こんばんは!㈱ムラタの村田洋介です!
東日本大震災より9年が過ぎました
改めて被災されたすべての方にお見舞い申し上げると共に、亡くなった方に哀悼の意を表します。
2011年3月11日から9年が経ち、私は3月初めに福島県双葉町にいました。
国家プロジェクトである中間貯蔵施設へ納めたシール装置の試運転のためです。
震災が起きた時のテレビから流れてきた衝撃の映像から9年の年月が経ち、(株)ムラタがこのような事業に立ち会うことになるとは夢にも思いませんでした。
フレコンバッグに入れられ山積みにされた瓦礫類の映像を見た人も多いと思います。
これらを焼却、圧縮して体積を数百分の一にし、一時保管をするこの事業。
鉄製の容器には内袋に入り最終的にはシールをします。
おりしも作業最終日であった3月4日は双葉町で一部の帰宅困難区域の解除と重なりました。
真新しい駅舎や道路は新興住宅地のようでした。
『現地に来てみなければ分からない』と今回の短い滞在中に一番印象に残った言葉です。
その言葉通り、浪江、双葉、富岡と国道を走ると目まぐるしく風景が変わるのを目の当たりにしました。
コンビニがあり普通の生活が感じられる場所、除染作業をしている風景、バリケードが設置されており物々しい風景などが隣り合わせに続いています。
さらに朝には通勤ラッシュで渋滞まで起きます。
まだ復興まではまだまだ長い道のりだと思います。
エンジニアとして少しでもお役に立てると嬉しいと思います!