貧困そして希望

とある教会に来ました。
私は、日本人の典型的な無宗教人間ですから、
困ったときの神頼みでしか、神様も仏様も御釈迦様もキリストも登場しないし
おそらく、死ぬまで信仰心が芽生えることはないだろうなぁと思っていますが、
今回、この教会にCompassion InternationalというNPO（キリスト教の信仰を主体とする非営利団体）が展開する、
全米各地を回るツアーが来ているというので、興味を持ちやってきました。
　
ちなみに、このCompassion International（NPO）は、
貧困をなくす運動、子供たちへの教育プログラムを提供しており、
60年にわたり、世界26ヶ国＆6,000の教会と提携して活動しています。

そして、貧困の中で生きる子供たちの暮らしを模したトラック“The Compassion Experience”で全米各地を回り、
その暮らしを体験してもらい、活動を広める運動をしているそうです。
iPodを使ったオーディオツアー、ヘッドフォンから流れる説明を聞きながら、回ります
　　

１つ目は、フィリピンに住むKiwi（女の子）。
薄暗く、不衛生な環境、狭い簡素な家と部屋←ボロボロの掘っ立て小屋。
この環境下で生きている子供は、世界中にいっぱいいるんだろうけど、
現地に行かなければ見聞きできないことを、この場で体験できる貴重な機会です。
　　　

Compassion Internationalが提供している、地域教会によるボランティアでの教育プログラム
経済的なニーズはもちろん、身体的、社会的、感情的、精神的に成長するような助け、
そして、貧困と絶望の中で生きる子供たちに、希望を与える活動をしているとのこと。　


Kiwiの家が少しだけマトモになりました、勉強する机もあります
その後、成長したKiwiは、大学に行くこともできたのだぁ
　　

2つ目は、ケニアに住むJey（男の子）。
　　　

このツアーは、約150箇所、約600,000人以上が体験しているそうです。
通常、写真やビデオを見たり、説明を見聞きするような企画はありますが、
このような体験型の企画はあまりないし、
無料イベントなので、気軽な気持ちで行ってみることオススメします（家族で行くのも良いですね）
もちろん、寄付や入会を強制されることはないので、ご安心ください。
私は、マラソン友だちが、この活動のボランティアをしている、ということで、このイベントを知りました。