イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

認知症、続き

2022年09月08日 | 在宅介護
前の記事の続き、、、
隣に来た救急車を見てきました。

他人様に被害を出している年寄りなんか、家族の責任ですから、
放っておけばいいんですが、
何かあると、近隣が見てなかったんではないか?と必ず言われます。
違います。
町内会でも話題となり、
私は民生委員にも家族がほとんど世話していないことを話しましたし、
ご近所の方々も注視しています。

前の記事を書いた直後、
本当に救急車が来ました。
いつもと同じ、お婆さんが救急車を呼んだんです。

写真の植木は、お婆さんが水をかけ続けて、根はグサグサ、
葉はうどんこ病だらけの植木です。
お婆さんの家の植木なので、私は手がつけられません。
救急車も慣れたものです。
赤いのが、回る救急車のランプ。


隣のお婆さんが運ばれて救急車に乗るのを見ましたが、
救急車はサイレンを全く鳴らさずに出て行きました。
これは?
救急車も慣れているのでは?

最近はなかったのですが、
以前は月イチでタクシー代わりに救急車を呼んでいて、
慣れた救急隊員さんが「用意できてる?」と聞いたりもしていました。
救急では、名前の通ったお婆さんなんでしょう。
このコロナ禍なので、おそらく救急治療室には入れず、予備室みたいな場所で点滴をした後、
いつものように、ひとりでタクシーに乗り帰宅します。
この繰り返しをやります。

娘は歩いて20歩のところに家族で住んでいるので、
お婆さんは歩けるんだから、娘が車に乗せて病院に行けばいいだけのことなんですが、全くしない。
お婆さんの家にも入っているのを見たことが最近はない。
洗濯物は外に干さない。
娘が干したのも見たことがない。
風呂も入ってないと思う。
デイケアは通っている時と、全く行ってない時とある。

民生委員さんは、娘が歩いて20歩のところにいるのを知らなかったですから、
お婆さんも話したくないんでしょう。
救急車にも誰も付き添わずに乗っています。
娘家族は、お婆さんが建てた家に住んでいるわけで、
娘もおかしいんだなと、私は思います。
別に認知症だろうが、おかしくても、他人様に迷惑がかからなければいいんですが、
迷惑かかりっぱなしの年寄りですから、とんでもない話なんです。

前に書いた母の経験当時、
私は40代でしたが、母の経験が役立ち、
高齢者対策は40代からしました。
最近は、以前に比べて、
発言や行動が、おかしい、奇妙だ、と感じる同年代や高齢者とは、
深く関わらないようにしています。
在宅介護をしているのに、さらにこれ以上、巻き込まれたくないからです。

2012年に、イコン画家夫婦から離れたのもそうです。
私がオリエント美術館に紹介したイコン画家です。
金箔の独占販売や「私を敬え」と言われて、めちゃくちゃでした。
人吉ハリストス正教会のイコノスタスも
アクリル絵具に顔料をぶっ込んで描くよう要求されたので、
とんでもないので離れました。
オリエント美術館に紹介したのを後悔しています。

イコン教室や陶芸家にも
イコン画家とその夫の陶芸家からの罵りの被害者が多数出ていたので、東京の娘に連絡しましたが、全く無視でした。
挙句、イコン画家夫婦の作品まで、信用されません。
認知症をほったらかすと、築いてきた仕事まで「加害者の仕事」になります。

日本画教室を辞めたのも、
明らかに認知症の生徒が入ったのに、
それに対する対処がされてなかったからです。
そうなると、いちばん若い私に何か役が来たりします。
それは、日本画を習うこととは全く違います。
認知症だとわかっている生徒を、よく理解していない生徒に世話させているわけですから、
トラブルが起こるのは当たり前。
あれでは、若い人は習いにきません。
イコン画家夫婦からも「私たちの世話をしろ」と言われていましたから、
とんでもない絵画教室だと思いました。
辞めてよかったです。

隣のお婆さん、ご近所の方々は
「家でひとりで死なれたら困るな」と思っています。
お金持ちなんだから、施設に入れたら?と、
みんな思ってますが、
無関心な家族だから、歩ける限りは無理でしょう。
子どもがいても、金があっても、
他人様に迷惑かけっぱなしの年寄りはいるんですね。




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認知症

2022年09月08日 | 在宅介護
牧原の73歳の園長の会見を見ていると、認知症初期のように感じました。
認知症と言っても様々あるのですが、
73歳にしては、あまりにも年をとり過ぎている。
副園長も頼りない受け応え。
保護者でなくても、見ているだけでイライラしました。
働く職員も、園長おかしいなと思っていた人はいるんじゃないかしら?

90歳の私の母が70歳の時に、
母の友人Aから連絡があって、
母は参加しなかった同窓会に行って、
友人Bが、財布がないと騒ぎ出して、
連絡をしてきた友人Aが盗んだと言い出したそうです。
その相談の電話でした。
私はすぐにBさんは認知症だと思いましたから、
母には「この盗難疑いの話に加わらず、相談があっても話を聞くだけにしなさい」と言いました。
母もBさんの様子がおかしいのを、他の友人から聞いていたそうで、
深く首を突っ込まずに話を済ませましたが、
真剣に話の相談に乗っていた人たちは
さらにBさんの認知症に振り回されて、大変だったそうです。
母か同窓会に参加してなくて、よかったと思いました。
Bさんは、それからすぐに亡くなられたと聞きました。
Bさんにはピアニストの独身の娘さんがいたのですが、別居でしたし、
お母さんの変化には気づいてないようでした。
認知症が困るのは、家族だけでなく、他人様にまで被害が及ぶことです。
家族がわかってなければ、他人様が巻き込まれます。

以前書いた、隣のお婆さんが、庭の散水が凄まじい状況だった話のその後ですが、
我が家方向へは、撒かなくなってきたのですが、
我が家と反対の家方向に撒くようになり、隣の家の塀を飛び越えて
敷地内に直撃していたそうで、
我が家と同じ惨状だったようです。
乾いた洗濯物がずぶ濡れ、何時間も水を撒き続ける。
年寄りの管理を息子や娘はしないわけですから、施設へ入れてくれないかな?と思いましたが、今も家にいます。
食事も宅配弁当が3日に1回くらい届くだけです。
と、書いたところで、隣に救急車が来ました。

続きは、また次の記事に書きます。
本当に救急車が来ました。







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花時計