エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

『はがしロールバック』と『停止ロールバック』

2011-09-02 11:02:51 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!


昨日は朝より熱板の片側がしっかりと受け台まで下降しないという不具合のお問い合わせをいただきました。最初は現場の保守担当者からの着信だったのですが、すぐに社長様に代られたので少し焦ってしまいました。

毎朝現場を回られて機械の不具合箇所はご自分で調整されるため、私もおかしなことは言えないので少し緊張してしまいました。

社長さま、ありがとうございました!!

さて、昨日はロールバックの不具合について、お問い合わせいただいていた件の修正を行いました。

これはセミ重袋機に搭載されている機能で、株式会社ムラタでは『はがしロールバック』と『停止ロールバック』の2種類があります。

『はがしロールバック』は通常のカットを行う前に、下熱板に張り付いたフィルムをロールバックによりはがすもので、通常は10mm~30mm程度ロールバックを行い、剥がれてから製品のカット長を送りだします。

次に『停止ロールバック』は機械停止時、もしくは100枚など任意の枚数でカウントアップをした際に下熱板の温度によるフィルムの収縮を避けるもので、通常はした熱板から離れる程度の50mmロールバックします。

ちなみに製袋kいの運転開始(再開)した最初の1枚目はロールバック分を自動で補正されるため、製品の長さは常に同じになります。
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