イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

人とのつきあい

2022年12月27日 | 在宅介護
「私はどうなるのよ」
「何で私がしなきゃいけないのよ」
と私に言った女性たち。

彼女たちと
おつきあいがあったのですが、
同じことを私に言った女性たちとは、
振り回されることが多かったので、
自然と縁遠くなりました。

揃いも揃って、みな、この言葉を私に言ったんです。
全く同じ言葉です。
自分のことしか考えない人たちで、
自分がやりたいことを、
都合の良いまわりの人に押しつけてきます。

「私はどうなるのよ」って、知らんわ。
自分の人生なんだから、自分でやりなさい。
いい年した大人、おばさんなんだから。
いったい何歳なの?

「何で私がしなきゃならないのよ」って、
別にあんたでなくてもいいんだけど、
まわりの人も、一応、聞いてみたり、確かめているだけよ。
あんたに期待はしてないから。

って、言ってやりたかったけど、
こんな、普通は人様に言わない言葉を
平気で口に出す非常識人間なんだから、
理解できるはずもなく、
私は黙ってたし、
この人から離れないと利用されるだけだなとつくづく思いました。
この言葉を聞いた時、ため息が出たし、
同じ言葉を言う人たちって
性格も似てるんだなと思いました。
自分中心です。

自分の住む場所の作家たちをバカ扱いしたり、
父に実印出せと言ってきたり、(犯罪)
平気で何十年も不倫していて、
不倫相手とのノロケ話や奥さんの悪口を私は聞かされたり、
人をおだてるのが上手で、
自分を守りたいがために善悪がわからなくなっている人からは、
きっぱり離れてしまっても、
私の生活は、
その人たちとつきあっているより、
はるかに穏やかに、平安になったのでした。
彼女たちのその後も、いいことにはなっていないと聞いています。
まわりを幸せにしないんだから、自分が幸せになることはない。

確かに、両親の同時介護ばかりの
この15年でしたが、
その間に、
おかげさまで子どもたちは結婚し、近くに住んでくれて、
父を見送り、今は寝たきり90歳の母をみています。
毎日、心がとても穏やかで、
まわりも母を気遣ってくださる方ばかりで、ありがたいです。

人とのつきあいは、自分で選んでいくべきだし、
何が自分に大切であるのか?
考えながら、選択しながら生きると無理がないなぁと思いました。
60の還暦になったら、
自分は、ばあさんだと年寄りだと、はっきり自覚しながら、
心身をサポートしてもらえる人とつきあうべきだなと思いますね。
そんなにたくさんの人はいらないのよ。
私もやらなきゃならないことがたくさんあるから、
つきあいは数人でいいんです。
信頼できる人がまわりにいたら、それで充分。

両親の介護で自分の介護がどうなるか、わかりましたし、
子どもたちにも人間の死にゆく様を見せられました。
とてもよい介護生活です。


母と寝るのが大好きなくーちゃん。
美猫ですが、写真ではわからないのが黒い猫。
介護生活を助けてもらっています。
猫たちには感謝しています。
ありがとう。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花時計