小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

「土栗」キノコに、久しぶりに、遭うの巻=

2011年09月30日 | 自然・植物・昆虫
秋になると、地元の人は、趣味で、松茸狩りやら、しめじ採りに、秘伝の場所を求めて、山に分け入り、食するのが、楽しみの一つである。残念ながら、私は、食物アレルギーで、抗ヒスタミン剤を服用しないと、痒みが、全身に、出てきてしまうので、滅多に、食することはないが、それでも、松茸ご飯や、ブナしめじのバター炒めは、年に一度くらいは、季節を感じるために、食べることにしている。老犬と散歩の途中に、何とも、久方ぶりに、「土栗」に、お目に掛かった。昔は、結構、林の中や、我が庭でも、そこ、かしこに、何とも、奇妙な外皮が、めくれたようなまるで、栗のような形のキノコを見かけたものであるが、最近は、余り、お目に掛かることがなかった。むろん、あちら様は、毎年、出ていたのであろうが、こちらは、気がつかなかっただけなのかも知れない。なかなか、雨量・気温等の気候条件やら、枯れ葉や、土の状態が、適合しないと、キノコが、うまく、生えないようであるが、春先の山菜採りや、キノコ採りは、自分ではしないが、「山の恵み」に感謝し、戴き、楽しむのは、とても、贅沢なことのように、思われる。思う存分、自分で、採ってきて、キノコ鍋を作って、たらふく、食べられる人が、羨ましくてならない。