瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

二冊の本

2005年04月25日 | 読書日誌
◆小食
最近読んだ本の中では、甲田光雄の『断食・小食健康法』に強い印象をもった。副題が「宗教・医学一体論」となっている。ここで甲田氏が言う宗教は、日本の仏教をさしているようだ。しかし、そういう限定をする必要はないだろうと;私は感じる。この本を読んで私は、とくに小食が、生きる姿勢の根本に深くかかわっているような気がした。健康を蝕む大食は、もちろん食べることへの渇愛に根ざしており、無明のひとつの象徴でもあるだろう。断食・小食の、健康への効果もさることながら、小食ということを通して、生きるという営みのぎりぎりのところが見えてくるような気がした。

ただ現実には、この本に書いてあるような小食を貫くことは、かなり大変だ。最近少し太りぎみだった(ずっと63キロ台をキープしていたが、65キロ台になりつつあった)ので、ここ数日少し抑えていた。そのおかげで63キロ台に戻った。しかし、今日は少し量が多くなってしまった。

‥‥というふうに、なかなか意思固く小食を貫くのは難しい。ましてや、甲田氏がいうような一日900カロリーの小食は、今のところほとんどできそうにない。しかし、毎日意識して小食を心がけたい。瞑想のためにも。少なくとも私たちは、毎日食べるということに色々な意味でもっと自覚的であるべきだ。

◆吉本ばななの本
はじめて吉本ばななの小説を読んだ。『アムリタ』だ。彼女の文章を読むこと自体がはじめてだった。読み始めてすぐに軽い衝撃を覚えた。その感性に圧倒されるような思いだった。これからしばらく彼女の小説を読み続けることになるだろう。
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再開

2005年04月25日 | サイト更新管理
21日(木)にいったんは接続したのに、再びすぐにインターネットに接続できなくなった。明らかにモデムの故障であった。今日、モデムの交換に来てもらって、ようやく接続可能になった。ほぼ3週間、接続不能の状態が続いていた。

この間、かなり時間の余裕ができた。おかげで、本を読んだり、瞑想したりの時間を多くとれた。日記の記入やメールそのほかのチャック以外に、必要以上に長い時間、インターネットを使っていることがよくわかった。私にとってこの3週間は、かなり意味のある時間であった。

談話室(掲示板)も休止し、まもなくインターネットにも接続できなくなった分けだが、今の私にとってはこういうことが必要だったのかも知れない。この3週間の前と後では、このブログを書く姿勢にもいくらかの変化が生まれていると思う。

瞑想の時間が少し長くとれたので、とくにこの数日は、座ればほぼ、ある状態までは心が静まる。これからもたっぷり瞑想の時間をとっていきたい。
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