「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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残念ながら、今週金曜日を含めた、官邸前デモへの参加を呼びかけを、僕は撤回します。(2)

2012-07-04 15:42:57 | 福島第一原発と放射能

さらに、今度はTwitNoNukesに所属している、首都圏圏反原発連合担当の肩書でも ある野間易通氏が僕にメールしてきました。この野間氏がこの連合の中でどのポジションかもわかりません。

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木下黄太様

これまで金曜日の官邸前抗議への参加呼びかけをしていただき、ありがとうございます。

@bcxxxはTwitNoNukes(http://twitter.com/twitnonukes )の主要メンバーであり、
首都圏反原発連合(反原連)のスタッフでもありますが、彼の見解を反原連がすべて共有しているわけではございません。
お問い合わせの件については共通の認識ではないので、ご理解いただければ幸いです。

また、反原連はとくに代表者を立てていませんので、その点ご了承ください。
脱原発を実現するため、今後ともどうぞよろしくお願いします。


首都圏反原発連合
担当 野間易通(TwitNoNukes) http://twitter.com/kdxn

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 ここで驚くのは野間氏がhttp://twitter.com/kdxnであることです。@bcxxxが僕を排除するツイートを送っている人物そのものが、この野間氏のアカウント@kdxnです。他で話してくるならともかく、この会話をしている人間たちが、ごまかしのメールをしてきている状態です。しかもメール文面でも明らかなように、緩やかな連合体と称するグループの中で、どの立場でこの人物がメールしてきたかもわからない。ありえないレベルです。

 本日の24時まで待つつもりでしたが、別の中核団体のトップが返事を「先送り」していますし、排除話を会話していた当事者の一人が、共通認識でないとごまかしている話になりましたので、この時点で記事で伝えることにいたしました。

 実は、こうした反原発デモの主催側が「放射能による健康被害を否定する」「ガレキの話をさせないようにした」という話は当初から聞いていました。

 しかし、現行政府への異議申し立て、再稼働反対の意思表明を国民全体ですることが、更なる大きな流れにつながると思い、かなり我慢して、僕はデモ参加を呼び掛けました。先週金曜日、五万人程度は実数で集まったデモにも、多くの人の思いを強く感じています。

 ただし、主催側がこうしたずさんな対応を続け、僕への中傷をしていることは間違いありませんし、その後の対応も、ごまかしの域を超えません。これから、デモが多数になり、物理的な危険も想定される中で、こうした主催者のデモに、僕が参加するように呼びかけることは、これ以上、できないと判断いたしました。苦渋の選択ですし、僕は、どこまで排除されれば、神に許されるのかと、自問自答を続けています。しかし、僕も参加できませんし、僕のブログなどの読者や関係者のみなさんに参加はお勧めできません。このような説明を書くことについて、僕自身が追い詰められた感覚がさらに強まっています。

 もちろん、個人で参加されるかどうかは、皆様の判断にしてください。しかし、私個人は参加いたしませんし、参加をお勧めすることもありません。

 もともと、放射能による健康被害を認めない流れは、反原発グループの中に大きく存在していて、バンダジェフスキー講演の際にも、海外で僕の個人中傷メールがまかれる話もありました。

 こちらとしては、そうした意見の違いを問題視せずに、官邸前デモは、統一テーマで取り組む感覚でしたが、相手側に排除意志がある存在があり、さらに大人から見たら、ずさんな対応をされると、お話になりません。

僕は官邸前デモに行きませんし、 行くこともお勧めいたしません。

 

大変に残念ですし、僕自身が、この判断で、さらに追い詰められることは自覚しています。

 

 


残念ながら、今週金曜日を含めた、官邸前デモへの参加を呼びかけを、僕は撤回します。

2012-07-04 15:35:23 | 福島第一原発と放射能

  一連の流れの中で、はっきりしてきたことがあります。首都圏反原発連合というグループはいまだに、その組織概要もわかりませんが、その主要メンバーを名乗る@bcxxxというツイッターアカウントの人物が次のような内容をツイッターで公言していることが判明しました。そこで下記のメールを首都圏反原発連合宛に出しました。

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「bcxxx‏@bcxxx
 @kdxn まあそれならそれでしょうがないですけど、これから幅広いクラスタに属する反原発派が、「早川的なもの」(木下黄太的なものとかも)から距離を置いていくことになるだろうし、そうならないといけないと思うので、今はまだ過渡期ということで暖かい目で見れたらいいなと。@dasappe」
 
というツイートを確認いたしました。そちらの中核メンバーのツイートと思います。
 僕はブログ、ツイッター、さらに全国にある「放射能防御プロジェクト」(Facebookでグループ多数)でとにかく、
 金曜日のデモに行くように再三再四よびかけましたが、
 このツイートが、そちらの共通のご認識でしたら、行かないように呼びかけます。
 
