11月21日・・・西上州南牧村・・・星尾の奥、大上集落のビューポイントから名峰立岩(1265m)・・・
さて今日の南牧村訪問はヒマラヤの天才画家テンジン・ヌルプさんの絵を見るためでした。
さて今日の南牧村訪問はヒマラヤの天才画家テンジン・ヌルプさんの絵を見るためでした。
会場の南牧村活性化センター
テンジン・ヌルプ・・・
ネパール国ドルボの人。
ドルポってどるぽだろう
ネパールの北西、中国チベットに近い。yahoo地図検索ではわからなかった。僧侶にして探険家河口慧海(1866~1945年)も通った道らしい。
この絵・・・どこかで見た覚えのある人はヒマラヤ通か山好きな人か映画好きの人です。
(上は絵葉書、下はパンフレットより)
映画「キャラバン(日本語題)」(1999年公開)、HIMARAYA(英語題)・・L'ENFANCE D'UN(仏語題)
映画は見ましたがよく覚えていません。ヒマラヤの雄大な自然とそこに展開されるネパールの奥深くの民族の生活に圧倒されました。
最後のころに映し出された絵が強く記憶に残っていて・・・・・
つい最近「kajika's blog テンジン・ヌルブ氏来日」でこれを知り見に来ました。
会場でテンジン・ヌルブさんと握手、ツーショット。
言葉が通じないので仏教の合掌で挨拶。
絵画展は21日(土)、22日(日)、23日(月)
西上州南牧村活性化センターで。
興味のある方はぜひどうぞ。
会場のアクセスなどはこちら
→「kajika's blog テンジン・ヌルブ氏来日絵画展」
素晴らしい絵です。下地は紙?岩絵の具のように見えます。代々続く僧侶の家柄、お父さんは宗教画家、小さい時から岩絵の具を粉砕したりする仕事を手伝い、父の仕事を背中から見て身につけたのでしょう。インドの宗教画にもこんな絵があるかも。北斎の影響もあるようです。大観、春草にもこんな感じがあります。たしかな表現力ですがほとんどフリーハンドで描くそうです。世界に一つのヌルブの世界です。
西上州の険しい山の中の集落・・・南牧の風景に・・・どこかピッタリする絵です。
《脱線》テンジン・・・チベット語で「仏様の教えを守る」という意味だそうです。エヴェレスト初登頂をヒラリーと成功させたシェルパのテンジン・ノルゲイが有名、ダライ・ラマ14世の本名がテンジン・ギャツォ。シェルパ族の人もドルポの人もチベットが先祖なんですね。
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