今朝のサンデーモーニングで
寺島実郎さんが
「プーチンの戦争は宗教戦争だ」と言われました。
ウクライナ侵攻が始まり1ヶ月、
私は最初から、
プーチンは分裂して統一しないウクライナ正教会が気に食わず、
ジェレンスキー大統領がユダヤ人ということも腹が立ち
ウクライナを消滅させたいんだろうと考えていました。
日本では、宗教と政治は切り離して考えるように今はなっているから、
侵攻1ヶ月間、宗教の話が全く出てこないことに
すごく違和感を感じていました。
今朝、やっと、初めて寺島さんが「宗教戦争」と言われたと思いました。
日本のロシア研究者たちは
もちろん、プーチンの戦争の根底には宗教があると知っています。
でも、プーチンの戦争と宗教を結びつけて話せない状況が
日本のテレビやラジオにはあるわけです。
「宗教戦争」という言葉は、日本では使われないだろうと思います。
プーチンがヒトラー同様と言われるのも、
ユダヤ系ウクライナ人を滅ぼしてしまいたいから。
ところが、世界中のユダヤコミニュティが
ジェレンスキー大統領を
精神面と莫大な財力で支えている。
プーチンひとりの力では、敵わないと思います。
そして、戦争とは全く無関係の、ロシアの一般の人々が
経済制裁の影響で、生活に苦しむことがわかります。
その人たちもプーチンの戦争の被害者になります。
私は、どんな宗教の人でも、
子どもたちやお母さん、
おばあちゃん、おじいちゃんたちを
殺すような人たちは許してはならないと思います。
ウクライナの悲劇は、明日は我が身、
日本もどうなるかわからない。
ウクライナから目を離してはならないですね。
本当は花見で浮かれている場合ではないんです。
ジェレンスキー大統領の奥様は
脚本家だそうで、
大統領の日本のリモート演説の言葉は、
奥様の考え方が入っているんだなと感じました。
日本に気をつかって話してくださった。
まだ44歳なのに、立派な大統領だと思いました。