どうされますか。
 
電話かメールで、ご返答ください。
 
木下黄太  
 http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927「木下黄太のブログ  福島第一原発を考えます」
 http://www.radiationdefense.jp/  「放射能防御プロジェクト」    

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 この@bcxxxという人物から僕は、過去に中傷ツイートをされてブロックしていました。面識などは全くありません。この人物は、 TwitNoNukes(http://twitter.com/twitnonukes )という団体の主要メンバーであり、この首都圏反原発連合のスタッフでもあるという事です。僕がメールしたところ、この団体ではなく、首都圏反原発連合の別の中核団体から、電話がきました。しかし、その電話の主は、責任的な立場にないため、話にはなりません。「寄せ集めなので各団体の顔合わせも常時ないし、いろいろ中でも困っている」との返事。そこでも反原発連合のかなりの中核団体である、NO NUKES MORE HEARTS主宰である、@MisaoRedwolf氏に問合せしましたが、下記のように返答を先送りして来ました。

@ あなたが代表ではないのですね。でもデモ参加の実質責任者のはず。今回の、別団体からの僕を排除するというツイートについて、きちんと対応をお願いします。」

 

「@ 初めまして。この件に関してですが、今本当に自分のたまった仕事もできないくらいに、色々な事に追われている状況で余裕がありません。ご返答先送りにさせて頂きたいと思います、どうかお察しください。」

 僕には、彼らの内実が機能していないのでは、という疑いは強まりました。


昨日のブログ記事コメントに僕からの返事。官邸前デモ主催団体側から「木下的なものを排除」する動き。

2012-07-04 14:03:46 | 福島第一原発と放射能

 きのうの記事についていろんなコメントがきました。特に、承認しなかったコメントのうち、僕が嫌なコメントに答えておきます。勿論工作員的なコメントもこの中にあるのは、わかって書いています。そうでないものもあります。

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(1)

他人を変えられないことを僕は了解できません。

日本語として違和感があるが、まあ由として。
と言うことがどういうことか判っていないようだ。
貴方は自分と他人の間に歴然と境界があることを認識いていないようだ。

他人の心も体もみーんな自分と一緒と思っているから、他人を変えられないはずはないと思っているんじゃないのかな。

他人を変えて自分の思い通りにしようという魂胆が透けて見える。

他人は絶対に変えられない、これが真実。

こういう人は、他人に自分の存在証明を要求してくる。

一言でいうと、共依存、それに症をつけてあげよう。

さあ、このコメントをアップ出来るか、どうかで君の人間性が判断される。

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 あの僕は統合失調症ではありませんので。あなたの書いていることは共依存にとどまらず、統合失調症の領域の話です。そんなレベルの話じゃないです(笑)。というか、少しは精神科の現場をお知り下さい。僕は精神科医はオウム事件の後、親しい方が実は多いです。こんなレベルで工作的コメントをするのがおかしいです。

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(2)

「他人は他人だから的な意味ないコメント」とは、ちょっとひどいですね。
私には、皆、木下さんを心配し、励ましてのコメントだと思われました。
正直、少し、おかしくなっていませんか?
あくまで、文面上だけのことであればいいのですが・・

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あの表面上のそういう文言は、こちらの内面に届きません。「他人は他人」なんてことはわかっています。

なぐさめるふりをして「正直、少し、おかくしくなっていませんか」とコメント欄に書くあなたの感覚が正常でしょうか。

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(3)

他人を変えるという命題が達成出来ない場合、物理的にも、社会的にも自分は死ぬ。この決意は固い。

この意味は、他人が何と言おうが自分の決意は変えない。という事ですよね?

木下さん自体は、他人からは影響を受けない、他人の意見には従わない、他人によって自分は変わらないという事ですよね?

どうして自分は他人によって変わらないのに、他人は自分によって変わると言えるのでしょう。


木下さんにだけ決定権があって、他人にはないのですか。

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僕は意志は強いですが、他人の話をひたすら飲み込むことは、実は他の人よりも多いです。こういう言い方をなさる方は、ネットではものすごく多いですし、昔から知人にも一定数います。そういう伝わり方をしていることは反省しますが、たぶん他のどの方よりも、多くの人の影響を受ける覚悟はしている人間です。

しかし、だからこそ、ぎりぎりのこちらの感覚で他者を変えようとしているだけです。あなたがそのギリギリの感覚でぼくを変えたいとおっしゃるなら、この投稿者と名乗って、メールください。お話ししますよ(こういう風に書いても返事は大体きませんが)。僕はそこまでの対応をしていますから。

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(4)

「自分が決める。指図は受けない。」
これって、あなたそのものじゃないですか?
他人のことを批判できる立場にない。
同じ穴の狢です。

あなたのことを知らない人があなたの言うことを聞いて、
あなたのことを知っている人が誰もあなたの言うことを聞かない…
この事実に気付いている時点で答えは出ていると思います。
あなたの実像を知らない人だけがあなたの言動に翻弄されているだけ…
そんな構図が透けて見えませんか?

