おはようございます!㈱ムラタの村田洋介です!
昨日に引き続き今週は休日出勤をしております。
さて、今日は日曜日なので先週みた映画の話をしようと思います。
先週の平日は仕事終わりにレイトショーで『FUSHIMA50』を見に行きました。
一つおきの座席の中に5名ほどの観客がいました。
この映画は2013年7月15日の本ブログに紹介した『死の淵を見た男』が原作になっています。
吉田所長役の渡辺謙さんと岩崎当直長役の佐藤浩市さんが絶望的な当時の現場での出来事を演じられています。
映画という中で最大限当時の様子を再現されています!!
同様の作品でNHKドキュメンタリー『原発メルトダウン 危機の88時間/最前線で戦った人々』もあります。
9年前に起こった事実を再現している共通点があるので、どちらも同じ言い回しがあります。
当たり前の話ですが、NHKドキュメンタリーの方が現実に起こったことを事実に基づき教養的なものがあります。
その中で再現ドラマは事実に基づき淡々と演じているように思います。
また本映画は切羽詰まった状況が伝わってきます。
原作である『死の淵を見た男』では当時の様子が、あの現場にいた人々の証言が纏められた書籍です。
2013年7月15日のブログに以下のように書きました。
ー以下当時のブログより抜粋ー
津波から4日目、不眠不休で戦ってきた吉田所長が突然立ち上がり机と椅子の間にできたスペースに座禅を組むように座り込み、いままでと明らかに違った様子が綴られています。
このとき彼が何を思ったのか、それは自分と一緒にここで死んでくれる人間を思い浮かべていたと回想しています。
この様子は映画でもしっかりと再現されていました。
後世に残さなければならない事実が詰まった映画だと思います。