「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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被曝後28年、政府と市民が対峙、ウクライナで流血の惨事。歯が折れ、皮膚湿疹悪化、移住家族におきたこと。

2014-02-19 12:45:10 | 福島第一原発と放射能

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 ウクライナで政府と市民との間で衝突が酷くなっています。

 二十人以上の方が亡くなっていますし、負傷者は数百人に及んでいて、デモ隊と治安当局の小競り合いの状態を遥かに超えています。

放射能汚染後のキエフは、いろんな側面で矛盾を多く抱えていることはあきらかでしたし、これは、陰に陽にウクライナに影響を与えています。

ウクライナの政治状態が全てチェルノブイリで説明が付くわけではありませんが、チェルノブイリの影響というファクターが様々色合いを与えていることは事実です。

そうした中で、情報を管理しようとし、さらにロシアに友好的な感覚の現行政府に対して、市民レベルでノーの声が強いことも事実で、こうした背景からこの事態が生じていると思います。

こうした事は、少し遠い将来の日本でも、おこりうることだという危機意識は、持つべきだと僕は思います。

 

 さて、現在、西日本に避難移住している方から、ご家族におきている健康症状の報告がありました。

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311当時、東京の多摩地域在住。
2012年 夏 西日本へ母子避難で一時保養。
2012年秋 三田医院で検査。家族全員小さい嚢胞有り。好中球数は平均の下限値。
              都内在住にしては良い数値と。
 保養のことを話したら、それが効果的だったかもと仰っていた。

2013年春  退職、持ち家の売却募集開始。家族で西日本へ避難移住。

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2011年3月15日 10時半頃。

息子を連れて水を買いに外出。帰りに公園に立ち寄る。相当被曝したと思います。

この頃はまだ原発や放射能に対する知識がなく、普通に買い物をして食べていました。
水は原発事故前日にウォーターサーバーを契約していましたが現物が来ず、
4月中旬から使用。それまではPET水と水道水を使い分け。

2011年夏以降にコープなどに入り、西の食材のみ食べるようになりました。


2013年10月中旬
軽いアトピー持ちの息子(幼児)の頭皮にジュクジュクした湿疹が出来始める。
頭部右耳後ろに、コブのようなリンパの腫れ。皮膚科に通院するが良くならず、全身に広がる。
痛々しい状態。

同じ頃から夫婦共に陰部に湿疹が出来、爛れたように。
私は産婦人科で検査を受けましたが、性病や感染症ではありませんでした。
(塗り薬での対処療法ー今もぶり返す事がある)

2013年11月下旬
息子は抗生物質服用で症状は改善。皮膚の引っ掻きあとが消えない。
(盛り上がったようになってしまっている)

私の歯に違和感。
歯医者のレントゲンで二股になっている歯の根っこが、
縦にポキンと折れている状態だと判明。
歯茎の中で折れることは珍しく、よほど歯ぎしりしているのでしょう?
と言われたが、夫に歯ぎしりを指摘されたことはありません。

2013年12月上旬~中旬
息子の症状が再発。皮膚科での対処療法で凌ぐ。

年末年始、東京の身内宅へ。
野菜、餅、蒟蒻は西のものを事前に送っておき、なるべくそれを調理してもらってました。
初日に息子の頭皮湿疹が再発。悪化。
都内の病院へ。抗生物質を処方してもらう。
「湿疹が菌に感染したのでしょう」とのこと。その後も改善、再発を繰り返しています。

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 歯が折れるという事象の報告は時折あるので気になります。また、ご夫婦や息子さんにおきている皮膚の症状は、どうしてもいろんな形で免疫に何かがおきていることを、疑うような事例かもしれません。

 移住したら、何もかも解決する訳でなく、移住することによって、慢性的な追加被曝が避けられる状態になっているだけです。移住した後の方が、よりご自身の身体状態に向き合わないとならないですし、おそらく、この後に移住する方たちは、何年か首都圏や南東北で過ごしている期間の慢性被曝が初期被曝と合わさって、連なっている状態だと考えた方が良いと思います。ですから、移住後もいろんな身体症状がすべてないというケースの方が少ないと思います。

 この方と、先ほど電話で話をして、違うことで、印象に残るお話が二つありました。

「木下さん、関東の友人を、こちらの避難先に招いたんですが、この友人が新幹線である年輩の方と隣り合わせたそうなんです。」

「その方が、自分の身のまわりで次々と人が亡くなっていて、幾らなんでも、考えられないんだということを仰っていたそうです。」

こうした事象が、どのくらいの頻度で自分が認知できるところでおきているのか、そのあたりを確認することが、まず大切と思います。但し、3年近くが経過していると、いろんな意味で分かるように事象は起きているケースがありますから。

「東京を見ていると怖くなりますね。年末年始に行った時も、話をしていて、何か違和感を感じるんです。具体的にうまく伝えることが難しいですが、違和感があります。」

「それで、あっと思ったのが、この前の大雪で、中央線が線路で立ち往生した時に、いきなりドアをこじ開けて、降りた人がいたというニュースを知ったときです。こんなこと、前の東京にはなかった気がします。これにも、ものすごく違和感を覚えました。東京に行ったときの人の違和感と似ています。何かが変わっている気がするんです。」

 この違和感は僕も感じています。東京に数日いて、前とは違う感覚が、人との接触であります。すこし閾値を超え始めている感覚です。まだうまく言語化できないのですが、こうしたことは、時間をかけてひも解いてみたいと思いますし、そうした意識に関する話は、メールマガジンでも多く伝えたいと思います。


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 【3/1(土)ウクライナ報告会 IN 大分】  

 

 

 

開場・受付 14時30分~ 開演 15時~17時30分 

場所  コンパルホール4F 400会議室 (大分市府内町1ー5ー38)定員 100名(禁煙)

交通アクセス・駐車場 http://www.compalhall.jp/access.html

参加予約⇒ oita0301@gmail.com 「大分ウクライナ報告会」

         または 070-6593-9516 ( 後藤 )

参加費 1000円

託児 (2歳以上)(定員25名)
※2歳未満のお子様は保護者1名につき1人まで膝上可

①(代表者)氏名 ②連絡先(電話番号) ③参加人数 ④託児申込(名・年齢・性別・人数) をお知らせください。折り返し、申し込み方法の詳細をご連絡いたします。

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【3/15(土)ウクライナ報告会 IN  大阪】

開場 13時 開演 13時30分~16時
場所 淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)
定員120名 禁煙

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/146178/

大阪駅より守口車庫行きのバスで15分、毛馬橋で下車徒歩3分

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 ウクライナ報告会は4月上旬には沖縄、さらに岡山、徳島などでも開催を予定されています。

 

いろんなことで、僕に問合せされたい方や健康被害などの報告をされたい方は、nagaikenji20070927@yahoo.co.jpにメールをください。

 

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