nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

バーチャル東ティモール⑦コーヒーの果肉をむくとネトネト!

2020年05月11日 09時44分30秒 | 東ティモール関係
今朝のサーカス家のコーヒーは

ブラジルセラードチャンピオンコーヒーです。



美味しい!

今日、月曜日は定休日となっています。

よろしくお願いいたします。



ちょっとこの辺から

マニアックな内容になってきます。

今日は、

コーヒーチェリーを収穫してからの初めの一歩です。

果肉をむいていきます!

収穫した後は、

赤く完熟したコーヒーチェリーの果肉をとって

パーチメントという状態にしていきます。

そのまま果肉をつけたまま乾燥させる方法もありますが
それはまた後日。



このように
コーヒーチェリーの果肉をむくと
基本的には2個のタネが出てきます。
この状態にします。
果肉をとった時の
このネトネトの状態のことを
覚えておいてくださいね。
テストにでます(笑)


果肉を取るのはこの器具です。
電気で動く機会もあるのですが
今回は手動でやってみます。


実は行ったときに機械が故障中でした。



選別したコーヒーチェリーを機械に投入!


スタンバイOKです。


「ゴリゴリ」「クルクル」ハンドルを回すと
果肉がむけてコーヒーの種の部分がでてきます。

結構大変です。

動画もありますが
アップの方法がわからず・・・
興味ある方はお店でお尋ねください。
最先端についていけていません・・・
ネットですが
紙芝居的な
アナログですいません。


種が前から
むけた果肉は下に落ちていきます。


よくコーヒーの果肉がもったいないですね。
っといわれますが、
最近乾燥させてお茶のように飲む
「カスカラ」として利用価値が注目されていますが
基本的には
堆肥として土に帰ります。


多少果肉が残っていますが
パーチメントという状態で出てきます。






この果肉をむいた状態だと
種の部分にネトネトとしたミューシレージ(多糖質を主成分とした粘液質)がついています。
ネトネトしていることがわかりますでしょうか?

このネトネトの除去方法の違いで
味わいの風味がかわりますので
それが重要になってきます。

なかなか複雑のなってきましたので
今日はこのあたりで・・・

続く