信州の佐久総合病院名誉院長若月俊一さんのご逝去が8/22夕刊で報じられました。私の購読紙の社会面に4段抜きでです。「農村医学」という言葉を作った人です。個人的には会ったことはありません。私の兄の友人が苦学して医者になりこの病院に勤めたことを知ってるぐらいでしょうか。
ここに2冊の本があります。「村で病気とたたかう」(岩波新書)は図書館のリサイクルコーナーからもらってきたものです。南木佳士「信州に上医あり」(岩波新書)は図書館の本です。この本からではないのですが印象に残ったことを記します。
司馬遼太郎の「街道をゆく 信州佐久平みち」(朝日新聞社)に佐久病院での一こまが書いてあります。
前略・・・・・・聴くとはなしにきいていると院長さんへの信頼感は大変なもののようで、しかもただごとでなく思ったのは、院長を院長先生とよばず、――さんとさん付けで友人のように付添婦さんがよんでいることであった。・・・・・・後略
新聞の見出しも「さん」です。
司馬さんは通常いま活躍している人のことを書きません。
書名は忘れましたが若き日の井出一太郎(元自民党の政治家、丸岡秀子の弟、井出孫六の兄)と出会い宮沢賢治の本をもらったことを書いたものを読んだ覚えがあります。井出さん(この人は歌も詠んだ)も若き日のコミュニスト若月さんもロマンチストだったのでしょう。
この人の歩んだ道は私ごときのものが語れません。
若月さん ありがとうございました。
ここに2冊の本があります。「村で病気とたたかう」(岩波新書)は図書館のリサイクルコーナーからもらってきたものです。南木佳士「信州に上医あり」(岩波新書)は図書館の本です。この本からではないのですが印象に残ったことを記します。
司馬遼太郎の「街道をゆく 信州佐久平みち」(朝日新聞社)に佐久病院での一こまが書いてあります。
前略・・・・・・聴くとはなしにきいていると院長さんへの信頼感は大変なもののようで、しかもただごとでなく思ったのは、院長を院長先生とよばず、――さんとさん付けで友人のように付添婦さんがよんでいることであった。・・・・・・後略
新聞の見出しも「さん」です。
司馬さんは通常いま活躍している人のことを書きません。
書名は忘れましたが若き日の井出一太郎(元自民党の政治家、丸岡秀子の弟、井出孫六の兄)と出会い宮沢賢治の本をもらったことを書いたものを読んだ覚えがあります。井出さん(この人は歌も詠んだ)も若き日のコミュニスト若月さんもロマンチストだったのでしょう。
この人の歩んだ道は私ごときのものが語れません。
若月さん ありがとうございました。
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メタボリックとか、予防医学も浸透しているのは、おかげさまの一つでしょうか?