心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

公平都市遺跡展示館

2019-04-10 | 博物館
来韓以来毎日の様に通る鍾路のランドマーク、鍾路タワーの北側に新しいビルが
出現しています。ずっと工事中だったので、やっと完成したんだと思っていたら
その一角に博物館ができていました。

昨日チングとスィーツをしたあと11日のKTXの切符をソウル駅に買いに行き(今は
インターネットで何でも予約出来るんでしょうが、どういうわけか鉄道切符だけは
したことがありません)ホテルに戻る前に寄ってみました。



路地側の入り口から地下に降りるエスカレーターがありますが、そこが入り口です。

朝鮮時代、この一帯は王宮に近いこともあり官庁などが置かれたり、高官の住居や
裕福な商人の住居などが多かったようです。都市の再開発の過程で見つかったそれ
らの遺跡が発掘、調査され発見当時そのままに保存・展示されているようです。
鍾路の光化門前から鐘閣にかけて、他のビルの地下にも発掘遺跡が見られるように
なった所があるようです。

復元模型




大半は↑の様な建築物の礎石群です。
体験コーナーで何とかいう眼鏡装着をつけボタンを押すと、それが昔建って使用され
ていた姿の映像が映し出され、体の方向を変えるとその方向に入って行くとか、まる
でその住宅の中に実際にいる様に錯覚するというものがありました。

面白かったもの↓




建築法の一種だと思われますが、「立砂地定」工法(軟弱地盤を掘り砂や石などを
入れ何層にも突き固めた地盤強化法)が朝鮮時代前期の建築物の柱の基礎に、実際
に施行された貴重な資料だそうです。(←の説明は、工法の説明と資料の図から私が
勝手に想像で書いています)