比企の丘

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テレビドキュメント・・・自閉症児の旅立ち

2007-05-25 | 本・テレビ、ドラマ・映画・スポーツ
昨日の夕方、テレビを見ながら夕食してました。
某局のニュースの特番「自閉症 母子の試練」を見てしまいました。夕食は中断です。北海道のとある街、自閉症児の親子のルポです。
康ちゃん・・18歳の自立」養護学校12年間の卒業式、幼いころのVTRも写しだされています。人の前に出るのに激しい拒絶反応を起こした子が卒業式で話しています。


自閉症児特有でしょうか、何か1つのことに固執するというか集中するというか、この子は音に対して特殊な耳を持ってるようです。

卒業です。仕事にも行くようになりました。お母さんはこの子の自立を考えます。自宅から5分のところにアパートを借ります。
一刻も親から離れられない子にどうして納得させようか。



お母さんは康ちゃんとアパートまで行って話し合います。
はじめての夜、お母さんは康ちゃんと約束したお休み前のケイタイを待ってます。ケイタイでお話して、お母さんはアパートに駆けつけそっと寝顔を見ます。

ノーマライゼーションというのだそうです。いつかは独立していかなければならない子供を巣立たせてやる第一歩です。アパートはグループホームというのだそうです。現在は2人のようでした。ハウスキーパーさんがお手伝いしているようです。

この話は終わります。再放送をしてもらいたい特集でした。

自閉症児を扱ったテレビドラマが昨年ありました。拙ブログでも扱いましたので参考にしてくだされば幸いです。

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4 コメント

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Unknown (くらんぽん)
2007-05-25 13:11:04
重たい課題です。
コメントができないけど、こんな体験を持ってます。
やはり自閉症児でした。
漢字に凄く関心が有り、顔を見ると重たい辞書を持ってきて「これ読める?」『なんていうの?』「麒麟」
『ふーん、初めてだよ、覚えるからね』・・画数が多ければ多いほど、彼の関心を惹き、読み、書くのです。彼は、国語は得意でした。本といえば“みんな違って、みんないい”んだから、でも、根底に尊重する気持ちがないと社会じゃあ“みんなと同じじゃない”ことは排除されてしまうし・・。
長くてすみません。感想です。
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くらんぽんさま、山法師さまへ (ヒキノ)
2007-05-26 08:35:50
重い課題にコメントいただきありがとうございます。
自閉症、ダウン氏症、重度障害者、私たちの周り(身内にも、友達・知人関係)には必ずいます。自閉症、ダウン氏症は1/1000といわれます。
私たちがが普通の視線で見てあげることが大切と思います。
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Unknown (あや)
2007-05-29 14:47:55
私は養護施設で勤務してました。ダウン症や転換、自閉症の大人の施設です。まだ親のそばで生活できる子はいいのですが深夜抜け出して駅に向かい、我が家へ帰りたくなったのか、度々そういう脱走が当直の時によくありました。お昼は園内で作業する人や、また外へ出て働く人や、15歳で自立を目指して、生活してました。この子は親がいるのでましな方ですね!まだまだ不幸な人は沢山います。
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Unknown (あやさまへ・・・ヒキノオカヒト)
2007-05-29 18:03:26
テレビのルポ番組では恵まれているほうの人を選ぶでしょうね。現実は大変です。当然ですが親の方が子供より早く亡くなるわけです。グループホームも問題はあるでしょうね。私の家の近くにも施設はあります。私の知り合いにもそういう人はいます。
私の言えることは視線を同じにしましょうということぐらいです。
コメントありがとうございました。あやさんのコメントが読んだ人に何かメッセージを与えたならばと思ってます。
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