民主化のプロセスというか、選挙の日程が軍政側から
明示される形になりました。
もちろんスケジュールが出ただけで
本当に民主化のプロセスをあやめるかどうかは別問題ですし、
軟禁されているスーチー女史の扱いなどもわからないままです。
軍政の国際世論をかわすための方便と見るほうが普通の考え方だと
思います。
ただ、タン・シュエも高齢である独裁軍事政権が
このままの状態をキープできるとは思えないと考えるのも
また普通の感覚かと思います。
ところで日曜日の讀賣新聞に
ミャンマーに関しての巻頭論文が載っていました。
政策研究大学院の白石副学長によるものです。
この巻頭論文はミャンマーをアセアンに
合流させるのに時間をかけることと
周辺諸国と同じく
食が満たされているミャンマーでは
民衆を主体とした革命はおきにくいというする趣旨の
文章です。
あのような暴動があった後には、
ODAをすぐ再開させる必要はないが息長くミャンマーとの
経済関係を考えるべきとする論考です。
一見ふつうのことを書いているようですが
長井さんの事件の解決をしていないのに
ある意味長期的視野でミャンマーとの関係を
考えるべきだという論考が日本の最大部数の日刊紙に
先に載るという現状を
ぼくらはどう考えるべきなのでしょうか。
ミャンマーと日本との次のステップがあるにしても、
まず自国民である長井さんを
ミャンマー軍が殺害したケースを
ある一定の解決をしないと何も軍政とははじめられないのが
普通のことです。
こういう論考を大新聞がわずか四ヶ月で載せる判断も疑問ですし
こういう人物が国立の政策研究大学院の副学長であるのも
いったいなんの政策を研究しているのかと考えてしまいます。
明示される形になりました。
もちろんスケジュールが出ただけで
本当に民主化のプロセスをあやめるかどうかは別問題ですし、
軟禁されているスーチー女史の扱いなどもわからないままです。
軍政の国際世論をかわすための方便と見るほうが普通の考え方だと
思います。
ただ、タン・シュエも高齢である独裁軍事政権が
このままの状態をキープできるとは思えないと考えるのも
また普通の感覚かと思います。
ところで日曜日の讀賣新聞に
ミャンマーに関しての巻頭論文が載っていました。
政策研究大学院の白石副学長によるものです。
この巻頭論文はミャンマーをアセアンに
合流させるのに時間をかけることと
周辺諸国と同じく
食が満たされているミャンマーでは
民衆を主体とした革命はおきにくいというする趣旨の
文章です。
あのような暴動があった後には、
ODAをすぐ再開させる必要はないが息長くミャンマーとの
経済関係を考えるべきとする論考です。
一見ふつうのことを書いているようですが
長井さんの事件の解決をしていないのに
ある意味長期的視野でミャンマーとの関係を
考えるべきだという論考が日本の最大部数の日刊紙に
先に載るという現状を
ぼくらはどう考えるべきなのでしょうか。
ミャンマーと日本との次のステップがあるにしても、
まず自国民である長井さんを
ミャンマー軍が殺害したケースを
ある一定の解決をしないと何も軍政とははじめられないのが
普通のことです。
こういう論考を大新聞がわずか四ヶ月で載せる判断も疑問ですし
こういう人物が国立の政策研究大学院の副学長であるのも
いったいなんの政策を研究しているのかと考えてしまいます。