◆小食
最近読んだ本の中では、甲田光雄の『断食・小食健康法』に強い印象をもった。副題が「宗教・医学一体論」となっている。ここで甲田氏が言う宗教は、日本の仏教をさしているようだ。しかし、そういう限定をする必要はないだろうと;私は感じる。この本を読んで私は、とくに小食が、生きる姿勢の根本に深くかかわっているような気がした。健康を蝕む大食は、もちろん食べることへの渇愛に根ざしており、無明のひとつの象徴でもあるだろう。断食・小食の、健康への効果もさることながら、小食ということを通して、生きるという営みのぎりぎりのところが見えてくるような気がした。
ただ現実には、この本に書いてあるような小食を貫くことは、かなり大変だ。最近少し太りぎみだった(ずっと63キロ台をキープしていたが、65キロ台になりつつあった)ので、ここ数日少し抑えていた。そのおかげで63キロ台に戻った。しかし、今日は少し量が多くなってしまった。
‥‥というふうに、なかなか意思固く小食を貫くのは難しい。ましてや、甲田氏がいうような一日900カロリーの小食は、今のところほとんどできそうにない。しかし、毎日意識して小食を心がけたい。瞑想のためにも。少なくとも私たちは、毎日食べるということに色々な意味でもっと自覚的であるべきだ。
◆吉本ばななの本
はじめて吉本ばななの小説を読んだ。『アムリタ』だ。彼女の文章を読むこと自体がはじめてだった。読み始めてすぐに軽い衝撃を覚えた。その感性に圧倒されるような思いだった。これからしばらく彼女の小説を読み続けることになるだろう。
最近読んだ本の中では、甲田光雄の『断食・小食健康法』に強い印象をもった。副題が「宗教・医学一体論」となっている。ここで甲田氏が言う宗教は、日本の仏教をさしているようだ。しかし、そういう限定をする必要はないだろうと;私は感じる。この本を読んで私は、とくに小食が、生きる姿勢の根本に深くかかわっているような気がした。健康を蝕む大食は、もちろん食べることへの渇愛に根ざしており、無明のひとつの象徴でもあるだろう。断食・小食の、健康への効果もさることながら、小食ということを通して、生きるという営みのぎりぎりのところが見えてくるような気がした。
ただ現実には、この本に書いてあるような小食を貫くことは、かなり大変だ。最近少し太りぎみだった(ずっと63キロ台をキープしていたが、65キロ台になりつつあった)ので、ここ数日少し抑えていた。そのおかげで63キロ台に戻った。しかし、今日は少し量が多くなってしまった。
‥‥というふうに、なかなか意思固く小食を貫くのは難しい。ましてや、甲田氏がいうような一日900カロリーの小食は、今のところほとんどできそうにない。しかし、毎日意識して小食を心がけたい。瞑想のためにも。少なくとも私たちは、毎日食べるということに色々な意味でもっと自覚的であるべきだ。
◆吉本ばななの本
はじめて吉本ばななの小説を読んだ。『アムリタ』だ。彼女の文章を読むこと自体がはじめてだった。読み始めてすぐに軽い衝撃を覚えた。その感性に圧倒されるような思いだった。これからしばらく彼女の小説を読み続けることになるだろう。