地球を歩く旅人・・・彩風人の写真帳
2016年中国東北部(旧満州)・・・ノモンハンを訪ねての旅・・・
中国東北部・・・内蒙古自治区フルンボイル市・・・ハイラル区・・・
ハイラル市街地から北へ40㎞、フルンボイル草原の中に・・・キプチャク・ハン草原村・・・モンゴルの草原での放牧生活のテーマパーク?です。観光客の宿泊できるゲル、食堂、モンゴル相撲、ステージで歌や踊り・・・など
遊牧民の生活を肌で感じてもらうための施設です。
※キプチャク・ハンは集落名ではなく中世にモンゴル人が築いた東ヨーロッパのキプチャク王国の名前です。
一番の見ものは見渡す限り、水平線まで続く草原と馬や羊や牛・・・です。
ユッタリと蛇行して流れるモルグル川・・・樹木は一本も無く、人の膝ぐらいの高さに繁った草がどこまでも続く。
ユッタリと蛇行して流れるモルグル川・・・樹木は一本も無く、人の膝ぐらいの高さに繁った草がどこまでも続く。
※撮影日は2016年6月8日。
※フルンボイル市・・・東西630㎞、南北700㎞、面積は九州より少し小さく四国より大きい。行政の中心はハイラル。フルン湖とボイル湖から名づけられた地域。二つの湖は淡水湖であるが多くの湖が鹹水湖(塩分を含んでいる)。ノモンハンはハイラルから南西250㎞のモンゴル共和国国境あたりの草原地帯です。※モンゴル・・・外モンゴル(北モンゴル)のモンゴル国と内モンゴル(南モンゴル)の中国内モンゴル自治区に分かれる。チンギスハンの後裔の領国の関係で分割され、清国との関係で南モンゴルは内モンゴル、ロシアとの関係で北モンゴルの体制になっていった。長い歴史の流れです。面積はモンゴルは日本の4倍、内モンゴル自治区は3倍の広さ。オセアニア大陸の内陸性気候、国土の4/5がステップ草原、年間降雨量300㎜、夏短く冬の長い高冷地。近年砂漠化が進んでいる。
※コメント欄オープン。
そして
あの、ノモンハンなのですね。
実際に現地を訪れていらしたとは…
写真を拝見しながら、色々と思考を巡らしてしまいました…
ノモンハンはハイラルから南に250㎞。
宏大な草原の風景は同じです。
ノモンハンについては15日に掲載します。
リンクありがとうございました。