思い通りに動かないからって、
「すべてをひっくり返すしかないのかも知れない」などといった趣旨の発言することは
甚だ不穏当であるとしかいいようがありません(ツイッターでの発言)。

また「僕はいつまでブログやツイッターをやるんだろう」などという、
応援ツイートを無言のうちに求めているかのようなつぶやきも笑止千万。
あなたの行動や言動を冷静に見守っている者にとっては、
稚拙な誘導発言にしか見えません。
みっともないです。

本来なら、もう呼びかけ活動はとっくの昔にやめているはずですよね?
にもかかわらず、何だかんだと理由を付けまだ継続しているのですから、
もっと堂々としていなさい。
自死を臭わすなどもってのほか。
軽々しく口にする言葉ではありませんし、
いろいろなことで本当に苦しんでいる人に対し失礼です。

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前の方と同じですが、この方にはさらに工作的感覚を感じるので、具体的に僕が何の件で何に対して、「自分で決める。指図は受けない。」という対応を取ったのか、それがどのように問題なのか、お名前付きでメールください。工作でなくて親身にご忠告いただけるなら、僕が非礼はお詫びしますから。そういうメールが来ないと、またかと思うだけです。「あなたの実像が透けて見えるだけ」とまでののしられるなら、その実像もご教示ください。お名前を名乗ってメールで。また、「すべてをひっくり返す」は根幹。不穏当と糾弾する理屈は、おかしいとしか言えません。「冷静に見守っている者」という感覚は理解できません。立ち位置をごまかしていますね。「いろんなことで本当に苦しんでいる人」はだれを指していますか。こちらを、なんだかんだ言って、抽象的に糾弾だけして、印象をあっすさ世帯感覚が透けていますが。

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(5)

影響を与えることはできても、誰かを自分の思い通りにすることなど、できないのが当たり前です。
木下さんが死のうが、です。
冷たく言うようですが、木下さんが死んでも変わらない人は変わりません。
逆に言えば、死んで脅しても効き目などないのです。
結婚する気のない相手に、結婚してくれないなら死んでやる、といわれたら、どう思いますか?
もし本当に死んだら?
木下さんは、その相手にとって負担でしかなくなります、いいんですか?
やるせない気持ちは分かりますが、根本的な考えが間違ってませんか?

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 勿論死んでも、よい影響は与えられません。当然のことです。しかし、心の負担にはなります。負担になれば、心理に重しが入ります。そのことで、変化はしていきます。現況とは違う様相の変化を。僕が、「根本的に間違っていない」という反論は致しません。根本的に間違っているかもしれません。しかし、他者を変えるという命題を立てた以上、ぎりぎりのことは、ぎりぎりの感覚を招きます。僕にも結果は、わかりません。わかりませんが、この命題が達成できないと、いろんな意味で(物理的や社会的に)死ぬことは、大いにあると思います。3/11以降の戦争状態の中で、僕はできる限りのことは致しましたが、力も運も及ばなければ、終わるのは天のさだめと自覚しています。いろんな意味でぎりぎりにいますので。致し方ないです。

 あなたの書いているほど、僕はゆとりはこの一年以上ありません。僕には居場所もありません。役目はあるので、こなしていきますが、この状態では、ぎりぎりの感覚です。命題が達成できなければ、少なくとも、抽象的には「死」とい鵜状況も想定する感覚です。これは物理的な話の場合もあるし、社会的な場合もあるし、本当に抽象的なばあいもあります。致し方ないです。突破できなければ。居場所もありませんし。

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 官邸前デモでさえ、これだけ熱心に呼びかけて一定数の動員をしていたと思いますが、主催側の一部から、「木下的なものを排除」と公言されていたことも判明しました。僕は、排除に抵抗しているという事ではなくて、「排除されるなら致し方ない」という感覚です。

 こいういうこと迄おきると、僕の中では、僕が、普通に生きていけるという感覚の方が、不自然な気さえします。

 僕が伝えているガレキの反対、放射能による健康被害は、再稼働反対とはからめたくないと、主催側が話しているという事は内部から聞いていました。それも僕は、大義のために、我慢していました。しかし、公的に、僕の排除を公言するようですから、話にも何にもなりません。彼らの返答を深夜24時まで待って、対応はあす記事にいたします。

 面識も彼らとはありません。ほんとに、アホらしいです。