イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

2015年03月17日 | イコン
実は、
日曜美術館の山下りんさんを観る前に

エフラム・ヨンやクルト・ヴァイツマン
ディオニシオスのイコン研究本を
手放そうと考えていたのですが、
くーちゃんが山下りんさんを観せてくれましたので
急遽、変更しました。

イコン本は東北の震災後、
大量に古本として出されましたから
私は東北の古本屋から
大量に買えるだけ買い、
岡山県立図書館や各地の教会に送りました。
イコンマニアしか必要ではない本ですから
棄てられるより、
必要とされる場所にあった方がいいのです。

美術はパソコンでは限りがあって
家庭のプリンターでは限界があり、
質感は本からの方からが
つかみ安いのです。
本は何より電源が必要ありません。

パッチワークの型紙つきの本や洋書は
80冊くらい岡山県立図書館に寄贈していますから
ぜひご利用ください。
これから、残りの100冊近くを処分し、
今までの人生の整理です。

反対に、日本画についての本を購入しています。
学生時代の35年前には、
今のような立派な指導書はありませんでした。
先日、日本画教室で見せていただいた本に
学生時代の同級生の日本画が掲載されていました。
鳥山武弘くんです。

彼は奈良の鳥の日本画家に内弟子入りをしていました。
これには、私は感動しました。
私が、もそもそと子育てをしていた間に
彼は日本画修行をしていたのです。
すばらしい彼の絵を観れて、
とても希望を感じました。

非常識で欲深なイコン画家に会って
寄り道をしたように思いましたが、
それはそれでよかったのではと思いました。
白石さんはイコンを描いて
教会に仕えたらいいのではないかと思います。
でも、10年以上、
夫婦で岡山批判を繰り返しましたから
岡山の方々は胡散臭い宗教だと思っている人が多いです。
神父の娘が岡山県民をバカにし続けるわけですから
イコンは売れず、
信徒が増えるはずがないと思いました。

私たちが学んだ日本画は、やはりすばらしいものですし、
大学時代に教えていただいた先生方は
立派な方々だったのだと思います。
先生方に感謝しています。
学生時代に真の絵を教えていただいたから
今の私があると思います。




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