ちょっと、もやもやしたものがありまして、
私にはそう関係ない環境や人だったりしますが、
こちらに書かせてください。
ひとつめは、今の大雪の時期に必ず思い出して考えたりするんですが、
新潟県十日町市竹所の、あの建築家のカールさんが手がけられた古民家村、
あの素敵な家々の雪かきは誰がしているんだろう?ということ。
私もカールさんの番組は大好きで、繰り返し見てはいるんですが、
ベニシアさんの時もそうだったけど、公開する暮らしですから、
いい部分、素敵なカメラワークしか見せないじゃないですか?
番組作品というものだし、個人的なことであるし、
汚い部分や嫌な部分は見せないのが当たり前でしょうが、
竹所に移住した方々は人生の成功者であって、ほとんどがシニア世代、
あの十日市の豪雪の雪下ろしは自分ではあまりしないんだろうなと思いながら見ています。
毎日したらくたびれ果てる。
雪下ろし部隊とかカールさんづての業者さんに頼むのかな?
それと、天井を抜いて、梁を見せる構造にしているから、
薪ストーブの薪が大量にいるだろうな、まわりは山だから木はあるんだろうけど、
もし薪を買えば、一冬40万円かかると聞いたから、それだけ財のある人々の暮らし。
まわりの間伐材は誰が薪割りするんだろう?とか、
きっとひとりなら、小さな空間の部屋にこもって過ごしているんだろうな、広すぎて寒すぎる。
カールさんも奥様のためにもっと小さな家を考えていると話していたし、、、とか、、、
私には関係ないのですが、
雪の全く降らない岡山市内の生活でさえ、この数日、最低気温が−4℃となり、そんな日は昼間7℃になったとしても底冷えがひどい。
豪雪地帯の深々とした寒さで、あの広すぎる空間は考えただけでも辛いです。
だから日本家屋は梁の下に天井があり、下で薪を焚いて熱い空気を天井に溜めていたのに、
天井ぶち抜いたら寒すぎるだろうなぁ、と見るたびに思います。
私には体育館で生活しているような感じに思えます。
人間、最期は4畳ぐらいの空間があればよく、
高齢者になると、あの素敵な古民家は広すぎる。
若い家族が移住してくれたらいいのだろうけど。。。
竹所と全く関係なく、ただ番組を見ているだけなんですが、
私は住めないな、と思いました。
燃料費のかからない狭い部屋で
灯油ストーブと電気毛布、豆炭あんかで充分です。
豆炭あんかは3つ作っていて、寝床には右側に、胸あたりに1つ、腰あたりと足元に置いています。
その豆炭あんかの間の掛け布団の上に猫が丸まって寝ています。
リビングにも2階にも豆炭こたつはあるので、来客があればこたつに豆炭を入れます。
そんな、安上がりな暮らしです。
雪下ろしで身体を傷めている方々がたくさんいます。
日本政府は何か考えないと、雪の多い地域が過疎化しますね。
雪下ろしを国が少しでも負担したらいいのに、と思います。