心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

韓方参鶏湯

2014-07-12 | 韓国の食べ物

7月11日昨日は料理教室の日でした。献立は韓方参鶏湯

「薬で治る病気は食べ物で治る」がモットーの 栄養学者で料理研究家の具先生

日本人が土用、丑の日に鰻を食すのと同じように、韓国人はこの時期、気運(元

気)を出すために参鶏湯を食べます。

具先生は水をいれて煮るところを、煮出した韓方薬の汁(言ってみれば韓方茶)

でもありますが、それで煮込みます。

材料(4人分)   

鶏       丸4羽               

もち米    200g                

なつめ    8個                 

高麗人参  4本                    

ニンニク   2玉         

               

 韓方汁(鹿の角50g、当帰・黄(ファン)ギ・ハリギリ・オガピ各100g、甘草10g)

(↑ の餅米‐洗って1時間以上水につけざるに上げるーは鶏の中に入ります)

開始1時間前、既に水につけてあります。最初は強火、沸騰後は弱火でじっくり

 

それぞれの効果を聞いてみました。当帰は赤血球を作り、ファンギは気を出す

ハリギリは血を綺麗にし、味を良くする。オガピは元気が出るもので、2002年

ワールドカップサッカー時、選手に飲ませて気力を出させ、信じられない結果

(4強でしたっけ準優勝でしたっけ?)を出して人気が出た韓方だそうです。

甘草は文字通り甘みを出すもの、昔砂糖の代わりにこれを何にでも入れて使った

そうです。 そこで何事にも口出しする人を‘甘草みたいな人’と言うんだとか。

この汁は出来上がった時に味見させてくださいました。まろやかな微かな甘みで

お茶として日々いただけるものでした。

韓方薬というと苦そうなイメージがありますが、自分の体に必要なものを組み合わ

そこへ甘草を好みでプラスすれば、飲みやすいものかもしれませんね。

〈作り方〉

鶏は4~600gのものを用意し、羽や脂肪を取り除く、とりわけ焼き鳥などでぼんじ

りとか言われる尾の付け根の脂肪は、韓方上絶対いけないそうです。中の血筋も

取り除く。

人参はたわしで土を落としきれいに洗う。栗・棗・ニンニクは水洗い。

鶏の中に人参・栗・棗・ニンニク2個・もち米を詰め込む。

足を組ませて中身がでないよう固定する。。

これがちょっと難関でした。鶏の腿の付け根あたりに穴をあけ、足をそこに入れる

んですが穴をあけても皮と身がすぐ離れて合わなくなってしまいがちです

やっと終了。

全部組み終えたところを撮ったつもりが、半分だけになってます。

お鍋に一つずつ安定させながら入れ、韓方汁を注いで落としぶたをして煮込みます。

最初は強火、沸騰したら中火にし、あくを取りながら1時間以上煮込む。

煮上がったら、陶器の器によそう。

他に、鶏を煮ている間に焼いたもち菓子は食後のデザート

ヨモギ入り餅米粉を練り、餡は小豆餡・白餡半々にクルミ・栗・柚子他たくさんの

実が入っています。

先生を囲んでいただきますの円卓。(ですから見栄え良く並ばなくて・・・)

 

この料理教室、料理以外にも韓国語教室になったり、いろんな人がやってきて

そんな人たちへの食事の提供もするらしいです。この日も来た人が、そこで待ち合

せた人とどこかへ出かけまた戻ってきた時、先生が「食べていく?」と聞いた時

「ええッいいんですか?さっき食べたいなと思ったんですが、悪いと思って言いだせ

なかったんです。」なんて言ってました。この日、他にはパキスタン人の母子3人が

小学生のお姉ちゃんの韓国語習得のために来ていました。料理教室のスタッフが

韓国語の先生に早変わりです。教室に参加していた、唯一の韓国人の教師だと

いう人も手伝って教えていましたね。ここは来る人は誰も拒まず、受け入れ一緒

に何かをするところのようです。

 

8時過ぎてそろそろ帰りたいと思い始めたころまた新しい人が来ました。

2L入りの飲み物を手土産に。多分新しく発売された、ちょっと試してみたくなるもの

だったのでしょう。

それをいただきながら、またしばし歓談が続きます。その人は建築学科の卒業が

迫っていて近々京都に卒論テーマと関連した資料集めで旅行予定だそうです。

 

