比企の丘

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陶芸の街・・・益子で藍屋を訪ねた

2011-05-07 | 道をゆく 関東
5月3日、栃木県東部、茨城県と境を接する益子町の陶器市にやって来ました。駅の近くの駐車場から1kmばかり歩くと町の中心部、城内坂にかかります。

城内坂の入り口にある藍染め屋さん「日下田家」・・・江戸中期から明治時代にかけては全国どこにもあった紺屋(こうや)という商売です。今ではまれなものになりました。ちょっと寄ってみます。

茅葺き「鍵屋式」の建屋。寛政年間(1800年ごろ)の建物といわれ県指定有形文化財。伝統技能を継ぐこの家の当主は9代目・・・県指定無形文化財。

鍵屋式の建屋の中は藍釜が。210年間、発酵しながら生き物と同じく管理されているという。通し土間を抜けると作業場、工房、展示場。裏庭に草木染めの糸が乾燥されていました。
日下田家の中庭にあった双体道祖神・・・裏に文化2年(1805年)の刻みが見えた。道祖神であるから個人の家にあるものではない。この家の前は四つ辻になっているからおそらく道路改修の際に保全したものであろうか。ほかに二体の双体道祖神があったが年代が読めなかった。


陶器市に来て寄り道しちゃいました。
これから城内坂をぶらぶらと陶器の展示品を見ながら歩きます。高いものを買う予定はありません。ただ見て回るのが好きなのです。


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