比企の丘

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中国残留孤児・・大地の子・・終わりなき旅

2006-11-18 | 語るべき責任 満蒙開拓とは何だったのか
昨日の新聞に中国残留孤児7人の一時帰国の記事が載せられていました。
現在2006年です。敗戦時1945年、あれから60年ですから、この方たちの一番若い方で当時0歳、現在60歳になるわけです。もはや孤児というには忍びない年齢です。

日本は私の家
もし実父母が生きていたら、立派になった娘の姿を見て欲しい
お前の父親は日本人だ


父母のふるさとの土を踏みたい。これが愛国心でしょう。
この方たちの生きてきた道をうかがい知ることは私にはできません。



井出孫六さんが「終わりなき旅」を雑誌「世界」に連載したのは1985年です。それからでも20年たっています。
まさに終わりなき旅です。

この人たちの生きてきた歴史はなんだったのでしょう。自虐史ではありません。
戦後60年が間違っていたのでしょうか。昭和のはじめから1945年に至るまでが間違っていたのでしょうか。

※コメント欄オープン。


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4 コメント

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Unknown (lohashatoyama)
2006-11-18 09:35:57
当然、逆のパターンもあります。
すなわち連行されたきた韓国、中国の方々...。
この地とかの地で今となっての経済状況の違いは別として、故郷への想いは同じでしょう。そして強いられた過去も。
 そういった過去を封印してはいけません。
 この方々が消滅してしまうのを待っているような思いが万が一にもないように祈ります。
 
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Lohasさんへ (ヒキノオカビト)
2006-11-18 15:16:56
逆のパターン、幼いころそれは恐ろしい場面を見ています。機会を見て記したいと思ってます。
この国は五族協和のスローガンの下にことを行いましたが、日本人の乳飲み子(やむをえない理由で置き去りにされたか、母親が満州の土のなったか)が生きてこの国の土を踏めたのは彼の国の庶民層のおかげです。
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庶民の想い (くらんぽん)
2008-06-23 05:58:31
かの国の一部の人々の行為(インターネットを駆使、過激なこの国への想い・・)意図的に長い間に作られてきた教育による偏見で、どちらにも嫌悪感を抱く人はおりますが、一部のそんな思惑に関係なく置き去りにされた子供が育って帰ってきた。偏見をぬぐい去るのは難しいけど、この事実を忘れてはいけないと感じてます。
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嫌日、親日 (くらんぽんさんへ・・ヒキノ)
2008-06-23 21:36:30
いろいろです。宗教のない国ですからなおさらです。
でも自分の国に侵略してきた人たちに肉親を殺されたり虐げられ満州のように土地を取り上げられた人たちがいて、忘れろというのはこちらの都合のいい言い分かもしれません。
その国も少数民族に同じようなことをしているのでしょうか。沖縄の人も自殺教唆を強いた人を忘れないでしょうね。
ネットを使ってロジックのない一方的な攻撃をしている人はこの国にもいます。
精神の貧困です。
ドキュメンタリー「あの戦争から遠く離れて」いちどお読みください。このカテゴリで紹介しています。
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