京都と聞いて絶対お勧めの物を思い出しました。広隆寺の弥勒菩薩像です。

韓国の国立博物館にある2体の弥勒菩薩像と兄弟だと、いわれる像があるので

時間があれば是非見ていらしてと勧めました。さらに個人的な考えですが、

法隆寺百済観音も朝鮮の古代のイメージを持つ像だと思うので、時間が取れれば

行ってみてほしいとも。

 

古代いろんな形で交流があった半島、本来呼び合う魂を持てる間柄のはずと

信じているのですが、自分の目で見ずして抱かされるイメージで、どれだけ阻害

されているか!と憤慨しつつソウルに居ると、若者たちがそういうことに捉われず

自由に選択して、現在ここに居るらしい姿が嬉しいです。

 

若者は未来があっていいです^^たくさん見て接して、元気をいただいて帰りましょう^^

 

 

 

 


학원(ハグォンー塾)

2014-07-10 | 韓国生活

塾2日目、どんな勉強をしているかと言いますと、個人教授一時間のうち

予め宿題で書いて行った文章一点の添削と説明を受け、残った時間で

『風俗画』という本の疑問点について質問するというスタイルでしています。

今日の作文のテーマは「芸術教育の必要性」、なぜ必要か、芸術教育を通し

得られる効果は何かを、700~800字で見解を述べよ。(クロン ゴン

モルラ~そんなのしらない!) 韓国語云々以前に、そんな問題日本語でだって

難しいです^^;

 

それはさておき二回目になってやっと、時間配分その他慣れてきたような

気がします。本の疑問点も、興味のない部分はやはりわかりたいという欲求が

弱いのか、キム・ホンドについて書かれた部分は、分からないことが多かった

のですが、シン・ユンボク部分は疑問点も少なく、この分で行くとあと二回で

終わりそうです^^

 

他に昨日は勉強の前に学院長に付き添っていただいて、スマホを使えるように

シムカードと云うのを交換しに行ってきました。これでいつでも辞書サイトを

見ることが出来る、ラインもカカオも24時間思い立った時にトーク可能と

胸を弾ませて行ったのに・・・残念なことに日本のスマホは、韓国のデータ

用電波を受けられるように作られていないということでした。

嗚呼!また不自由を忍ばねばなりません。が塾に行けば出来るんですから

せっせと通う事にしましょう。

そう言えばソガンや下宿で会う日本人は、みなポケットワイファイを持って

いました。一方台湾人など中国系の人はシムカード派のようでした。

日本の携帯もカードで出来るように互換性のあるものにして欲しいです。

一つ余分に持たないでいいだけカードの方が断然便利です。ってここで

叫んでも無理ですね!この話を今朝(7/10)食堂でしていたら、PCに

カカオのサイトを入れればトークできるじゃない、と若い子が夜手伝って

くれることになりました^^楽しみです。


弘益大学(ホンデー)の街

2014-07-08 | 韓国生活

昨日(7月7日)から塾での勉強が始まりました。ところが健脚も含めて

健康には自信があった私ですが、朝起き上がって歩こうと一歩踏み出

したところで、右足首の筋(?)の辺りが痛いのに気付きました。

激痛ではありませんが、大事をとって塾へはタクシーで。

 

先週木曜からず~っと娘と連絡をとっていなかったので、お昼をホンデ

の街でとり、勉強が始まるまでの時間、自習しながら塾のワイファイで

娘にカカオでメールしようと午前中に出かけました。

 

ホンデーは弘益大学(ホンイクデハク)といって、美術系学科で有名な大学

で発展した街です。

正門にある建物(門を兼ねているらしい。)

 上の建物を下から見上げると

ちょっと奇抜で建築的意義もデザイン的魅力も私には分かりません。ですが印象的では

ありますね^^;

時間がたっぷりあったので、少し見学させていただきました。韓国の大学には良く博物館

や美術館が併設されています。ホンデ ーも門を入ってすぐ左の建物の2階に美術館が

ありました。美術大学の美術館、何が展示されているのか、とても興味が湧きます^^

ところが24日開始予定の展示会に向けて休館中でした。(開館されたら来なくっちゃ!)

