5月2日、白馬五竜かたくり苑にやって来ました。
信州白馬村神城・・・白馬連峰五竜岳、遠見尾根の付け根、白馬五竜スキーゲレンデの左サイド。
姫川水系犬川の渓谷に沿って「かたくり苑」があります。
カタクリの花、スミレの花の蜜を求めてギフチョウが飛んでいます。
そのギフチョウを尋ねてここまで来ました。
ここ白馬山麓から流れだし新潟県糸魚川で日本海にそそぐ姫川、この大きな谷はリュードルフィア線と呼ばれ、ギフチョウとヒメギフチョウの棲息境界線。
※ギフチョウ・・・アゲハチョウ科ウスバアゲハチョウ亜科ギフチョウ属、日本の固有種、英名ジャパニーズ・リュードルフィア、日本にはギフチョウとヒメギフチョウがいて、主に日本海側、姫川リュードルフィア線、最上川リュードルフィア線、西でギフチョウ、東でヒメギフチョウが棲み分け、ライン上は混在。
年1回、カタクリ、ショウジョウバカマ、スミレ、ザクラの咲くころ成虫になり交尾してウマノスズクサ科のカンアオイ、ウスバサイシンの葉に産卵して命をつなぐ。成虫の生息期間は約2週間、卵から幼虫、蛹に、蛹の期間が10か月と長い。
棲息環境が下草の少ない落葉樹林の林床、そうした環境が里山の手入れ放棄、開発のため少なくなって個体数の減少となっています。
わたしの住んでいる埼玉では見たことがない・・・ゆえに・・・幻・・・です。
わたしにとって幻の蝶ですが・・・いるところにはいくらでもいるそうです。幻でも秘密でもなんでもありません。白馬村観光協会では「かたくり苑」で情報を記していますが、ゲージで育てているわけじゃないので、里山を歩けばどこでも見られるそうです。いっしょに写真を撮っていた地元のかたに地図で説明してもらいました。信州人って優しいなあ。
信州白馬村神城・・・白馬連峰五竜岳、遠見尾根の付け根、白馬五竜スキーゲレンデの左サイド。
姫川水系犬川の渓谷に沿って「かたくり苑」があります。
カタクリの花、スミレの花の蜜を求めてギフチョウが飛んでいます。
そのギフチョウを尋ねてここまで来ました。
ここ白馬山麓から流れだし新潟県糸魚川で日本海にそそぐ姫川、この大きな谷はリュードルフィア線と呼ばれ、ギフチョウとヒメギフチョウの棲息境界線。
※ギフチョウ・・・アゲハチョウ科ウスバアゲハチョウ亜科ギフチョウ属、日本の固有種、英名ジャパニーズ・リュードルフィア、日本にはギフチョウとヒメギフチョウがいて、主に日本海側、姫川リュードルフィア線、最上川リュードルフィア線、西でギフチョウ、東でヒメギフチョウが棲み分け、ライン上は混在。
年1回、カタクリ、ショウジョウバカマ、スミレ、ザクラの咲くころ成虫になり交尾してウマノスズクサ科のカンアオイ、ウスバサイシンの葉に産卵して命をつなぐ。成虫の生息期間は約2週間、卵から幼虫、蛹に、蛹の期間が10か月と長い。
棲息環境が下草の少ない落葉樹林の林床、そうした環境が里山の手入れ放棄、開発のため少なくなって個体数の減少となっています。
わたしの住んでいる埼玉では見たことがない・・・ゆえに・・・幻・・・です。
ギフチョウ・・・だろうと思う?・・・前翅のいちばん外側の黄色い斑の線がズレている。後翅の突起がオレンジがかっている。
ヒメギフチョウ・・・だろうと思う?・・・前翅のいちばん外側の黄色い斑の線がズレていない。後翅の突起がオレンジがかっていなくて黄色。
そのときの光の具合、写真の撮り方により違う。棲んでいる地域によって個体差がある。リュードルフィア線上では交雑種があるらしい。
・・・ということで・・・美しいものを美しいと見たほうがイイ
ヒメギフチョウ・・・だろうと思う?・・・前翅のいちばん外側の黄色い斑の線がズレていない。後翅の突起がオレンジがかっていなくて黄色。
そのときの光の具合、写真の撮り方により違う。棲んでいる地域によって個体差がある。リュードルフィア線上では交雑種があるらしい。
・・・ということで・・・美しいものを美しいと見たほうがイイ
わたしにとって幻の蝶ですが・・・いるところにはいくらでもいるそうです。幻でも秘密でもなんでもありません。白馬村観光協会では「かたくり苑」で情報を記していますが、ゲージで育てているわけじゃないので、里山を歩けばどこでも見られるそうです。いっしょに写真を撮っていた地元のかたに地図で説明してもらいました。信州人って優しいなあ。
写真を撮りたくて、這いつくばるような姿勢をしましたっけ。
でも、咲くまでの長い間、お手入れをされている方のことを考えたら、あまり写真なんて撮ろうとしないほうがいいのですね。
また教えて頂きました。
先日我が町の歴史民俗資料館で蝶などの展示がされていました。
すでに亡くなった方ですが小学生の昆虫採集の続きを
大人がやるとこうなるのかと感心しました。
又我が町にこれだけの種がいるのも驚きでした。
ただ咲くまでに月日がかかる。
里山の落葉樹林の下に咲く花。里山は木が育つと薪や炭にして下刈りをしてそれを粗朶にして、落ち葉は堆肥にして人々は使ってきました。
それをしなくなると里山は森林化したり篠竹が生い茂り荒れていきます。
人と自然は共生していました。里山が荒れ、里山が工場なんかになっていくと自然のバランスが崩れていきます。
むずかしいですね。
折に触れて撮った写真をまとめてみました。蝶の写真で53種類ですか。名前を知らなかったのがほとんどです。それだから面白い。
収集家でもないしオタクでもないので拘っていません。
撮り方は上達していません。ただ焦点だけは合わせるように、カメラブレしないように、頑張ってきました。
蝶の数は一ヵ所だけでは種類は少ないでしょうね。地域により環境により棲み分けています。ただ昔は関東にいなかった蝶がいるようになった。温暖化による北上です。
蝶には決まった食草、食木があることをこのごろ知りました。
昔はどこにでもいた蝶、住むための自然環境が狭まり、絶滅していくものも出てきています。
コメントありがとうございました。