イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

思うこと

2016年02月20日 | イコン
何年も前からカトリックはロシア正教会と和解したいのだろうとは、
カトリックの方々の発言から知ってはいました。

ただ、そういう話になったとき、
正教会の側、
私が見たのは神父の家族の対応ですが
「それは絶対にあり得ない」と
公のオリエント美術館の講演でもはっきりと言っていましたから、
正教会側が強固なのだとわかりました。

ただ、水面下ではハバナ会談に向けて、
カトリックは正教会に交渉を続けていたのだとわかりました。
ひょっとして、正教会の総主教も
個人的に和解を望んでいても、
カトリックと正教会の分裂の歴史がそうはさせなかったのだと思います。

私が習った岡山のイコン画家、白石孝子さんからは
「カトリックはろくな考え方はしないから、
カトリックの言うことは信じない方がいい」と度々言われました。
私はそれに嫌気がさして、
この人からは真の宗教画は習えないとわかりました。

札幌の神父の娘でしたが、
偏った信仰の考えを持ち
「神父の娘である私のイコンを買えばよくなるわよ」と
平気で言うので危険だなと思いました。
私がオリエント美術館にイコン教室をするように紹介しましたが、
紹介したのは失敗でした。
人吉ハリストス正教会のイコノスタスを手伝っている時に
「年寄りばかり看てないで、イコンを描きなさい」と言われました。

イコン画家からは離れましたが、
ハバナ会談を見て彼女はどう思っているのでしょうか?
これを機会に、
カトリックにも自分のイコンの販売を勧めていくのだろうと思いました。

歴史は変わる、よい方に変えられると、
私は信じています。


昨晩の旅番組から
キジ島に行って、
フィンランドに導かれた日本人男性のストーリーでした。
神様が彼をフィンランドに導かれたのだと思います。














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