イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

見限る、見守る

2023年08月28日 | イコン
さんまさんの番組で、
脳科学者が、3回嫌だなと思う人がいたら
さっさと見限ってつきあわない方がいい
と言ってましたね。

いや、本当、そうだと思う。
ただ、その人が仕事上つきあいがあったり、お客様だったりすると
我慢我慢になるんだけど。
法律上の家族だったりすると、
黙って耐えるしかないんだけど。

私は、スッパリ見限って来ましたよ。
それらの人たちは、私や家族を襲う他人でしたからね。
父に実印をよこせと言ってきた義妹や
私たちを敬え、金を出せと言ってきた赤磐市のイコン画家と陶芸家の夫婦。
母はこの陶芸家の夫に柳井原ハリストス正教会で
ババアと罵られましたよ。
頭のおかしいのが来る教会だなと思いました。
神父さんって大変ね。

それと、
私と母の在宅介護のことをいくら話しても理解できない人がいて、
その人も病気であったから、
これ以上つきあいは無理だなと思った人もいました。

母がまだ70代の時に
聖路加の同窓会で年に一度、旅行に行ってました。
ある時、その中のひとりから電話がかかってきたのですが、
私を母と勘違いして話し始めたのですが、話していることが辻褄が全く合わない。
時系列が合わないので、これはおかしいと思いましたが、話を合わせて電話を切りました。

その年も母たちの同窓会旅行があったのですが、
母が用事が多くて時間がなく、旅行に行くのを迷ってましたから、
私は、行かない方がいいよと、旅行は辞めさせました。

そうしたら、あったのです。事件が。
あの、わけのわからない電話をかけて来た人が、
財布がなくなったと旅行中に言い始めて
財布を盗んだ犯人として、
同行の同級生を疑ったんです。
もちろん、そんなことはなく、
認知症であったわけですが、
犯人扱いされた人は、そりゃ収まりがつかなくて
母に度々、電話をかけてきましたが、
私は、前にあったおかしな電話の話はしないように母に言いました。
余計なトラブルに関わらなくていいんですから。

高齢者同士で旅行に行ってトラブルというのはよくある、と添乗員の方が話してましたね。
あれがなくなった、という騒ぎです。
年をとって、お互い様なんだからいいじゃない、という人もいますが、
私は嫌だなと思います。
つきあいも常識がないとね。

反対に黙ってても見守る、ということができるのが
年を重ねだからこそできるんだなと
最近やっとわかったことです。
子どものことも、失敗しないように、先に口や手を出してしまっていたけど、
年をとったら、こちらの反応もゆっくりしているもんだから、
結局は、見守る状態になってしまうんです。
これ、一呼吸置くので、トラブルになりにくい。
オババの生き方として、
一呼吸置いて、ゆっくり話そうと思っています。
ゆっくり時間を置くことで、しっかり見ることもできます。
判断をする時間が私にできるんです。

わかる人はわかる😊
完成したら、お見せしますね。





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