イコンのもとに

大寒、迎えました。あったかくしてお過ごしください。
またプール通い始めました。

信用

2015年01月18日 | イコン
オリエント美術館のホームページを見ると
また今年もイコン教室が開催されるそうです。

私がこの画家をオリエント美術館に紹介して
イコン教室が始まりましたが、
年数を重ねるうちに
どうにも、めちゃくちゃな指導だということがわかり
他の生徒からもニコライ堂に聞いて欲しいという意見まで出て
確認をしたことがありました。

イコン画家は長年、
夫婦で岡山の県民をバカにし続けており、
今はどうだかわかりませんが、
若い作家たちは、彼らのサポートは拒否しました。
私も母のイコンを間違えて描かれたり、
イコン教室での金箔の独占販売や
高額なイコン販売に嫌気がさし、
離れてしまったひとりです。

ニコライ堂は、あのイコン画家を
個人でイコンを描いている画家と判断されているそうで
神父の娘だから、ニコライ堂公認のイコン画家だ、
というわけではないそうです。
イコン教室内でも
「イコンを描けば金になる」とよく言っていましたから、
生徒からも疑問が出ました。

仏画に比べて、日本のイコンは歴史がなく
あのような個人でイコン画家として
名声と利益を得ようとする画家もいるわけですから、
イコンを習うときには
指導者の人格もよく調べて
習われた方がいいと思います。

、、、と、言いますか、
あのイコン教室では、
顔をほとんど描き変えられてしまい、
お人形さんのようなイコンになるので
生徒の大半がだんたんと嫌になりました。
つまり、あの先生は仏画のように
正しい形のイコンを教えてくれるわけでなく
自分好みのイコンの指導なので、
自分好みに描き変えられてしまうのです。
あの指導を一度受けると
これは、絵の知識さえあれば、
自分で独学で描いて、
教会に献納すればいいことだとわかった次第です。

イコンを生活の糧にしてはならないと言われていますが
徳島の神父様も
あのイコン画家は
「生活の糧としてイコンを描いている画家なんでしょう」と言われていました。

私は正教会の信徒ですが、
日本の一般の常識からはずれた
奇妙な考えや行動をする個人を
まるでオウムやナチみたいに
奉ったり、崇めたりはしませんから
あのイコン画家からはきっぱり離れましたし、
「ギャラリーで買ったら10万円もするのよ
あなた、欲しかったでしょう」と言われてもらった
夫の焼いた曲がった花瓶や
失敗作のカップや
何度話しても聞かなくて
違う別人の聖人を描いた母のイコンなどをもらいましたが、
母も嫌がったので
3年前の年末に
全てイコン画家に送り返しました。
そのときに、画家の娘やオリエント美術館の学芸員や
毎日新聞社、山陽新聞社に知らせました。

イコンを習うにしても
一般常識のある普通の感覚の画家に習うべきだろうと思います。
イコン画家の口癖で
「岡山の人間は私たちのような
立派な仕事をしてきた作家を大切にしないのよ」とよく言われましたが、
常識というものをわかっていない人だと思いました。
岡山の悪口を10年以上言われ続けて
大切にする人はいないと思います。

イコンを販売して、名声や利益を得ようとすること自体が
やはり、違うと思いますね。
詐欺と言われても仕方がない。
奇妙なことには一切、関わらない私です。
イコンの塗り絵教室で
先生から「私を崇めなさい」と言われても
普通の人なら、気持ち悪いだろうと思いました。
私もおかしなことを言う人だと思いました。
仏画の先生にも何人か習ったり、
仏師にもお会いしましたが、
「自分を崇めなさい」などと言う人にはお会いしたことは一度もありません。

絵の心得がある方なら、
奇妙なイコン画家に習わなくても
あの塗り絵のようなイコンなら
ご自分で描けると思います。
ご自分で描いたイコンをご家族に手渡していくとか
贈り物にされる方が
イコン画家から
高額なイコンを買わされるよりも
すばらしいのではないかと思います。

「年寄りばかりみていないで
イコンを描きなさい」と言われたのは
このオリエント美術館のイコン画家です。
私の両親も怒っていましたから、
私は離れてよかったと思います。
自分も年寄りだという自覚はないのだろうか?
自分の介護も間近だというのに
何を言っているんだろうか?
と思いましたし、
両親を介護をせずに、ほったらかしで
すばらしいイコンなど描けるわけはないと思いました。

人吉の正教会のイコノスタスも手伝いましたが
指導はほとんどなく、
私は絵具代や金箔代を画家からはもらったことがなく、
自分の都合のよいときに、
作品を取り上げていきました。
毎日新聞社のイコン教室の生徒から詐欺ではないかと声が上がったときも
あのめちゃくちゃなイコン指導を経験しましたので納得しました。

とんでもない指導をする画家でしたから
辞めるのに全く抵抗はありませんでした。

その後、
私の絵のお勉強は、
すてきな植物画の先生と出会い、
植物画教室の時間が合わなくて辞めましたが、
先生とはまた偶然お会いしたりします。
今は日本画を再び復習しています。
日本画とイコンのテンペラの知識は同じものがあります。
日本画の教室でもテンペラの話題を
たくさん話しました。

人格、性格のよい指導者に習わないと
自分の持つ本来の能力まで、だめになりますね。
イコン教室があまりにも常識がなく
ひどかったので
指導者の大切さもよくわかります。
絵は技術だけでなく
精神性も大切ですから、
よい指導者に習うべきです。
常識のない指導者に習うと
生徒まで常識がなく、
個性まで潰されます。
指導者は選ばないといけません。

祖母は鏑木清方の孫弟子になりますが、
鎌倉や東京で
あのような身勝手な画家には
母も私も会ったことはないので
イコン画家って、
程度の低い人間がいるものだと思いました。
イコン画家は団塊世代ですから
人の描いた作品を罵るのも平気な性格なのかもしれません。
夫婦で作品展示をしているギャラリーにやってきて
「こんなのはだめだ。
岡山の作家はバカばかりだ」と罵られた岡山の作家はたくさんいます。
私もそうでした。
私はおかしな性格の画家には習いたくありませんでした。
バカばかりの岡山にいる必要はなく、
東京に帰ればいいのに、
と思っている人は多いと思います。

指導を受ける先生は
人徳のある方を選ばないといけませんね。
宗教画は特にそうだと思いました。

イコンの研究者も言われていましたが
このイコン画家のイコンより
山下りんの印刷のイコンの方がよいと、
私も今では同じように思います。
「自分は神父の娘だから、
イコンも特別なのよ」と
イコン教室内でも言っており、
「私はすばらしい仕事をしているんだから
岡山の人は崇めるべきよ」とよく言っており、
私にも、他の生徒から
「先生の言っていることは、おかしいのではないか?」と
問い合わせがあったりしましたが、
日本正教会公認のイコン画家ではないそうですから、そこはご注意を。
職業の絵描きと同じように
主婦がイコンを描いて販売している仕事ですから。
「なぜ、こんな人を岡山の人間が崇めないといけないんだろう?」と
思って画家から離れた人はたくさんいるわけです。
宗教的な正しいことは、
ニコライ堂にお聞きください。
イコン画家は「妄想と現実がわからなくなる」と言っていましたから、
事実を確認されるようにしてください。
画家個人の都合のよい考えに騙されないように。
宗教画家個人の都合のよい宗教なんて
とんでもないですから。

私は、オウムのような気持ち悪さを感じましたので
あのイコン画家からは離れました。

































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花時計