教育主事の理論と実践(小学校教員・教育委員会)
7 教職員を支える大学職員(大学職員)
● 第3 部コメント 他者との相互作用に支えられた支援者の成長

388 啓蟄

2021-03-09 17:46:29 | 自然
先日5日は啓蟄だった。虫も這い出して来る季節。
草花の芽も、グンと伸びてきた。春だ、と叫びたくなる。
だが、ときには寒い日があり、一直線には暖かくはならない。
遠くに出かけることもできず、自宅近辺をウロウロする日々。
それでも、春の兆しを感じることができ、楽しくなる。

390 オンライン会議を繰り返すと

2021-03-07 21:27:12 | 生き方
昨年の今頃は、zoomって何、というような感じだったのが、今は、随分と慣れてきた。
チャットでの発言や画面共有をしながら、互いのやりとりを進める。
「スピーカービュー」と「ギャラリービュー」を切り替えながら参加する。
そういった「オンライン文法」も身につけてきた。
習うより慣れろ、という感じだったが、慣れると便利なことが多い。
気になるのは、聞いている人たちのこと。
対面だと、その場の雰囲気を感じられるのだが、その情報(手がかり)がない。
今の時点では、しょうがないとあきらめるしかないのだろうか。

393 対立と協調

2021-03-04 20:48:17 | 生き方
このところ思うことがある。人間はなぜ、一つにまとまらないのだろうか、と。
複数の人がいるところ、いつしかグループが生まれる。
それぞれが切磋琢磨するのではなく、互いにしのぎを削るのでもない。
よくわからない反発と憎しみ。
一方が投げかける。他方は、それをするりとかわす。
それでも、二の矢、三の矢が飛んでくる。
おいお前。一緒の釜の飯を食っているのだろう。もっと、ちがった行動が必要だろう。
そう思っても、状況は変わらない。
そんなことをしているうちに、同じ釜の飯は、どんどんと減っていく。
苦しくなるのは目に見えている。
それに気づかないと、最後は・・・。

394 人生の機微

2021-03-03 20:17:42 | 生き方
人は誰を信じて生きていけば、いいのか。
揺らぎながらも、一本の道を生きてきた。
あれこれとあった。
それはそれでよかったのか。
そんな思いも含めて、改めて思う。
私が、そして、私たちが信じる道は、ここにあるのだと。