Round Rock日記

テキサスの田舎でのんびり暮らし。
カロリー消費を目指して、オースティン近郊を今日も走る!

カンザスいいとこ探しの旅(オクラホマシティ編)

2019-01-07 03:46:00 | 旅行
年末年始のお休みが取れたので、毎年恒例のプチ旅行へGo
計画は、我が家のアクティビティ担当=私ですが、
毎度、マイナーな場所ばかり行くので、年を経るごとにネタが切れつつあり、
その計画は、年々、大変になってゆくぅぅぅ

で、今回の行き先は、ひたすら北上してカンザス州って、そもそも何かあるんだろうか?
カンザス州といえば、“オズの魔法使い”のドロシーが、竜巻ですっ飛ばされたところ
というイメージしかなかったので、基本的に何もなさそう
でも、探せば何かあるはず、から計画がスタート。

1日目は、夜明け前3:30に家を出発
北上して、オクラホマシティへ向かいます、
途中、いつものBuc-ee'sで給油。


前が見えないくらいの土砂降りになる雷もピカピカ。


6時間ほどでオクラホマシティに到着、
目的地は、ダウンタウンのOklahoma City National Memorial Museum
1955年4月19日に発生した、ビル爆破テロ事件の現場が、博物館&公園になっています。
連邦地方庁舎を標的にしたこの事件で、多くの死傷者(168名が死亡&800名以上が負傷)が出ました。
  

ビル正面玄関前に止まったトラック(大量の爆発物を搭載)が、9時2分に爆発。
展示は、時間を追って、何が起きたのか?いつ何をしたのか?を展示しています。
写真やビデオ、物品が多く、見応えがあり、
じっくり読んだり見たりしていたら、あっという間に3時間以上が経っていました。
 

1フロアは事件が起こってからについて、
多くの関係者(警察、消防、医療関係者、FBIなど)が、
互いに協力し合いながら、懸命に対処&救助活動したことが分かりました。
何というか、アメリカはテロに屈しないぞという決意やプライド、強さを見た気がします。
もう1フロアは、事件を起こした犯人について、
どのような動機で事件を起こし、計画し、裁かれたのか、の展示でした。
ちなみに首謀者2名は、アメリカ陸軍で知り合った白人、政府に対する不満からの犯行。
博物館に隣接した公園を見たかったのですが、なんせ土砂降り・・・館内から眺めました。
事件後も生き残ったニレの木(樹齢100年以上)は、メモリアルツリーとして、
すっと犠牲者&その家族を見守っているように見えました。
 

門のように見える大きなThe Fenceには、事件発生の時刻(9:03)が刻まれています。
多くの犠牲者を出した悲しい事件の事実を伝えると同時に、
今を生きる私たちに、そっと問いかけ&働きかける、
見終わった後、希望を持って博物館を出ることができました、オススメです。
 

Museum Storeに販売されていたぬいぐるみは、救助に活躍したワンちゃん
 

ちなみに、毎年4月、博物館周辺をコースとするOklahoma City Memorial Marathonが行われています
オクラホマ州はテキサス州の上にあるので、ダラスからのランナーも多いレースです。


博物館を見終わってから3時間ほどのドライブで、
1日目の宿泊地であるカンザス州のWichitaに到着しました。
そうそう、オクラホマ州からカンザス州に入ると、I-35がKTA(Kansas Turnpike)に変わり、
否が応でも有料になりますだったら、無料の道を通れば良いじゃないかって話ですが、
そうなると、もろ田舎道になるので現実的ではなく・・・・手っ取り早いカンザス州の税収UPの方策か?と
さておき、今夜のホテルに無事到着して、ひと安心。
備え付けのアメニティ(シャンプー&コンディショナー、ボディシャンプー)が、
思いがけずJ.R.Watkinsでした



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コメント
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