 

 お昼ご飯は、3日に歩いた時見つけたカレー屋さんが気になっていたのでそこへ。

12時前に入ったのでお客さんは、私以外に2組だけ。12時過ぎると近所の

サラリーマンらしきグループで埋まって行きました。

美術大学の街だからか、ナプキン立てにも神経が~

肝心のお昼にいただいたもの(チーズカレーグラタン)は、食べてみたら味は普通に

おいしかったんですが、見栄えが今一つだったため写真には撮りませんでした。

授業は宿題で作成して行ったスギ(作文)の添削と説明を先にしていただき、残った

時間で質問タイム。充実した1時間を過ごしました。

 

そうそう日本を発つ時、スマホを韓国でつかえるようにするためには、シムカードとかを

入れ替えると良いと聞いてきたのですが、そういうことに疎い私、一抹の不安があって

躊躇っていたのですが、塾の学院長が明日同行してくださって、使えるようになる予定

です。これで掲載のない語が結構ある電子辞書のストレスから解放されるかも。


料理教室へ

2014-07-05 | 韓国生活

塾探しをはじめ動き回った2日を除き3日以降は、予習をする以外は

ひたすらインターネットをしていました。そして、旅行者OKの料理

教室を見つけました。週2回の塾通いだけでは緩すぎるかなと

思い始めていたので、何だか私の為に投稿されたものに思えました^^;

一回こっきりの参加でも良いようですし、合わなければいつでもやめ

られます。と云う以前にずっと通いたくても今月限りです。

参加希望の旨メールを送ったら「どうぞ」のお返事をいただきました。

実施日は金曜日、残念ながらこれも塾同様来週からでした。

今日はどこに行く予定も無いながら、予習をする気にもなれなかったので、

勉強はしない日と決めて、来週料理教室を探して迷子にならないよう

場所を確認しがてら行ってみました。

 

最寄りバス停から4停留所、歩いても30分程度で行けそうな所です。

ところが、3回の留学を経て少しは慣れたかなと思っていたバスなのに

またまた失敗!

 

3番か4番のバスに乗り、4停留所目で「延世大正門前」の次と確認して

3番のバスに乗ったのに・・・。

延世~と聞こえたら下りる準備をしようと思っていたのに、それが無い

ままある停留所に止まり、降りる人も乗る人もないまますぐ発車したバス

ところがふと目を向けると、ネットで見た道順に「バスを降りると

マンドゥ屋があります」のマンドゥ屋らしきお店が目につきました。

オットケ!どうなってるの?

 

幸いこのバスは比較的狭い範囲を往復で運行するご町内バスみたいな

バス(マウルバスといいます)ですので終点まで行けば、又折り返して同じ

ところを通ります。恥ずかしかったですが、ずっと乗っていたら運転手さん

終点で声をかけてくださいました。

運:「どこへ行きたいの?」

私:「ブラウンストンという停留所で下りたかったんですけど・・」

すると、手を引くがごとく前に止まっているバスに乗せてくださった

ばかりか、「日本人みたいだけど、ブラウンストンで下してあげて」

と頼んでまでくださいました。そのバスは一部違う道を通りましたが

途中からくる時通った道に戻り無事マンドゥ屋さんの反対側の停留所で

下りることが出来ました。

 

韓国食文化芸術院と云うその料理教室は案内通りに見つかりました。

表示はありませんでしたが、それらしき場所でお尋ねしたら、ちょうど

教室を主宰している方がいらっしゃいました。経路の下見をしに来た

事をお話しすると暑いところいらしたから冷たいお茶でも一杯どうぞと

なりご馳走になりながら、少しお喋りしました。

授業料は一回30000ウォンですが、来週は参鶏湯なので材料費が

かさむ為 50000ウォンだとのこと

 

う~ん参鶏湯、これは大好きですが、既に習ったことがありますし

しょっちゅう作っています。

自己流にナンチャッテ参鶏湯と名付け、一部の材料が手に入らなくても

アレンジして適当に作ります。つい先週も親知らずを抜いて噛んで

食べるものが駄目だという娘に作って持っていったばかりです。

どうしよう?おまけにいつもより高い授業料!

一瞬断ろうかの思いもよぎったのですが、今回は楽しむ為の訪韓、やらない

よりやった方が面白いに決まっています。受講することにしました。それでも

もう一週献立がずれていたらなの思いはちょっぴり・・・TT


※バスですが、料理教室の先生から週末の今日はいつもと違う路線なのだ

と聞きました^^


試写会場前の模様

2014-07-04 | ヨンジュンさん関連
おはようございます。今日は晴れて昨日の雨で粉塵がながされたのか、空は
澄んで気持ちのいい日です^^

一昨日の試写会場の様子をお知らせします。
7月2日午後8時が試写会開始です。カフェイルサンを出てワンシンニに
到着したのは7時少し過ぎ、地下鉄国鉄含めて幾つかの路線が交錯する
複雑な地下通路を、案内図を頼りに駅前広場へ出てみました。
広場に立って周囲を見回せば、映画館のありそうなビルを探せるのでは
ないかと思いました^^;

真新しいショッピングビルが目について、どんなお店が入っているのか
見ていたら、その中にありましたCGV。
映画館のある階はどこもそうだろうと思いますが、ホールになっていて
周りはテイクアウトの売店がある程度。
エレベーターホールから映画館入口までレッドカーペットが敷かれていて
通路の映画館寄りにはお立ち台(?)がセットされています。通路両脇には
テープが張られていて、既に両脇はファンで2・3重に囲まれていました。
お立ち台反対側正面がマスコミのカメラポジションで、カメラの奥一番映画
館寄りには、試写会に参集するスターを観覧出来る特等席が設けられていて
どんな形で招待されたかは不明ですが、多分どなたかのファンらしい方たち
で埋まっていました。

カメラ席の後方、売店の前に休憩用ベンチがあり、ほぼ埋まっていましたが
隙間を見つけて座らせていただいて待つことにしました。集まっている方達
は若い(?)中国系らしい人達が多く、こうした場所に慣れているのか折り
畳み椅子(座るためのものではなく、後方で見えない時に、その上に乗るため
のものらしくプラスチック製)持参の人が多く驚きました。そう言えば留学時
少女時代のあるメンバーの、おっかけをしているというクラスメートが居ま
したが、ここにきている人の中にもそんな子たちが居るかもしれません。
旅行中の人とは違う慣れた感じがありました。

そうした中に交じって多分ヨンジュンさんがお目当てと思われる方たちも
いらっしゃいました。ガイドらしき方に場所を確保していただいて、一生懸命
待つ姿がいじらしいです。
スターが現れると、姿は見えなくても歓声でわかります。そしてその人の
人気度も、歓声の大きさでわかりました。大きな声援が上がるのは若いK
ポップメンバーの一員らしい方のようで、誰なのかは私にはまったく?でした。

もしヨンジュンさんがいらしたら、きっと物凄い歓声が湧くでしょうから
それまで座って待っていようと思っていましたが、暫くするとやはり座って
いられなくなりました。いい年をして私もミーハーですね^^;
カメラ席の後方で液晶に映るのを見たり、人と人の隙間から垣間見える顔を
必死で見ていました。

若いスタ―はどなたもわかりませんが、ヨンジュンさんの過去の共演者では
『太王四神記』でヨンガリョ役・初恋のソクヂン役のパク・サンウォンさん
この方は黄色い声こそ出ませんでしたが、渋い演技派に一目置くような尊敬
的なもの、声援にもそんな色分けがあるのかと思うようなものを感じました。
同じく『太王四神記』でチュムチ役のパク・ソンウンさん、背が高く素敵で
したが、若い人は知らないらしく声援は上がりませんでしたT-T

試写会が始まる直前には、出演者と多分監督がお立ち台に勢ぞろいでご挨拶。
この時のあいさつ含めて参集スターのあいさつも、全て何をおっしゃって
いるかは、カメラのシャッター音や周囲の雑音で全く聞こえなかったのは
残念でした(T-T)

ヨンジュンさんは最後までご登場が無く、ジフン君はもう安定したスター
だから応援がいらないのかななんて考えたりしたんですが、別な入口から
いらしてたんですね。私の予想は外れましたが、事務所のオーナーとしては
お抱え芸能人の応援は当然の姿です。外れて良かったです^^

以上、私の試写会場初参戦記でした。